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映画音楽にこめられた思いとは

映画監督でミュージシャンでもある甫木元空監督の監督2作目『はだかのゆめ』の11月25日(金)からの公開を前に、劇中歌を使用した予告編を解禁しました。

このたび解禁となった予告編は全編、劇中歌『ごはん』を使用し、甫木元監督が編集したもの。
高知の自然、四万十川の火振り漁などを切り取りながら、お盆にも遅れたノロマな幽霊(青木柚)がさまよう姿を捉えている。
本作の音楽は監督である甫木元空がボーカルを務めるバンド「Bialystocks(ビアリストックス)」が手がけた。Bialystocksは2019 年、甫木元監督のデビュー作、青山真治プロデュースの映画『はるねこ』生演奏上映をきっかけに結成。 bialystocksソウルフルで伸びやかな歌声で歌われるフォーキーで温かみのあるメロディーと、ジャズをベースに持ちながら自由にジャンルを横断する楽器陣の組み合わせは、普遍的であると同時に先鋭的と評される。 2021 年 1st Album 『ビアリストックス』 発表。収録曲「I Don’t Have a Pen」はNTTドコモが展開する「Quadratic Playground」のWEB CMソングに決定。 2022年4月には初の書き下ろしドラマ主題歌として「差し色」がテレビ東京ドラマ25「先生のおとりよせ」エンディングテーマに起用された。10月には初のワンマンライブ「第一回単独公演 於:大手町三井ホール」を開催、即日ソールドアウトを達成。そして、11月30日には、Official髭男dismやスカートが所属するポニーキャニオンIRORI Recordsからメジャーデビューが決定。メジャー1stアルバムとなる『Quicksand』には映画『はだかのゆめ』主題歌である「はだかのゆめ」を含む全10曲が収録されている。

こちらの予告に使用している劇中歌『ごはん』は2021 年発表のAlbum 『ビアリストックス』に収録されている楽曲だが、甫木元が高知の風景を見ながら作られた歌、そこにいたからこそ出来た曲のひとつであり、映画『はだかのゆめ』を制作する上で指針になった歌だという。

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甫木元監督コメント

今回の劇中歌バージョンの予告解禁にともない、甫木元監督から映画音楽についてのコメントが到着した。

「Bialystocks『ごはん』という曲で予告編を制作しました。
『ごはん』という曲は、母からごはんができた際に呼びかけられる声を題材にして作った曲です。ごはん!と叫んだ声はいずれ消えてしまうけど、どこかで響き続けているような、やさしさと空腹、少し夕飯の匂いを含んだ不思議なその声は、映画『はだかのゆめ』を制作する過程でずっと指針になってきました。
劇中ではストリングスアレンジをした『ごはん』が高知の風景の中で、やまびこの様に何度も繰り返されます。音楽が、虫の音、雨音、川のせせらぎ、波音と共にエンドロールの「はだかのゆめ」という曲に向かって流れ込む、音の流れをぜひ劇場で体験してもらえたらと思っています。

甫木元 空(映画監督/Bialystocks)

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劇場来場者特典

なお、このたび劇場来場者特典として、<映画『はだかのゆめ』オフィシャル・サウンドトラック、ダウンロードQRコード付きポストカード>の配布が決定!
新録となる「ごはん(Acoustic Version)」ほか、劇中で流れるインスト4曲をダウンロードすることができる。
(配布は先着順となり、数に限りがございます)

■Bialystocks 『Quicksand』 2022年11月30日(水)発売
Bialystocksメジャー1stアルバム『Quicksand』特設サイト
https://quicksand.jp/

■初回限定盤 [CD+Blu-ray] PCCA-06165
4,950円(税込)
■通常盤 [CD ONLY] PCCA-06166
2,970円(税込)

ご予約はこちらから
※価格、収録内容共に予告なく変更する事が御座います。

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『はだかのゆめ』

11月25日(金)より渋谷シネクイントほか全国順次公開

公式サイト:
https://hadakanoyume.com 

『はだかのゆめ』監督の甫木元 空は、映画と音楽の二刀流!
11/30にはポニーキャニオンIRORI Recordsからメジャーデビュー。
監督自身の経験をもとに描く、母と子、そして祖父、親子3代の物語。

高知県・四万十川のほとりに暮らす一家、息子のノロ、母、祖父の親子3代にわたる時間と、その時間の境界線を飛び越えた触れ合いを描く『はだかのゆめ』。TV ドラマ『きれいのくに』(NHK)、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)、さらにAmazon Original『モアザンワーズ』など、話題作への出演が続いている青木柚が主演を務めた。

監督の甫木元空は、2人組バンドBialystocks(ビアリストックス)で音楽活動もしている二刀流。大学時代の恩師である青山真治監督がある打ち上げのカラオケの場で甫木元の声を聞いて言った、「君は映画も音楽もやれ」という言葉がミュージシャンへと向かう第一歩になったという。

ストーリー
四国山脈に囲まれた高知県。四万十川のほとりに暮らす一家の人々。祖父の住む家で余命を送る決意をした母、それに寄り添う息子ノロ。嘘が真で闊歩する現世を憂うノロマなノロは、近づく母の死を受け入れられず徘徊している――。
これは若くして両親を亡くし、高知県で祖父と暮らす監督自身の現在を半ば投影した、親子3代にわたる時間と、その時間の境界線を飛び越えた触れ合いの、そしてそれでも触れることのできない残酷な距離の物語である。
『はだかのゆめ』

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監督・脚本・編集:甫木元空
出演:青木柚 唯野未歩子 前野健太 甫木元尊英
プロデューサー:仙頭武則 飯塚香織 
撮影:米倉伸 
照明:平谷里紗  
現場録音:川上拓也
音響:菊池信之
助監督:滝野弘仁 
音楽:Bialystocks 製作:ポニーキャニオン 
配給:boid/VOICE OF GHOST
2022年/日本/カラー/DCP/アメリカンビスタ/5.1ch/59分  
©PONY CANYON  
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