 |
Dolby Atmos®完成披露試写会舞台挨拶
窪塚洋介×松田龍平W主演、豊田利晃監督最新作『次元を超える』が、10月17日(金)よりユーロスペース他にて全国順次公開となります。
第54回ロッテルダム国際映画祭を始め、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど、世界中の映画祭で絶賛された、時間も空間も超越した壮大な人間の物語をスクリーンで体感せよ!
この度、本作の公開を記念して、窪塚洋介、松田龍平、千原ジュニア、芋生悠、渋川清彦、豊田利晃監督が登壇する、立体音響技術によるリスニング体験が出来るDolby Atmos®(ドルビーアトモス)完成披露試写会を実施いたしました。

Dolby Atmos®完成披露試写会舞台挨拶
日時:10月6日(月)
場所:109シネマズプレミアム新宿
登壇:窪塚洋介、松田龍平、千原ジュニア、芋生悠、渋川清彦、豊田利晃監督
|
 |
キャスト&監督登壇
『全員切腹』以来となる、4年ぶりの豊田監督作品で、孤高の修行者・山中狼介を演じた窪塚は、本作への出演オファーを受けた際の思いを問われると「とうとう完結編ですよね。『SFやりたいSFやりたい』っていうのを豊田さんはずっと言ってたので、『SF?』とは思ってたんですけど。『狼蘇山』シリーズの最後がSFなのかっていう。オファーをしていただいて、本当にやるんだ、完結するんだという思いで受けました」と回想。
『破壊の日』以来5年ぶりの豊田監督作品となり、謎の暗殺者・新野風を演じた松田は「脚本を読んで、実際にやってみないと分からないようなシーンがめちゃめちゃ多くて。撮影を楽しみにしてました」と振り返り、これに頷いた窪塚は「『どうなるかな?』っていう。字で書いたら、惑星・ケルマンにどうのとか、宇宙船が飛んでいくとか、書くのは書けるじゃないですか。でもどうなんだろうと思ったよね」と松田と同様に映像のイメージが湧いていなかった様子だった。
また『破壊の日』や『I’M FLASH!』と同じ役名のキャラクターを演じたことについて、松田は「その役がそのままつながっていて。今回のこの映画の前に何作品か新野風っていう役でやっていたんですけど、割とちょこちょこやっていて、がっつりやりたいなと思っていたので、嬉しかったです」と話していた。
『泣き虫しょったんの奇跡』以来となる、7年ぶりの長編フィクション作品で、久々の長編に挑んだ気持ちを聞かれた豊田監督は「毎年短編映画をずっと作っていたんですけど、『そろそろ長編が見たい』っていう声が大きかったんですよね。なかなか予算がかかるものなので、自分でお金を集めながらいろいろ作った映画なので、それは大変でした。でも、やっぱり長編映画の方が見応えがあるし、多くの観客に届くと思うので、楽しんでもらえたらいいと思います」とコメント。
『ナイン・ソウルズ』以来22年ぶりの豊田監督作品で、危険な宗教家・阿闍梨を演じた千原は、現場での久々エピソードとして「『今度映画やんねんけど、ちょっとだけ出てくれへん?手伝うてくれへん?』って(豊田監督から)電話かかって来て、『いいよ』って言って。それで台本送られてきたら、めちゃくちゃ喋ってる。(笑)完全に騙されたなっていう印象ですね」と台詞量の多さに面食らった様子。「現場は久しぶりでしたけど、知った顔がたくさんいて。皆さんに優しくしていただいて、非常に楽しかったです。法螺貝もスタジオ入って練習させてもらいました」と振り返っていた。
『全員切腹』以来4年ぶりとなった豊田監督の演出について、狼介の彼女・野々花を演じた芋生は「豊田監督作品は大好きなので、本当に光栄でした。前回、私は顔が全く映っていないので、今回やっと映って嬉しかったです」と頬を緩めて「監督は本当にすごく丁寧に演出してくださるんですよ。台詞の音の響き方とか。客観的に見てこう見えてるよとか、こう聞こえてるよっていうのを、すごく丁寧に教えてくださるので、そこの信頼感もありつつ、本当にこの作品に魂を注いでいるっていうのを傍で見ていて、そういう姿を見るだけで、全部を私も注げるなっていうような気持ちでした」と豊田監督への感謝を語った。
『アンチェイン』以外の豊田監督作品に全て出演しており、田舎の不良・鉄平を演じた渋川は「『ポルノスター』からのジュニアがいることで、すごく懐かしいというか。『ナイン・ソウルズ』と『ポルノスター』でジュニアは一緒だったんですけど、最初の『ポルノスター』で、何も分からないときに初めての映画でジュニアとやったときの感じが戻ってきました。モニターを見たときにすげえなと思いました。顔、すごかったです」と千原の表現に衝撃を受けた様子。「豊田さんとジュニアの関係が見えたというか。すごかったですね」とも称賛していた。
『破壊の日』以来となる5年ぶりの松田との共演について、窪塚は「『破壊の日』も、渋谷の東郷神社ですれ違っただけだもんね。なので、共演っていうのは本当に今回が初めてっていう印象で。役者・松田龍平と対峙するっていう楽しさを存分に味わわせてもらって。対峙する前に、夜に別のパーティーとかで対峙しちゃうことの方が多くて(笑)。結構、飲みの場で会ったりしてたので、そっちで知ってるっていう方が多くなってきていた後の現場だったんですよ」とプライベートで交流を深めていたことを紹介。
「豊田監督と龍平が『青い春』をやっていたころに、俺が『ピンポン』をやって、龍平を認識したころの松田龍平が、そこに現れて対峙するっていう。そういうエモい現象に陥ったりしながら、本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。それがフィルムに焼き付いて、いい味が出ているといいなと思っております」と本作の撮影を満足げに振り返った。
一方の松田は「窪塚くんが言ってくれた通り、ちょこちょこ会ってたんですけど、今回はお芝居で、現場で会って、窪塚くんの格好が、ポスターで見た人もいると思うんですけど、めちゃめちゃロン毛で、肌が焼けてて。日焼けしてましたよね。まさに狼介だなって」と窪塚のビジュアルが新鮮だったようで、「なんで日焼けしたんですか?めちゃめちゃ黒かったですよね」と質問。窪塚は山で暮らしている山伏という設定に合わせたアプローチだったことを説明し、松田は「バカンスに行ってたわけじゃなくて?」と笑顔を見せ、窪塚は「バカンスを兼ねて。一石二鳥的な感じで(笑)」とにこやかに返していた。
|
 |
Dolby Atmos
Dolby Atmosという立体音響技術によるリスニング体験が出来る環境での上映ということで、音へのこだわりを質問された豊田監督は「スピーカーがロッテルダム(第54回ロッテルダム国際映画祭)でぶっ飛びまして。意外なところで飛ぶんです。法螺貝の音なんですけど。それぐらいレンジがあるんだと思いました」とコメント。
また、「役者の声も音だし、無音になるシーンとかもあるので。全体で、今回は音響演出の北田雅也さんと一緒に設計しながら作った映画です。ここ、ものすごいので。低音が椅子をびりびりびりびりさせると思うので、いいマッサージになると思います(笑)」と会場の109シネマズプレミアム新宿の音響を絶賛していた。
最後にマイクを握った窪塚は「冒頭でも言ったんですけど、豊田版『火の鳥』という感じです。『狼蘇山』シリーズの完結編になるんですけれども、『この世界線の、似てるんだけど違うシチュエーションってどんな感じなんですか?』って監督に聞いたら、『分かんない』っていう返事が来て。それで分かる。つまり、可能性としてのパラレルワールドって無限じゃないですか。言い換えれば、余白がすごく大きな映画で、普段は見慣れていないぐらいの余白を持っている映画だと思うんですよ」とコメント。
「そこを皆さんの想像力で埋めていってもらって。何なら、その前にある3作も見ていただいて、自分なりのストーリーだったり、自分なりの解釈だったり、『こいつはこいつの転生なのかな?』とか。『これとこれはこう繋がってるのか』みたいなところも含めて、全体の豊田さんの『狼蘇山』という世界観を堪能していただけたら本望です」と力説していた。
松田は「窪塚くんが言った通りで、ちょっとした閃きと気づきで、可能性は無限大になるんだなっていう映画だなと思いました。楽しんでお帰りください。ありがとうございます」と語り、豊田監督は「この映画は、観客を宇宙の果てまでぶっ飛ばそうと思って作りました。そういう映画になっています。どうかあまり考えるんじゃなくて、立体音響でものすごく良い環境なので、体験してください。今日はどうもありがとうございます」と呼びかけていた。
|
 |
『次元を超える』
10月17日(金)よりユーロスペース他にて全国順次公開
https://starsands.com/jigen
@jigen_movie
@jigen_movie
@jigen_movie
#次元を超える
孤高の修行者・山中狼介(窪塚洋介)は、危険な宗教家・阿闍梨(千原ジュニア)の家で行方不明になる。一方、謎の暗殺者・新野風(松田龍平)は、狼介の彼女・野々花(芋生 悠)から捜索を依頼される。やがて、狼介と新野は法螺貝に導かれて狼蘇山で対面し、次元を超えて鏡の洞窟で対峙する。過去から現在、そして未来を駆け巡り、日本から地球、さらに宇宙に辿り着いた、彼らが見たものとは・・・?
時代と社会に迅速に呼応し、揺るぎない信念と祈りをもって、世界と映画館を震わせ続ける唯一無二の映画監督・豊田利晃。『泣き虫しょったんの奇跡』以来、7年ぶりの長編フィクション作品となる本作は、混沌の時代に挑む、映画人生を懸けた集大成にして、新境地に到達した衝撃作!
『破壊の日』以来、5年ぶりの共演となる窪塚洋介×松田龍平がW主演を務め、千原ジュニア、芋生悠、渋川清彦、東出昌大の他、板尾創路、祷キララ、窪塚愛流、飯田団紅、マメ山田など、豊田組を代表する常連キャストが集結している。また、『I’M FLASH!』以来、13年ぶりのコラボレーションとなるチバユウスケ率いるThe Birthdayがエンディングテーマを手掛け、YOSHIROTTEN、マイケル・アリアス、樋口真嗣など、各業界を代表する豪華スタッフも参加している。
【公開記念舞台挨拶】
『次元を超える』公開記念舞台挨拶決定!都内3劇場にて舞台挨拶を4回実施!
チケットは明日10月7日(火)正午から各劇場のHPにて発売開始!
【日程】10月18日(土)
【時間・場所】①11:35の回上映後 @シネマート新宿
登壇者:窪塚洋介、千原ジュニア、芋生悠、板尾創路、祷キララ、飯田団紅、豊田利晃監督(予定)
②13:10の回上映後 @109シネマズプレミアム新宿
登壇者:窪塚洋介、千原ジュニア、芋生悠、板尾創路、祷キララ、飯田団紅、豊田利晃監督(予定)
③15:00の回上映後 @ユーロスペース
登壇者:窪塚洋介、芋生悠、祷キララ、飯田団紅、豊田利晃監督(予定)
④17:30の回上映前 @ユーロスペース
登壇者:窪塚洋介、芋生悠、祷キララ、飯田団紅、豊田利晃監督(予定)
【チケット発売】10月7日(火)正午より各劇場HPにて発売予定!詳細は各劇場のHPをご確認ください。
■シネマート新宿
@shinjuku/schedule#20251006
■109シネマズプレミアム新宿
@premiumshinjuku/
■ユーロスペース
http://www.eurospace.co.jp/
人はどこから来て、どこへ行くのか。それは、永遠に解けない謎である。だから人は悩む。答えはきっと心の中にあるだろう。心の中とはどこにあるのだろう。時空を超えた物語の中で、次元を超えた視点に辿り着くために、この映画を作らねばならぬと思った。最後の映画になる気がしている。映画に救われた者だけが、映画を救うと信じている。
監督・脚本・エグゼクティブプロデューサー:豊田利晃
物語・・・
孤高の修行者・山中狼介(窪塚洋介)は、危険な宗教家・阿闍梨(千原ジュニア)の家で行方不明になる。一方、謎の暗殺者・新野風(松田龍平)は、狼介の彼女・野々花(芋生 悠)から捜索を依頼される。やがて、狼介と新野は法螺貝に導かれて狼蘇山で対面し、次元を超えて鏡の洞窟で対峙する。過去から現在、そして未来を駆け巡り、日本から地球、さらに宇宙に辿り着いた、彼らが見たものとは・・・?
|
 |
【豊田利晃レトロスペクティブ2025】
【日時】2025年10月3日(金)~10月9日(木)1週間限定上映
【場所】シネマート新宿スクリーン1(新宿区新宿3-13-3 新宿文化ビル6階)
【上映作品】『ポルノスター』『青い春』『ナインソウルズ』『空中庭園』『蘇りの血』『モンスターズクラブ』『I‘M FLASH!』
【チケット料金】通常料金 ※各種サービス適用
【チケット販売】全日程の座席券販売中!
@schedule
【舞台挨拶】10/7(火)『モンスターズクラブ』19:00の回
【ゲスト】永山瑛太、豊田利晃(監督)
【『そういうものに、わたしはなりたい。』】
2022年『生きている。』、2023年『ここにいる。』、2024年『すぐにゆく。』、3年の修行が、70 分の映画になった。
①10月10日(金) 19:45の回上映後 初日舞台挨拶
ゲスト:飯田団紅さん(切腹ピストルズ)、村門祐太さん(切腹ピストルズ)、豊田利晃監督
②10月11日(土) 12:35の回上映後 舞台挨拶
ゲスト:渋川清彦さん、豊田利晃監督
主演:渋川清彦
監督・脚本:豊田利晃
音楽:切腹ピストルズ、向井秀徳、中込健太(鼓童)、住吉佑太(鼓童)、宮下覚詮、飛騨音響派、狼蘇らせ隊♡
撮影:槇憲治、大和太 衣裳デザイン:澤田石和寛 音響演出:北田雅也 編集:村上雅樹 助監督:佐和田恵 制作:久永光 題字:飯田団紅
協力:にしかた有志の会、例幣、使街道連合、飛騨縄文隊 絵:花堂達之助 配給担当:橋村さゆみ 宣伝:浦谷晃代
製作・宣伝・配給:豊田組 ©豊田組
2025年/日本/70分/ビスタサイズ/5.1ch
【豊田利晃展覧会「BONIN ISLANDS DREAMING」〜新世紀をサヴァイヴァルするための100の心得〜】
【日時】10月10日(金)〜10月16日(木)13:00〜20:00
【場所】AL(東京都渋谷区恵比寿南3-7-17)
【展示内容】新作映像『ある惑星の誘惑』(50分) ※映像:豊田利晃 音楽:ヤマジカズヒデ
「PLANETIST 100か条 〜新世紀をサヴァイヴァルするための100の心得〜」 ※作:森永博志
ポラロイド写真:豊田利晃
小笠原の絵:RICO
【入場料】1, 000円(税込/ブック付き)
【制作・主催】豊田組、スターサンズ
【協賛】テアモアンドカンパニー、GOLDEN BROWN
【会期中イベント①】映画『プラネティスト』特別上映(上映時間:119分)
【日時】10月12日(日) 13:00〜/15:30〜/18:00〜
【人数】各回定員30名
【料金】2000円(税込)(ブック付き)
*当日は、映像作品『ある惑星の誘惑』の上映はありません。
【会期中イベント②】BONIN ISLANDS DREAMING LIVE
【出演者】ヤマジカズヒデ(ギター)×豊田利晃(VJ)
【日時】10月14日(火)19:00〜20:00
【人数】定員40名
【料金】3000円(税込)(ブック付き)
*当日の展示は、17:00までとなります。
【次元を超えるLIVE】
【日時】10月28日(火)18:30開場 19:30開演
【場所】渋谷WWW
【出演】切腹ピストルズ、中込健太(鼓童)、住吉佑太(鼓童)、Mars89、ヤマジカズヒデ、中村達也、中尾憲太郎、青木ケイタ
伊藤雄和(OLEDICKFOGGY)。豊田利晃(映像演出) ※豊田利晃最新短編映画 『HORROR WOLF』上映
【チケット料金】5500円
【チケット販売】豊田組ショップ
https://toyodafilms.stores.jp
【制作】豊田組
|
***********************************
【CREDIT】
窪塚洋介 松田龍平
千原ジュニア 芋生 悠 / 渋川清彦 東出昌大
板尾創路 祷キララ 窪塚愛流(声の出演) 飯田団紅 マメ山田
監督・脚本・エグゼクティブプロデューサー:豊田利晃
エンディングテーマ:「抱きしめたい」The Birthday(UNIVERSAL SIGMA)
音楽:Sons of Kemet Mars89 中込健太(鼓童) 住吉佑太(鼓童) ヤマジカズヒデ
プロデューサー:村岡伸一郎 行実 良 アソシエイトプロデューサー:市山尚三 長井 龍 撮影:槇 憲治 照明:野村直樹 美術:佐々木 尚 録音:島津未来介 小松将人
衣装デザイン・キャラクターデザイン:澤田石和寛 編集:村上雅樹 音響演出:北田雅也 VFXスーパーバイザー:道木伸隆
惑星ケルマンデザイン:YOSHIROTTEN 惑星ケルマンCG:敷山未来(YAR) 宇宙船デザイン:マイケル・アリアス 特殊相談役:樋口真嗣
エグゼクティブカンパニー:ヤニス・ムチャキス ヒロセ Third Window Films ピアッツァホテル奈良 ベイス ユニバーサルミュージック合同会社
デザイン:サムエム スチール:菊池 修 名越啓介 宣伝プロデューサー:上阪 優 宣伝統括:青木基晃 宣伝協力:石山成人
協賛:元気リゾート yugyo レスイズデザイン アスマキナ 塩入孔志 サンクチュアリ DAIHI ネネム
製作:豊田組 配給:スターサンズ ©️次元超越体/DIMENSIONS
2025年/日本/96分/ビスタサイズ/5.1ch/PG12
関連記事: