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公開初日舞台挨拶

2023年2月4日(土)、渋谷ユーロスペースにて映画『君に幸あれよ』が公開初日を迎え、主演の小橋川建、髙橋雄祐、櫻井圭佑監督が登壇し、公開を迎えた思いや撮影エピソードなどを語りました。
「君に幸あれよ」初日舞台挨拶

『君に幸あれよ』公開初日舞台挨拶

2月4日(土)
登壇:小橋川建、髙橋雄祐、櫻井圭佑監督

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小橋川建、髙橋雄祐、櫻井圭佑監督登壇

初めての舞台挨拶に登壇した、主演でプロデューサーの小橋川建は、「30歳になる歳に俳優をやめようか悩んでいた時に、コロナ禍で仕事が全くなくなって。そんな時に、監督をするから映画を作ろうといってくれたのが、ここにいる櫻井と(一緒にプロデューサーと出演を買って出た)高橋だった」と涙で声を詰まらせながら語った。「君に幸あれよ」初日舞台挨拶

櫻井監督は、「長編映画を撮ろうと話が上がった2日後には脚本を上げ、その後瞬く間に人が集まり、 2週間後にはクランクイン」したと作品が作られた経緯を明かし、「『この映画を撮らなければいけない』、一種の強迫観念のようなものすら感じながら仲間と共に走り抜けました。」と、撮影時の思い出を明かした。「君に幸あれよ」初日舞台挨拶

また、奇跡的な出会いを経て集まったキャスト・スタッフについて「撮影当時僕も25歳、撮影の寺本(慎一朗)など30代以下の素晴らしいスタッフが短期間で揃い、熱い思いを注いでくれた。俳優やスタッフって、番手が高い人が優遇されて、これまでも苦い思いをを感じていたので、僕が初監督をやるとなった時には、スタッフ・俳優みんなが作品について意見を言い合えて、立場も関係なく、みんなが作品に責任をもてる、そんな現場がいいなと思っていて。小橋川が筆頭に立ってみんなをまとめてくれたから、僕はそれにのっかって、みんなが熱い思いで作れた。20代だからこその空気感でできた現場でした。」と、2年前の熱い現場について話した。

また共同プロデューサーであり、主演の小橋川や監督の櫻井と、この映画を作るキーマンのひとりである髙橋は「脚本を読んだ時に、櫻井監督の温度が伝わってきて。暖かさというか愛みたいないものが、それがにじみ出たらよいなと思って一生懸命演じました」と、映画の理人さながらの雰囲気で話すと、MCの伊藤さとりからも「まるで映画から抜けたしたよう」と、そのキャラクターを絶賛。「君に幸あれよ」初日舞台挨拶

最後にサプライズで、髙橋と櫻井監督から花束が小橋川に送られ「彼に幸あれと始まった映画ですが、ひとつの可能性を見せてくれたし、僕らはこの映画があって既に救われていて、ここに立てているってことが、この映画に生かされたと思っていますし、この映画を機にもっともっと精進していきたいと思っています」と締めた。

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『君に幸あれよ』

渋谷ユーロスペースほか全国順次公開中

STORY
債権回収など裏稼業で生計をたてる真司(小橋川建)は、巷では狂犬と呼ばれている男。真司は過去に大切な舎弟分を亡くし、人に興味を持つことを避けてきていた。そこへ不思議な青年・理人(髙橋雄祐)が現れ、一緒に過ごすうちに、次第に穏やかな日々を取り戻していく。しかし過去の過ちが原因で理人が事件に巻き込まれたのをきっかけに、真司の心に再び激しい思いが湧き上がり..。
君に幸あれよ

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小橋川建
髙橋雄祐 / 玉代勢圭司 海老沢七海 久場雄太 浦山佳樹 鈴木武 二宮芽生  
松浦祐也 中島ひろ子 諏訪太朗

監督・脚本・編集:櫻井圭佑 
撮影:寺本慎太朗 照明:渡邊大和 助監督:柳田鉱
撮影助手:長橋隆一郎 録音・整音:寒川聖美 ヘアメイク:UBI  制作:鹿江莉生 音楽:鶴田海王 
アソシエイトプロデューサー:前信介 プロデューサー:小橋川建 櫻井圭佑 髙橋雄祐
配給・宣伝:MAP 2022/日本/カラー/78分 

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