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『円都LIVE』

監督・岩井俊二×音楽・小林武史で奏でる音楽映画『キリエのうた』が全国公開中です。

主演に抜擢されたのは2023年6月に惜しまれながらも解散した、楽器を持たないパンクバンド「BiSH」のメンバーで、現在はソロとして活動中のアイナ・ジ・エンド。映画初主演を飾るアイナは、主題歌を歌唱するほか、劇中歌として6曲を制作し、劇中ではさまざまな歌を歌い圧巻のパフォーマンスを披露している。ほか、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずといった豪華俳優陣がメインキャストとして出演することでも注目を集める本作で描かれるのは、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ13年に及ぶ壮大な愛の物語。降りかかる苦難に翻弄される男女4人の人生が、切なくもドラマティックに交錯していく。

この度、10月21日(土)に開催された『円都LIVE』にアイナ・ジ・エンドが映画の主人公Kyrieとして出演いたしました。
『円都LIVE』
円都LIVE (読み:エントライブ)
日時:10月21日(土)
会場:KURKKU FIELDS
出演:YEN TOWN BAND (Vo.Chara、Cho.カマタミズキ)、Lily Chou-Chou(Vo.Salyu)
Kyrie(Vo.アイナ・ジ・エンド)

小林武史(Keyboards) / 名越由貴夫(Guitar) / キタダ マキ(Bass) / 椎野恭一(Drums) / 四家卯大(Cello)

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千葉県誕生150周年記念事業

内房総アートフェス

10月21日(土)に「千葉県誕生150周年記念事業 百年後芸術祭~環境と欲望~内房総アートフェス」(略称:「百年後芸術祭‐内房総アートフェス‐」)が、KURKKU FIELDS(木更津)で『円都LIVE』を開催。岩井俊二監督と音楽プロデューサー小林武史による音楽映画3作で生まれた楽曲が演奏される一夜限りの特別なライブに、『スワロウテイル』よりYEN TOWN BAND (Vo. Chara)、『リリイ・シュシュのすべて』よりLily Chou-Chou (Vo. Salyu)、『キリエのうた』よりKyrie (Vo. アイナ・ジ・エンド)が出演いたしました。ステージに⾳楽・映像・ダンス・光・テクノロジー(ドローン)を融合させたライブアートパフォーマンス「en Live Art Performance」も融合し、これまでにない新たなライブとなりました。『円都LIVE』

 
 
 

『キリエのうた』

Kyrie
日が暮れ薄暗いステージのなか、『円都LIVE』のオープニングを飾るのはKyrie (Vo. アイナ・ジ・エンド)。
『キリエのうた』にて主人公の路上ミュージシャン・キリエを演じるアイナ・ジ・エンドが、実際にKyrie名義でメジャーデビュー、テレビ番組出演をするなどの活動をするなかで、遂にライブステージに登場し、発売中のアルバム『DEBUT』より「キリエ〜序曲」を歌い上げました。続いて劇中歌「ひとりが好き」「名前のない街」「ずるいよな」などを歌唱、「幻影」ではエモーショナルなダンスを披露し、観客を魅了しました。『円都LIVE』
『円都LIVE』
 
 
 

『リリイ・シュシュのすべて』

Lily Chou-Chou
続いてすっかり暗くなったステージに登場するのは『リリイ・シュシュのすべて』よりLily Chou-Chou (Vo. Salyu)。Salyuが劇中で演じたカリスマボーカリスト・Lily Chou-Chouとしてステージに蘇り、まず歌うのは「飽和」。続いて「エロティック」「飛べない翼」や「エーテル」などを披露。ラストに「グライド」を歌い上げ、透き通る伸びやかな歌声がKURKKU FIELDSに響き渡りました。『円都LIVE』『円都LIVE』
 
 
 

『スワロウテイル』

YEN TOWN BAND
『スワロウテイル』よりYEN TOWN BAND (Vo. Chara)が登場。公開から27年たった今でも色褪せることなく日本を代表する音楽映画として語り継がれる『スワロウテイル』。Charaが演じた主人公の歌姫グリコとしてステージに登場すると湧き上がる歓声のなか「Sunday ParK」が歌われました。『円都LIVE』
『円都LIVE』
続けて「YEN TOWN BANDでーす!岩井俊二いる〜!?」と会場にいる岩井俊二監督に言葉を投げかけ、「Mama’s alright」「上海ベイべ」などを披露。最後に「She don’t care」が終わるとアウトロのなか、Kyrieがステージに登場し、音楽に合わせてダンスを披露。

再びステージに登場したKyrieはそのまま「ヒカリに」を歌唱。「宙彩(ソライロ)になって」ではサビでアイナと観客が一緒になって手を振り、ステージと会場が一体化。
ラストには映画主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を歌唱。Kyrieが手を振り上げると、真っ暗な夜空に無数のドローンが光り輝き、満点の星空の演出のもと、歌い続けました。

『円都LIVE』のラストを飾るのはYEN TOWN BAND。
岩井俊二×小林武史による音楽映画の歴史の始まりを告げる大ヒット曲「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」のメロディとともに歓声が沸きあがるなか歌われ、ドローンの星空と光り輝くステージのなか、会場は感動の渦に。木更津のKURKKU FIELDSの広大な土地に今も色褪せない名曲が響き渡り、まだ会場が熱気に包まれるなか、本イベントが終了となりました。
LIVE雑感
『キリエのうた』の公開を機に実現した岩井俊二×小林武史が贈る音楽映画の歌姫たちが一堂に会したスペシャルライブ。YENTOWN BAND (Vo. Chara)、Lily Chou-Chou (Vo. Salyu)、Kyrie(Vo. アイナ・ジ・エンド)がそれぞれの作品を代表する劇中曲を多数披露し、不朽の名作が現代に蘇るとともに、新たな音楽映画へバトンを繋ぐ奇跡の一夜となりました。

Photo by 岩澤高雄

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イベント後コメント

『円都LIVE』

・YENTOWN BAND (Chara)

以前KURKKU FIELDSでライブをしたときはコロナでライブの規制があって、お客さんは声が出せなかったんですけど、
今回は「アイナ可愛いー!」とか歓声が聞こえてきたり、それぞれのステージの演出がとてもよかったです。とても楽しいライブでした。

・Lily Chou-Chou(Salyu)

高校時代に『スワロウテイル』を見て、ヴォーカリストと映画の独創的な世界観に魅了されました。今日そのチームの最新作『キリエのうた』のKyrieちゃんを見て、その当時を思い出して、『スワロウテイル』の時にグリコに恋した気持ちを確認して、そして『キリエのうた』のKyrieちゃんのパフォーマンスを見て、また当時(映画とグリコに恋していた)の恋心を思い出しました。その時間軸(『スワロウテイル』『リリイシュシュのすべて』『キリエのうた』の3作品)のなかに私もいさせていただけるのが、非常に光栄に思いました。

・Kyrie(アイナ・ジ・エンド)

「死ぬ前の夢みたい」というか、あまり実感がないというか・・・正直ありがたいとしか言いようがないです。
Charaさんの後のステージに出るの時、足がガクガクで「あー、帰りたい」っていう気持ちになりました。でも、生で大先輩の歌ってる姿を見れたことと、リハーサルで小林武史さんが音に命を宿すことを教えてくれたこと、岩井さんがリハーサルに来て、「おお」とか言ってくれて、やっぱりお父さんみたいだなと思ったこと、全ての人に愛を教えてもらってきて、本当にありがたいです

・小林武史

それぞれの作品の時間軸がすごく離れているんですけど、一つに繋がったというか、奇跡的な夜でした。素晴らしくて、最高でした。

・岩井俊二

こんな時がやってくるというのが、感無量です。こんなご褒美がもらえる日が来るなんて、本当に地道に頑張ってきてよかったです。

Photo by 岩澤高雄

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『キリエのうた』

2023年 10月13日(金)全国公開

公式HP:
https://kyrie-movie.com/

キリエのうた

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出演者:アイナ・ジ・エンド 松村北斗 黒木華 / 広瀬すず
村上虹郎 松浦祐也 笠原秀幸 粗品(霜降り明星) 矢山花 七尾旅人 ロバート キャンベル 大塚愛 安藤裕子 鈴木慶一 水越けいこ
江口洋介 吉瀬美智子 樋口真嗣 奥菜恵 浅田美代子 石井竜也 豊原功補 松本まりか 北村有起哉
原作・脚本・監督 岩井俊二 『キリエのうた』(文春文庫刊) 
音楽 小林武史
主題歌 「キリエ・憐れみの讃歌」Kyrie (avex trax)
企画・プロデュース 紀伊宗之(『孤狼の血』シリーズ『シン・仮面ライダー』『リボルバー・リリー』 他)
製作プロダクション:ロックウェルアイズ
配給:東映 
Ⓒ2023 Kyrie Film Band
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