2015年1月17日が阪神・淡路大震災から20年目。

神戸在住

日本のメディア史上初の試み劇場公開と地上波が同日に展開。
テレビ放送「主人公の視線」と劇場版「桂と友人たち3人を加えた4人の視線」になります。

そして、公開を直前に、
東京在住で神戸出身の方をお客様にお迎えし、陣内大蔵さん、野田幹子さん(共に神戸にゆかりのあるミュージシャン)白羽監督による「劇場版神戸在住」及び阪神・淡路大震災20年目にまつわるトークショーイベントが行われました。
神戸在住東京トークイベント

『神戸在住』 試写&トークショーイベント
日程:1月12日(月・祝)
登壇者:陣内大蔵、野田幹子、白羽監督

監督:今観てすぐの陣内さんいかがでしたか?

陣内さん:学生時代バイトしていた辺りが出ていてキュンと来ました。あちこちに散らばっている監督の神戸愛を感じました。80年代の幻影を追いかける感じでもあり新しくなったんだなと言うのもあるし。教会にコンサートに行ったんですけど。その教会は10年間テントで礼拝してたんですよね。そして、周りが復興した10年後に新しくしたんですよね。20年を感じましたね。
陣内大蔵2

監督:陣内さんがバイトしていたあたりですが、スタバが,かっこいいんだけど撮影NGでね。映らないように撮影しました。野田さんは女子としてどうだった?

野田さん:みんなかわいい子が集まってる映画だなと。18歳の時に宝塚に引っ越したので、大阪文化と違って。当時神戸はドキドキするところだったんですよね。今回監督のシーズ・レインに出ていたので呼んでいただいたんですけど。
野田幹子

監督:割かし93年に公開した「シーズ・レイン」と撮影した場所が一緒で、95年に震災ですから、この映画の7割がたがもうないのでね。それと今回の「神戸在住」の中で風景が変わっていて、西宮の河野園駅も風景が変わっていて。意識的に撮影したんです。

白羽監督1

くしくも80年代に青春を過ごした3人ですが、当時はキラキラしていて青空が抜けるような未来があるようにみえていたときに映画を作っていたんですけど。

その時代の想い。キラキラしていた街並みを捉えたかったので。新しい建物は意識的に外したんです。

神戸在住_東京トークイベント2
陣内さん:セリフにもありますが、自然から文化までギュッと神戸には詰まっているっているのが映画観ていて感じましたね。

監督:今回は、サンテレビさん制作ですので阪神タイガースと阪神電車を意識的に撮影しました。

野田さん:阪神優勝時は観に行きましたよ。授業よりもタイガース観に行ってました。

陣内さん:監督のテイスト優しいですよね。

神戸在住_東京トークイベント1
監督:撮る前のサンテレビさんとの話の中で「シーズ・レイン」みたいな作品が意識に合ったそうで、震災20年と言うことで、美しくて優しい物語にしたいと。

野田さん:神戸って、本当に自慢したい街ですよね。

それでは最後にご挨拶

陣内さん:あの時の神戸を思い出しましたし、今の神戸も感じることができました。神戸に住んでいる方もいない方もこの映画をご覧ください。

野田さん:12月の試写とシーズレインのブルーレイ化も昨日観ました。重ね合わせて、まだまだ知らない神戸もありますし、これから知りたい神戸もありました。自分の青春とも重ね会併せて、20周年1月17日を期に、思いを新たにしたいという気持ちでいます。大人の夢をかなえ続けようと思った作品です。

監督:震災から20年。1月17日公開です。神戸、京都、大阪、東京同時に封切られます。その日1.17と言う日は毎年続きます。その時に思い出してもらえるような作品にしようと最初に思って、意識して作った作品です。一人でも多くの方に観ていただきたいと思います。

神戸在住東京トークイベント1

物語は・・・
神戸の大学に通う東京出身の辰木桂(藤本泉)。ナイーブかつ関西気質の違和感も手伝ってなかなか心を開くことができない彼女はある日、車椅子の青年、洋次(菅原永二)と出会うことで心境に変化が生じる。しかし、桂は洋次が命の砂時計を刻んでいることを知ってしまい…。

「劇場版神戸在住」

1月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー

公式サイト http:// www.is-field.com/kobe-zaiju/

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劇場版神戸在住_ポスター
監督:白羽弥仁
脚本:安田真奈
原作:木村紺「神戸在住」(講談社刊)
出演:藤本泉/菅原永二/浦浜アリサ/松永渚/柳田小百合/松尾貴史/田中美里(友情出演)/仁科貴/愛華みれ/竹下景子
2014年/日本/カラー/ステレオ/ビスタ/97分/G
配給:アイエス・フィールド
© 2014木村紺・講談社/サンテレビジョン

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