宮部みゆきx成島出監督 『ソロモンの偽証』。 本作の完成披露試写会が実施され主演・藤野涼子、佐々木蔵之介、夏川結衣、尾野真千子ら豪華俳優陣・総勢16名が華々しく登壇しました! 日時:2月23日(月) |
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「校内裁判、開廷!」の声で幕が上がり盛大な拍手の中16人が横一列で現れました。 先ずは生徒から挨拶。 藤野さん:こんなに沢山の傍聴人の方がいらっしゃると思っていなかったのでとてもうれしく思っています。皆さんに映画を楽しんでいただけると嬉しいともっています。 板垣さん:皆さんこんばんは!この映画にかかわれて本当に幸せだと思っています。仲のいい子供キャストと。凄い大人のキャストさんと最高のスタッフさんとお仕事が出来たことは幸せです。 石井さん:今回の前篇では、愛情表現などを見ていただけたらと思います。 清水さん:このような素晴らしい会場で完成披露が出来て幸せに思っています。 富田さん:私自身この役に出会い、生きていく上での考え方や人を思う気持ちとか凄くいい方向で成長できたと思っています。 前田さん:こんない沢山の方に来ていただきありがとうございます。一昨年の11月ぐらいからオーディションが始まったんですけど、ようやくたくさんの方に観ていただけることが出来て幸せです。 望月さん:やっと皆さんに観ていただくことが出来て、僕自身ワクワクしています。 |
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大人キャストの皆さん 佐々木さん:ここから大人が話すんですけど。子供たちの立派なご挨拶。。 現場でも彼らはまっすぐで直向きできれいな心で芝居をしていました。なので僕たちも全身全霊を込めて演じました。 夏川さん:この映画では子供たちが本当に成長して、頑張って歯を食いしばって作品作りをしていただきました。その中に自分も参加出来て、いろんな刺激を受けました。 黒木さん:久しぶりに会った生徒の皆さんが成長していて、映画の中で先生をしていたことが凄く遠い昔に思えました。子やって5千人の皆様に観ていただけるのは楽しみです。 田畑さん:中学生の純粋な役者さんに出会い、自分が仕事を始めた当初の事を思い出しました。素敵な映画に出させていただいていろいろな人たちに出会えました。 塚地さん:ここーこーこーこー。5千人いますのでやらせていただきました。この映画は子供のまっすぐな子供たちの才能と、それをオーディションで見抜いて丁寧に演出した監督の才能と・・その2つの才能を理解できている僕の才能が合わさった素晴らしい映画です。 松重さん:監督と中学生のみんなが凄い映画を作った。そこに立ち会えたことは幸せでした。試写の時自分の演技が皆の足を引っ張っていないかドキドキしてしまいました。 小日向さん:監督の誠実さ粘り強さ。人に対する優しさ。それがこの映画に色濃く反映されていると思います。この作品に参加でき監督と出会えたこと誇りに思っています。 尾野さん:23年後なので、ほとんど出ていませんが、この作品に参加させていただけたことを嬉しく思っています。 成島監督:ほんとうにみんなで。最高のチームで仕事が出来たと思います。原作との出会いから今日こうやってお披露目が出来る日が出来て感激です。 |
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MC:本作の偽証にちなみまして、今までついた中で一番大きな嘘を教えてください。
藤野さん:一番大きな嘘は・・母が食器を集めるのが好きなんですけれど。私が洗っていて・・大切なコップを壊してしまったんです。でも、お母さん怖いので。思いついたのがお父さんが壊したことに・・・お母さんにそう言ってしまいました。今はじめて告白したので・・ MC:今日大丈夫ですか? 藤野さん:帰ってから謝ります。 MC:藤野さんのお母さん役の夏川さんは? 夏川さん:数えたらきりがないですね・・・ただ、涼子ほどの衝撃的なものはないので他の方で! MC:それでは、大人になった藤野さん・・尾野さんは? 尾野さん:えーっつ来ると思ってなかった!売れてない頃実家に帰って「3日ぐらいで帰るわ!」っていったら、お母さんが「仕事は言ってんのか!?」っていうので「入ってる!」って嘘をつきました! |
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MC:撮影中この人、有罪だなと思ったことを。 板垣さん:清水君ですね。殴られるシーンで終わった後に。優しくしてくれるんです。ズルいです。これは罪です。でも、真逆の性格の役をやれるのは凄いなと。 清水さん:何上げればいいの? 板垣さん:チロルチョコを! 前田君:また、清水君で。景気づけに一発ギャグをやれと。しかも毎日。どんなに頑張ってもみんなで無視するっていう。なので、毎日僕だけ落ち込まされる。。。有罪です。 佐々木さん: CMとかで見るとクリスマスの次の日で雪が降っている設定。でも、撮影は去年の夏です。藤野家は冷房は音が鳴るからつけれないし、冬だから締め切る。そして、こたつ付けてちゃんちゃんこ着て。雪は綿とCG。あーっつ寒い!って撮ってました。 塚地さん:うちの娘役富田さん。監督の演出でもあるんでしょうが・・悲しいシーンの前に手紙を書いてきて読んでそのままはけてから、撮影が始まる。そりゃー泣けるでしょ。罪でしょ。変な男につかまらないでちゃんと育ってほしいです。 MC:最後にメッセージを 藤野さん:皆さん傍聴人。映画を観ていく中で真実とは何か、真実と嘘とはどういうことなのか深く考えてみてください。今日はありがとうございました! |
『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』
公式HP:www.solomon-movie.jp
【ストーリー】
クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した十四歳。
その死は校舎に眠っていた悪意を揺り醒ました。
目撃者を名乗る匿名の告発状、新たな殺人計画、マスコミの過剰報道、そして犠牲者がひとり、また一人。何が嘘で、何が本当なのか?保身しか考えない教師たちに見切りをつけ、ひとりの女子生徒が立ち上がった。
もう大人たちに任せておけない…。
隠された真実を暴くため、学校内裁判が開廷される――。
原作:宮部みゆき(新潮社刊)/監督:成島出
出演:藤野涼子 板垣瑞生 石井杏奈 清水尋也 富田望生 前田航基 望月歩
西村成忠 西畑澪花 若林時英 加藤幹夫 石川新太
佐々木蔵之介 夏川結衣 永作博美 小日向文世 黒木華 尾野真千子
(C)2015「ソロモンの偽証」製作委員会
配給:松竹