応援上映&ティーチイン現在”大ひっと”上映中のシリーズ第3弾『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』の「すみっコたちほめ放題応援上映&“すみ”まで語ろうティーチイン付き上映会」が12月3日、都内映画館で実施され、作田ハズム監督と脚本を担当した角田貴志(ヨーロッパ企画)が参加した。 日付:12月3日 |
|
作田ハズム監督、角田貴志登壇映画公開から早1か月。多くのファンに支えられて大ヒットを記録中で、応援上映となるこの日のチケットも6分で完売した。 そして2人はくま工場長としろくまのぬいぐるみを抱きかかえながら「すみっコたちほめ放題応援上映」を観客たちと鑑賞。 その後に行われた「“すみ”まで語ろうティーチイン」では、観客から寄せられた質問に答えるコーナーを実施。 また、しろくまのツギハギぬいぐるみに付いていたボタンの行方について作田監督は「あのボタンは見つからないことに意味のある舞台装置だけれど、おもちゃ工場の中にあるのでは?」と考察。角田が「もしかしたら再利用されて、他の誰かが使用している可能性も」と妄想すると、作田監督も「ボタンというすみっコキャラになるかも!?忘れられた、という意味ではすみっコになったと思いますから」と夢のある期待をしていた。 くま工場長のその後について角田は「脚本執筆時はおもちゃ工場の気持ちが乗り移ったものだと考えていたけれど、映画でキャラクターとして生き生きしているのを見ると、 さらに工場がラストに観客に向かって微笑む演出について作田監督は「ひらめきとしか言えない」と笑いつつ「最後に工場の笑顔が出ることによって、観客の皆さんが“ここが工場のその後の映画館なのかもしれない”と思ってくれたらいい」と狙いを明かし、「その場面で皆さんが“ありがとう!”と声をかけてくれて、(意図が伝わったことに対し)ついつい僕も“こちらこそ!”と言いそうになりました」と観客からの歓声に感激していた。 すみっコたちの「凄い!」と思うところは「何をやっても可愛いところ。黙々と手を動かしているだけでも可愛い」(作田監督)、「一人だとネガティブだけれど、それをほかのコたちが褒めたりしてそれぞれがお互いを認めあってすみっコの世界が成り立っているところが凄い」(角田)。 泣く泣く削ったシーンについて聞かれると「とんかつが大量発生したシーンのあとで、本当に本物?とぺんぎん?がすみっコたちに聞いて回っていて、『本物?』と聞かれたとかげが(本当は恐竜だと内緒にしているから)微妙な表情をする、というシーンを削りました」と作田監督が明かすと、会場からは爆笑が。 “推しすみっコ”の話題になると、角田は「難しいですが、脚本を書く上では、ざっそう。率先して行動してくれるから」。 そして本作のテーマについて角田は「元の役割がなくなった次はどうなるのか?そんなコを包み込むような話にできないかと思った」と明かし、 最後に作田監督は「公開前はこの作品を受け入れてもらえるのか心配でしたが、皆さんの懐の広さで受け止めていただき感動しています」と感謝。 |
|
追加開催決定『みんなすごい!すみっコたちほめ放題応援上映会』が全国で追加開催決定! エンドロールでは主題歌「すみっコディスコ」を歌って盛り上がりましょう! 料金:通常料金
|
|
『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』公式サイト: 公式X: 公式Instagram: 物語・・・ |
ナレーション:本上まなみ
主題歌:Perfume「すみっコディスコ」(Polydor Records)
原作:サンエックス
監督:作田ハズム
脚本:角田貴志(ヨーロッパ企画)
美術監督:日野香諸里
アニメーション制作:ファンワークス
配給:アスミック・エース