完成披露試写会染谷俊之を主演に映画「恋するふたり」以来、4年振りに染谷とタッグを組む「稲葉雄介」の最新作品、映画「パラダイス/半島」が完成し、最速での完成披露試写会&トークイベントが、主演の染谷俊之はじめ、吉田美月喜、立川かしめらが登場して行われました。 |
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染谷俊之ら登壇世の中から距離をおいた半島にある一軒の家を舞台に、俳優(染谷)とその姪(吉田)、そして逃亡犯(立川)による不思議な共同生活を描く。 上映後の舞台挨拶に登壇した染谷は「映画はお客様に観てもらって初めて成り立つものなので、皆さんに観て頂けて嬉しいです」と喜び、吉田も「撮影中は凄くリラックスしていたので、今は変に緊張しています」と初お披露目にドキドキ。立川も「お客さんが見ていると思うと緊張しますね」と初々しい感想を述べた。 自宅や畑で撮影したことから、稲葉監督は「自宅や畑がスクリーンに映されて、それを皆さんが観ている状況というのは…非現実的ですね」と不思議な感覚に陥り、染谷は監督宅での撮影に「撮影で家に入るときは『おはようございます』の挨拶ではなく『お邪魔します』で入りました」と笑わせた。 キャスト3名は本作が初顔合わせ。初対面時の印象を聞かれた吉田は「染谷さんはお美しい方で、かしめさんは緊張されていたのか怖かった」と回想し、立川は「染様は美しすぎて、なんという目鼻立ちかと思った。カッコいいだけではなく可愛いところも自覚されているので安心しました。美月喜ちゃんは目力が強くて生で見ると一層凄い。ついつい見入ってしまいました」と惚れ惚れ。また染谷が「宿泊先のホテルでの僕はシャークと書いてあるパジャマを着ていて、美月喜ちゃんはジュラシックパークだった」と明かすと、立川は「其の姿を見て、なんなんだこの2人は!?と思いました」と大笑いだった。 3人の和気あいあいな雰囲気について稲葉監督は「撮影中もこのようにワイワイするのが予想できたので、この3人の関係性を起点に作品を作ろうと思った。すべて想定通りです」と嬉しそう。『恋するふたり』以来稲葉組2度目の参加となる染谷は「前作では3ページ分くらいの量の長セリフをずっと喋る役だったので、今回はどうなるものかと思ったけれど、そんなことはなくてホッとしました」と一安心。また染谷は役作りについて「撮影に入る前にコロナに罹患して、何もできない時期があった。その時の感覚が役作りに活きた。等身大で演じることができたと思う」と怪我の功名があったと話した。 さらに染谷は、畑仕事をする場面に苦労したと明かし「草を刈る機械を監督から渡されたのはいいものの、試し刈りをすることなく本番。監督も使い慣れていないようで、いざやってみると草とかが沢山飛んできて驚いた。本番の前に練習をしたかった」と苦笑い。立川は「こんな美しい顔の人が畑仕事をしている映像って…なんか不思議」と見どころに挙げていた。 その畑では吉田に悲劇が襲い掛かったらしい。「畑の石に滑って階段で転びました」と吉田が照れながら報告すると、立川は「いきなり悲鳴が聞こえた」と証言し、染谷も「まさにドラマのような『キャー!』という悲鳴が。人ってあそこまでしっかりと『キャー!』って叫ぶものなんだと驚いた」とビックリ。赤面して何も言えない吉田を横目に、立川は「半島で悲鳴なんか聞こえたらもはや事件だよ?」と突っ込んで場内爆笑となった。 最後に稲葉監督は「今年の夏くらいから劇場公開が始まるので、今日見ていただきお気に召していただけたら、周りの方々に勧めていただき、改めて劇場公開時にも観に来てもらえたら嬉しいです」と期待。染谷も「劇場公開よりも一足先に皆さんに作品を届けられたことを嬉しく思います。公開時にも沢山の方々に観ていただいて、何かを感じ取ってもらえたら嬉しいです」と詰めかけた観客に呼び掛けていた。 |
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「パラダイス/半島」2023年、公開 Story 何も知らない彼女は、浜でばったり出会った竜と意気投合し、彼を連れ戻してしまう。 |
主演:染谷俊之
出演:吉田美月 喜立川かしめ 松村龍之介 谷川愛梨 西村季里子 藤田朋子
監督:稲葉雄介
プロデューサー:菅谷英一
制作プロダクション:MinyMixCreati部
製作:パラダイス/半島製作委員会
配給:トリプルアップ
Ⓒ2023「パラダイス/半島」製作委員会