主演:堀田真由x監督:鶴岡慧子9月1日(金)より全国公開、8月25日(金)より青森県先行公開となります、主演:堀田真由x監督:鶴岡慧子『バカ塗りの娘』。 本編映像&30秒予告この度、津軽塗がなぜ“バカ塗り”と呼ばれているのか、その理由を解説する本編映像と新たなシーンが追加された30秒予告が解禁! タイトルにもある“バカ塗り”は、津軽塗のことを指す言葉で、完成までに四十八工程あり、バカに塗って、バカに手間暇かけて、バカに丈夫と言われるほど、“塗っては研ぐ”を繰り返す。映像では、津軽塗の代表的な塗り方のひとつ「七々子塗」や「唐塗」で仕上げられた漆器も鮮やかに映し出されているが、劇中でも、それらの作品が職人の手でいかにして創り上げられているのか、津軽塗の完成までの工程を1カット1カット、塗りの映像や音と共にじっくりと見て感じることができる。鶴岡監督は、本作の脚本を執筆する過程で津軽塗の本を熟読し、その上で津軽塗職人に脚本を読んでもらったことを明かし「職人さんに読んでもらうと、『これはよそいきのもので、職人の感覚や経験で培ってきているものとちょっと違う』と言われました。津軽塗の本には、乾かすのには何時間とか、それぞれの工程が表になって説明されているのですが、漆塗りは天気や気温、湿度にすごく左右されるので、絶対にその表通りにはいかないんです。自分の経験と感覚を頼りに、実際に漆の状態を見て、次の工程に進めるか、もう少し漆風呂に入れておいた方がいいかなどを職人さんは見極めているそうです」と津軽塗の描写に関して、職人と密に擦り合わせて修正し、2年半という歳月をかけて脚本を完成させたと話す。美也子を演じた堀田は「台本を読むまで、“バカ塗り”という言葉は知らなかったのですが、とてもインパクトのある言葉だなと思いました」と最初の印象を話し、その上で「ひとつのものを作るのにこれだけ時間をかけて作るのは、すごくエネルギーがいることですし、毎日いろんな変化がある中で同じことを続けることはすごく忍耐がいることだと思います。それをやり遂げる職人さんはすごくかっこいいと思いました」と津軽塗、そして職人の仕事についてコメントする。そんな津軽塗のシーンそのものからも、美也子や清史郎の生き様を感じることができる。 また、今回合わせて解禁された30秒予告では、今までの予告映像にはなかった、美也子と兄のユウ(坂東龍汰)、美也子が想いを寄せる花屋の青年・尚人(宮田俊哉)の3人がピアノを弾きながら楽しそうに笑顔をみせるシーンが新たに追加された。津軽塗に挑戦することを悩んでいた美也子や、家業を継がないと決めたユウ、そして尚人が笑い合う様子は、津軽塗を通して描かれる家族の関係と変化に新たな期待が高まる予告となっている。劇場で五感を研ぎ澄まし“バカ塗り”の魅力を是非堪能して欲しい。 |
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『バカ塗りの娘』8月25日(金)青森県先行公開
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堀田真由/坂東龍汰 宮田俊哉 片岡礼子 酒向 芳 松金よね子 篠井英介 鈴木正幸
ジョナゴールド 王林/木野 花 坂本長利/小林 薫
監督:鶴岡慧子 脚本:鶴岡慧子 小嶋健作
原作:髙森美由紀「ジャパン・ディグニティ」(産業編集センター刊)
企画プロデュース:盛 夏子 プロデューサー:遠藤日登思 松岡達矢 福嶋更一郎
ラインプロデューサー:大川哲史
撮影:髙橋 航 照明:秋山恵二郎 録音:髙田伸也 音響効果:齋藤昌利 美術:春日日向子
装飾:松尾文子 衣裳:藪野麻矢 ヘアメイク:光岡真理奈
編集:普嶋信一 音楽:中野弘基 スクリプター:押田智子 スチール:蒔苗 仁 助監督:栗本慎介
製作:「バカ塗りの娘」製作委員会 制作プロダクション:アミューズ映像企画製作部 ザフール
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
(C)2023「バカ塗りの娘」製作委員会
2023年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/118分