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青山スクエアトークイベントこの度、第1回「暮らしの小説大賞」を受賞した「ジャパン・ディグニティ」(髙森美由紀著)が、主演 堀田真由、鶴岡慧子監督で映画化した「バカ塗りの娘」が、8月25日(金)より青森県で先行公開・絶賛公開中、9月1日(金)より全国公開となります。 |
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千葉由希子、盛夏子登壇自身が香川県高松市出身でもあることから、香川漆芸と海外のハイブランドを結びつけ、数々のコラボ商品の企画を実現させてきた千葉は、伝統工芸・津軽塗をテーマにした本作を観て「漆塗りのシーンがとても綺麗。漆器がどのように出来ていくのか、普段見られる機会は、なかなかないと思いますが、この映画をご覧になると、ああこんな風に(できていくんだ)…と思えるシーンが出てきます。」とコメント。さらには「(鑑賞して)とても温かい気持ちになりました。人が生きるということがどういうことか、それぞれが自分の物語を生きている、どんな人生であっても価値があるという想いにもさせていただきました。」と語った。そして、印象的なシーンを二つあげる。 そして、千葉の伝統工芸へ関わり・取り組みについて語られる場面も。自身の出身地である香川県の香川漆芸を拡げるために思い付いた海外ブランドとのコラボレーション。 本作でも、伝統工芸の漆塗りを新しいもの=ピアノに漆塗りを施す…という主人公の挑戦が描かれているが、イベントの最後に、観客から映画の予告編にも映し出されていたピアノのシーンついて質問があると、盛プロデューサーから「実際にピアノをばらして職人さんに塗っていただき組み立てています。 日本の伝統工芸に深く関わり、職人たちに多く出会ってきた盛と千葉が声を揃えて伝えたいという漆器に込められた想いとその工芸品の魅力。「塗っては研いで、塗っては研いで、の工程は、本当に人生のよう。だからその漆器が愛おしいものになる。映画の中でその漆器を使っているところを見るだけで、とても魅力的に感じる。少しいいものを自分に取り入れると気持ちを豊かにする」(千葉)、「職人さんの技術と手間…どうしても伝統工芸品は少し金額が高いと思われるかもしれないが、その製品にはそれだけの価値と意味があるということを皆さんにお伝え出来たら」(盛)。職人の技の工程はもちろんのこと、本物の漆塗りの魅力が随所に散りばめられた本作の世界を語り合う、アットホームで気持ちが豊かになるようなトークショーとなった。 |
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登壇者Profile
千葉由希子(『家庭画報』編集長) 盛夏子(映画『バカ塗りの娘』企画プロデュース) |
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『バカ塗りの娘』9月1日(金)全国公開/8月25日(金)青森県絶賛公開中 公式サイト: 公式X(Twitter): 公式Instagram: 海外では「japan」と呼ばれることもある“漆”。 漆は時代を問わず、工芸品、仏像、社寺建築、芸術品など日本の歴史と文化を象徴するものに使用され、世界中の人々を魅了する。耐久性があり、たとえ壊れてしまっても修理してまた使うことができる漆器は、昔から日本人にとって大切な日用品として私たちの暮らしに寄り添ってきた。本作はその中でも、青森の伝統工芸・津軽塗をテーマに描かれる物語。そして津軽塗職人を目指す娘・美也子と寡黙な父・清史郎が、漆や家族と真摯に向き合う姿を、四季折々の風景や、土地に根付く食材と料理、そこに生きる人々の魅力を織り交ぜ描く。主人公・美也子役に堀田真由。将来への不安やほのかな恋心に揺れる等身大の女性をたおやかに演じる。津軽塗職人の父・清史郎には、日本映画界には欠かせない俳優、小林薫。二人は実際に地元の職人から津軽塗の技法を教わり撮影に挑んだ。監督は、初長編作『くじらのまち』でベルリン国際映画祭、釜山国際映画祭などで高い評価を得たのち、西加奈子の小説『まく子』の映画化も手掛けた鶴岡慧子。 物語・・・「私、漆続ける」その挑戦が家族と向き合うことを教えてくれた―― |
堀田真由/坂東龍汰 宮田俊哉 片岡礼子 酒向 芳 松金よね子 篠井英介 鈴木正幸
ジョナゴールド 王林/木野 花 坂本長利/小林 薫
監督:鶴岡慧子 脚本:鶴岡慧子 小嶋健作
原作:髙森美由紀「ジャパン・ディグニティ」(産業編集センター刊)
企画プロデュース:盛 夏子 プロデューサー:遠藤日登思 松岡達矢 福嶋更一郎
ラインプロデューサー:大川哲史
撮影:髙橋 航 照明:秋山恵二郎 録音:髙田伸也 音響効果:齋藤昌利 美術:春日日向子
装飾:松尾文子 衣裳:藪野麻矢 ヘアメイク:光岡真理奈
編集:普嶋信一 音楽:中野弘基 スクリプター:押田智子 スチール:蒔苗 仁 助監督:栗本慎介
製作:「バカ塗りの娘」製作委員会 制作プロダクション:アミューズ映像企画製作部 ザフール
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
(C)2023「バカ塗りの娘」製作委員会
2023年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/118分