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本編映像を振り付け動画とともに解禁

主演筒井真理子と共演に光石研、磯村勇斗、柄本明、キムラ緑子、木野花、安藤玉恵、江口のりこ、平岩紙、ムロツヨシを迎え、日本を代表する映画作家・荻上直子監督がメガホンをとった映画『波紋』。

この度、先日の初日舞台挨拶で荻上監督が笑わない印象の江口のりこが爆笑したという新興宗教“緑命会”の舞いを捉えた本編映像を振り付け動画とともに解禁。
波紋
この度解禁された動画は、依子が夫・修の未承認ガン治療薬にお金を出す見返りに、自身が信仰する新興宗教“緑命会”の勉強会に参加させたシーン。キムラ緑子演じるリーダーを筆頭に、心穏やかに祈りをささげると、10数人の信者たちが一様に珍妙な振り付けで歌い踊り出す。異様な風景に戸惑いながらもおどおどと踊る修。波紋
波紋
この“緑命会の舞”は、単純ながら動きの組み合わせが珍妙で、信者たちが真面目に舞い踊る姿は、どこかおかしみがある。本編鑑賞後もなぜか頭に残ってしまうと評判のシーンだ。そして初日舞台挨拶では荻上監督が普段笑わない江口のりこが爆笑していたという裏話も明かしていた。

この踊りの振り付けを担当したのは、荻上直子監督の映画『めがね』の「メルシー体操」の振付も担当した伊藤千枝。そして音楽を担当したのは、ロサンゼルスでの学生時代を荻上監督と共に過ごし、学生フィルムから関わり、以来、『バーバー吉野』、『恋は五七五』、『トイレット』などの音楽を担当する井出博子。作品のテイストは今までの荻上作品とは一線を画すものではあるが、荻上監督自身がこれまで描き出してきた人間のおかしみや深い観察眼からくるユーモアは形を変えながら本作にも生きている。ぜひこの“教育動画”を参考に、どハマりしない程度に依子とともに舞ってみてほしい!

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『波紋』

HP:
hamon-movie.com 

Twitter:
@hamon_film

荻上直子監督のオリジナル最新作にして、監督自身が歴代最高の脚本と自負する絶望エンタテインメントの誕生だ。
監督は、須藤家を通して、現代社会の闇や不安と女性の苦悩を淡々と、ソリッドに描き出す。放射能、介護、新興宗教、障害者差別といった、誰もがどこかで見聞きしたことのある現代社会の問題に次々と翻弄される須藤家は、正に社会の縮図だ。しかし、これを単なる絶望で終わらせないのが荻上監督の新境地とも言える。
依子から広がる波紋は、きっと全ての女性、現代社会に生きる全ての人に届くことだろう。依子は、あなただ。
波紋

須藤依子(筒井真理子)は、今朝も庭の手入れを欠かさない。“緑命会”という新興宗教を信仰し、日々祈りと勉強会に勤しみながら、ひとり穏やかに暮らしていた。ある日、長いこと失踪したままだった夫、修(光石研)が突然帰ってくるまでは―。
自分の父の介護を押し付けたまま失踪し、その上がん治療に必要な高額の費用を助けて欲しいとすがってくる夫。障害のある彼女を結婚相手として連れて帰省してきた息子・拓哉(磯村勇斗)。パート先では癇癪持ちの客に大声で怒鳴られる…。
自分ではどうにも出来ない辛苦が降りかかる。依子は湧き起こる黒い感情を、宗教にすがり、必死に理性で押さえつけようとする。
全てを押し殺した依子の感情が爆発する時、映画は絶望からエンターテインメントへと昇華する。

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筒井真理子
光石研
磯村勇斗 / 安藤玉恵 江口のりこ 平岩紙 ムロツヨシ
津田絵理奈 花王おさむ
柄本明 / 木野花 キムラ緑子
監督・脚本 荻上直子
エグゼクティブプロデューサー:富田朋子 堤天心 小山洋平 高津英泰 久田晴喜 寺井禎浩 
プロデューサー:杉田浩光 渡辺誠 企画・プロデューサー:米満一正 
撮影:山本英夫 照明:小野晃 録音:清水雄一郎 美術:安宅紀史 衣装:宮本まさ江 衣裳(現場):村田野恵 
ヘアメイク:須田理恵 音楽:井出博子 編集:普嶋信一 記録:天池芳美 VFX:大萩真司 佐伯真哉 
音響効果:中村佳央 助監督:関谷崇 演技事務:竹村悠 制作担当:柴野淳 ラインプロデューサー:金森保 
宣伝:FINOR
映画「波紋」フィルムパートナーズ(テレビマンユニオン U-NEXT 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ 讀賣テレビ放送 イオンエンターテイメント ジャストプロ)
製作幹事・制作プロダクション:テレビマンユニオン
制作協力:キリシマ1945 配給:ショウゲート
©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
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