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『ほかげ』ヴェネチア国際映画祭へこの度、11月25日(土)よりユーロスペースほか全国にて公開する塚本晋也監督の最新作『ほかげ』が、第80回が決定しました。 併せて、戦争孤児を塚尾桜雅、復員した若い兵士役に河野宏紀が演じるほか、利重剛、大森立嗣の出演も新たに解禁されました。 第80回ヴェネチア国際映画祭は、審査員長に『ラ・ラ・ランド』や『バビロン』のデイミアン・チャゼル監督、昨年度の同映画祭で銀獅子賞と新人監督賞を受賞した『サントメール ある被告』のアリス・ディオップ監督、マーティン・スコセッシが製作総指揮を務めた『チャンブラにて』のジョナス・カルピニャーノ監督を迎え、現地時間8月30日(水)~9月9日(土)に開催される。 本作は、新鮮で革新的な作品で構成されるオリゾンティ・コンペティション部門に正式出品されることが決定。塚本監督作品がヴェネチア国際映画祭に選出されるのは、『斬、』以来5年ぶり。尚、塚本監督と森山、塚尾は公式上映に参加予定です。 |
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コメント到着■塚本晋也監督コメントこうしてまた、最古の映画祭に呼んでいただけること、たいへん光栄に思います。 ■趣里/居酒屋の女役コメント『ほかげ』がヴェネチアに招待されたというニュース、本当に嬉しく思います。戦後の日本を舞台にしたこの作品がヴェネチアの皆様の目にどう映るのでしょうか。今からとても楽しみです。 ■森山未來/片腕の動かない謎の男役コメント「ほかげ」が評価され、個人的には初めてのヴェネチア映画祭への参加がこの作品であることを心から嬉しく思います。 ■塚尾桜雅/戦争孤児役コメント今回、塚本監督の映画に参加できて本当に嬉しかったです。趣里さんや未來さん、また凄い俳優さん達とご一緒できてたくさん勉強させて頂きました。ヴェネチア国際映画祭に参加させて頂くことも嬉しく思います。緊張もしますが楽しみにしています。 ■河野宏紀/復員した若い兵士役コメントこの映画の本当の意味での悲しみと痛みと塚本監督の優しさが、世界に届きますように。本当におめでとうございます。 |
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『ほかげ』11月25(土)よりユーロスペースほか全国順次公開 公式サイト: 公式Twitter: #ほかげ 『鉄男』(89)でのセンセーショナルな劇場デビュー以後、世界中に熱狂的ファンを持ち、多くのクリエイターに影響を与えてきた塚本晋也。 主演は、2023年後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロインに抜擢され、今最も活躍が期待されている俳優、趣里。孤独と喪失を纏いながらも、期せずして出会った戦争孤児との関係にほのかな光を見出す様を繊細かつ大胆に演じ、戦争に翻弄されたひとりの女を見事に表現した。片腕が動かない謎の男を演じるのは、映像、舞台、ダンスとジャンルにとらわれない表現者である森山未來。飄々としながらも奥底に蠢く怒りや悲しみを、唯一無二の存在感で示している。 今回追加キャストとして解禁されたのは、主演の趣里が演じる、戦争で家族をなくし、焼け残った居酒屋で体を売って生きている女と交流を深めていく戦争孤児を『ラーゲリより愛を込めて』や大河ドラマ「青天を衝け」に出演している子役・塚尾桜雅。一度見たら忘れられないその瞳で物語をより深く豊かに彩り、未来への希望を体現した。復員した若い兵士役に、PFFグランプリ受賞作品『J005311』の監督でもある河野宏紀。そして、映画監督、俳優としても活躍する利重剛、大森立嗣が脇を固める。 |
出演:趣里/塚尾桜雅 河野宏紀/利重剛 大森立嗣/森山未來
監督/脚本/撮影/編集:塚本晋也
助監督:林啓史 音楽:石川忠 音響演出:北田雅也
製作:海獣シアター 配給:新日本映画社
2023年/日本/95分/ビスタ/5.1ch/カラー
©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER