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完成披露舞台挨拶

8ミリ映画作りに青春を燃やした小中和哉監督の自伝的映画でもある本作。3月18日(土)より、ユーロスペース ほか全国順次ロードショーとなります。上村侑、髙石あかり、福澤希空、桑山隆太、有森也実、小中和哉監督が登壇して完成披露舞台挨拶が行われました。

日程:2月27日(月) 
場所:ユーロライブ
登壇:上村侑、髙石あかり、福澤希空、桑山隆太、有森也実、小中和哉監督

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上村侑ら登壇

小中監督の分身でもある主人公の広志を演じた上村侑は「クランクイン前に監督に8ミリ上映会を開いて頂いたのですが、監督の過去作からは、今の中高生の感覚と変わらない「ノリ」を感じて。年代を気にせず演じていいんだ!と役作りのヒントになりました」と述懐。また、広志がひそかに思いを寄せ、映画のヒロインを熱望するクラスのマドンナ・夏美を演じた髙石あかりは、撮影現場を振り返って「設定は夏休みの物語なんですが、実際に撮影したのは11月だったんです。海辺でびしょぬれになるシーンは特に寒かったですね」と振り返る。福澤希空は「僕の役は自身と重なる部分が多くて、自然と演じることができた。楽しかったです!」と語ると、上村や桑山から「希空は言葉使いに気を付けていたよね。現場では「マジで?」「それな!」とか、劇中当時にはない若者言葉を使うから」と指摘され「マジっすか!?」とわざと若者言葉で返す場面も。有森は「現場は本当に楽しかった。みんなの個性が活き活きと出ている作品です」と語った。
映画マニアの佐々木を演じた桑山隆太は「僕は映画マニアの役だったので、他の2人より専門用語が多くて。「ハイスピード撮影」とかの用語を理解して、言葉にするのが難しかったです。小中監督にたくさん教わりました」と思い出を語ると、小中監督は「映画作りの楽しさ、“モノ作りに夢中になると世界が広がる”という目覚めを、若い俳優さんたちと一緒に描きたかったんです」と嬉しそうに微笑んだ。

また、お客様へのサプライズとして、舞台挨拶中に実際の8ミリフィルムの映像を上映してみせる一幕も。小中監督が当時17歳の有森也実をヒロインに撮った映画『星空のむこうの国』の予告編映像が流されると、有森は「初めて映像を見ました」と感慨深い表情に。上村は「監督は本当に映画バカですよね(笑)。映画の作り手側を演じることが普段はないので、貴重な体験をさせていただきました」と演じる喜びを語った。

最後に、観客の皆さんへのメッセージ
髙石「撮影の最後にみんなで記念写真を撮ったのですが、これで監督の物語が皆のもとに届くんだ、と思うと不思議な気持ちになりました。今こうして、観客の皆さんの前にいるのがわくわくします」
桑山「『Single8』は映画作りに没頭するお話ですが、昔没頭していたものを思い出して、青春を感じられる映画です。ぜひ楽しんでください」
福澤「一年前の僕の姿を、皆さん楽しんでみてください!」
有森「若い観客の方にも、70年代当時の若者の青春を感じていただけると思います。皆さんに長く愛される1本になれば嬉しいです。」
上村「この映画は映画づくりの楽しさ、懐かしさ、今でいう「エモい」作品です。監督やスタッフの方たちの熱まで映り込んでいるのではないかと思うくらい、熱い思いが詰まった作品です」
小中監督「皆さんが作り手の気分を味わってもらえれば嬉しいです」と、観客の皆さんに向けて熱いメッセージを語りました。

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『Single8』

3月18日(土)より、ユーロスペース ほか全国順次ロードショー

公式サイト:
https://single8-movie.com

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上村侑 髙石あかり 福澤希空(WATWING) 桑山隆太(WATWING)
川久保拓司 北岡龍貴 佐藤友祐(lol) 有森也実
製作:「Single8」製作委員会
配給・宣伝:マジックアワー 
(C)『Single8』製作委員会

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