グランプリは竹中貞人『16 小節の旅の始まり』カルチュア・エンタテインメント株式会社とカルチュア・コンビニエンスクラブ株式会社が主催する 3月24日(金)東京池袋・harevutaiにて、本年度スペシャルプレゼンターに就任した俳優・菊地凛子が登壇して、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2022」の受賞者発表と授賞式を開催しました。 菊地凛子は、「TCP 2019」に審査員特別賞を受賞した作品である映画『658km、陽子の旅』の主演を務めています。 TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2022授賞式日付:3月24日(金) |
|
プレゼンター菊地凛子菊地は「授賞式プレゼンターとして選んでいただきとても光栄に思います。多くのクリエイターがここから輩出されていくことが感慨深く、またこうやって多くの作品が生まれていくということは 1 人の役者としてもとても嬉しい。」とプレゼンターに選ばれた感想を述べた。 菊地は、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2019」の脚本部門で審査員特別賞を受賞し、2023 年に 脚本部門 審査員特別賞脚本部門 審査員特別賞を受賞した市川悠輔の企画名は『風よふけ、僕らの熱い涙を』。優等生でありながらも、日常に疎外感や劣等感を抱える女子高生が、ある日 13 年前の卒業生が書いたとされる青春小説を見つける。その小説が自分の学校を舞台にしたものだと気づき、現実逃避をするように作者を探し始めるという過去と現代が時空を超えて交差する青春学園物語。審査にあたってパイロット版の動画を製作した市川は、「カット割り、俳優の動かし方、どこにフォーカスを置くか、とてもハイレベルな方だと思った。」という審査委員長からの評価を受け「お褒めいただきとても光栄。せっかくいただいたチャンスなので全力で悔いのないように取り組んでいきたい。」と受賞の感想を語った。 監督部門で 審査員特別賞監督部門で 審査員特別賞に輝いたのはスペイン人のペドロ・コヤンテス。TCP の取り組みの中で初の外国人受賞者となった。企画名は『コンビニ』。27 歳でコンビニ店員をしながら働いている女性が、ある日コンビニを訪れた70 代の男性に出会い、彼の行動を観察するにつれ、彼の目的が「刑務所に入ること」だと気づく。受賞者のペドロ・コヤンテスはスペイン在住のため授賞式への出席は叶わず、コメント映像が流された。「共同脚本家である日本人の妻と 2 人で日本の映画製作に取り組めることに今からとてもワクワクしている。早く日本で皆様にお会いしたいです。」と日本語を交えながら喜びを語った。 グランプリそして見事グランプリを獲得したのは、YouTuber の企画・構成作家をしている竹中貞人の『16 小節の旅の始まり』という女子高生によるラップのフリースタイルバトルの物語。事なかれ主義の女子高生がラップと出会い、現状を変えたいと願う親友とともに、奮闘する成長物語にもなっている。 最後に・・・ |
|
授賞式の中で
『658km、陽子の旅』7月28日(金)ユーロスペース、テアトル新宿他全国順次公開 公式サイト: Twitter: Instagram 監督:熊切和嘉 |
|
TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM(略:TCP)とは
「本当に観たい映画企画」を募集から映画化までバックアップを行う「コンペティション」を中心に、映像クリエイターの「発掘と育成」を目的とするTSUTAYA発のプログラム。2015年から始まったTCPコンペティションから、過去受賞作『嘘を愛する女』(18)『哀愁しんでれら』(21)『この子は邪悪』(22) 等の話題作を輩出し、これまでに10作品が劇場公開されました。 |