“怨霊”(御礼)舞台挨拶世界中を震撼させた最恐ホラーの最新作『貞子DX』が10月28日(金)より絶賛公開中です。 この度、本作の公開を記念して、10月29日(土)に公開“怨霊”(御礼)舞台挨拶を開催! |
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小芝風花、川村壱馬ら登壇ハロウィンが近いことにちなみ、演じた役をイメージした衣装を身にまとったキャスト陣と監督、貞子らがステージに登壇すると会場から万雷の拍手で迎えられました。 本作には個性豊かでクセが強いキャラクターたちが登場するということで、それぞれが演じた役をイメージした衣装のワンポイントと、キャラクターについての質問に。IQ200という突飛な設定の文華(あやか)を演じた小芝は、本日の衣装について「劇中とは全然違うのですが、IQ200っぽく賢そうに見える格好ということでジャケットを着てきました!」とこだわりを説明。役については、文華がポスタービジュアルでもやっている独特のポーズが鍵になったようで「IQ200をどう表現したら良いんだろうと思っていたんですが、監督から現場で(文華のポーズについて)急に指示があって、耳の後ろのツボを押すことによって血流が良くなっていろんな出来事を思い出して、方程式を解いていくという設定が出来上がっていったので、賢さを出せたんじゃないかと思ってます(笑)」と監督と生み出した文華の役作りの裏側を語った。 |
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貞子の手紙の長い手紙イベントも中盤に差し掛かると、貞子がおもむろにMCのほうへ駆け寄り、なんとキャスト&スタッフへの感謝思いを綴った長~~~い手紙を用意したことを耳打ちで説明。それをMCが貞子の代わりに代読することに! 拝啓 <中略> 小芝風花さん、貴方と初めてお会いしたのは、ちょうど一年前の撮影現場でしたね。朝晩の寒さが厳しくなる今のような季節でした。オールロケーションの現場でクライマックスシーンでは、昼夜逆転の大変な撮影もありました。特に私の井戸での撮影ですが、寒さも厳しく時折雨も降ったりと非常に過酷なものでした。そんな時でも、貴貴はいつも笑顔を絶やさずに、明るく共演者への気配りも忘れず、座長として立派に振舞っていました。それでも、ひとたび監督の声がかかると一瞬で文華(あやか)になってしまう集中力も素晴らしかったです。同じ女優として大変心打たれるものがありました。 川村壱馬さん、ステージのカッコいい姿からは全く想像もつかない、実際の貴方とは正反対の役柄ということで、現場では戸惑いも大きかったことと想像します。それでも普段のとても二枚目な姿を完全に脱ぎ捨てて、強烈な個性を持つ“王司”というキャラクターを見事に演じ切った貴方はとても立派でした。その勇姿をあらためてスクリーンで目撃した際には、思わず涙を禁じえませんでした。先週のイベントで、貞子のことを「好きだよ」って言ってくれたことは、たとえ成仏したとしても絶対に忘れません。 黒羽麻璃央さん、まさかの“身バレNG”ということで、なかなか尊いお顔を拝見することが出来なくて大変残念ではありましたが、たとえ顔が見えなくても感電ロイドのキャラクターがしっかりと伝わる演技力は見事なものでした。数日間に渡り夜通し行われたクライマックスシーンの撮影では常にムードメイカーとして現場を盛り上げてくださいました。貞子に対してもフラットに接してくれてとても嬉しかったです。 池内博之さん、クセ者揃いの『貞子DX』の中でも、トップレベルにクセの強い霊媒師Kenshinという役どころをさすがの実力で堂々と体現していただきました。Kenshin さんには少しばかり苦しい思いをさせてしまってとても心が痛みますが……、今回共演させていただき国際的に活躍をされている池内さんのお仕事を間近で拝見することができて大変光栄でした。 木村ひさし監督。「“恐怖と笑いは紙一重”と言いますが、シリアスなストーリーのなかでコミカルなやり取りで笑わせ、しかもホラー要素も描けるという木村監督のほかにいません」というのは、『貞子DX』 のプロデューサーの言葉ですが、まさに私自身木村監督のおかげで今回の撮影を通して自分の新たな一面を発見することが出来ましたし、完成した作品も木村監督にしか描けない極上のホラーエンターテインメントに仕上がっています。出演させていただくことが出来て誇りに思っております。 そして……貞子が今こうして怨霊ライフを満喫できているのも、ひとえに偉大なる父、鈴木光司先生のおかげです。日頃の感謝を込めて感謝の念を送ります。 <中略> 井戸の底にも四半世紀、気がつけば存命時よりもはるかに永い時間を怨念として過ごすことになった私ですが、おかげさまで映画もシリーズ9作目を迎え、成仏するどころか、ますます充実した怨念ライフを送ることになろうとは、誰が想像したでしょうか。これもひとえに、映画にご尽力くださった共演者の皆様、スタッフの皆様、そして応援してくださった世界中の皆様のおかげと、大いに感謝するとともに、曲がってしまった背筋もピンと伸びる思いでございます。本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。I “well” be back!(←井戸にかけた) 川村は「僕にも?!」と驚きつつも、「成仏なんて…ちょっと寂しいから成仏しないでよ」と甘い声でささやき、嬉しさのあまりにフラッとしてしまう貞子の姿も。黒羽は「現場ではそんなに一緒のシーンがなかったんですよね。なのでこの前のイベントで仲良くなって。もっと早くから知り合いたかったなって思いがありますね…もう少し出会いが早ければな…」と惜しむ様子も。池内は「貞子さんには首を掴まれて痛かったんですが、楽しかったです!」と貞子の名演を思い出しながらコメントした。『貞子DX』共演者・スタッフ、そして貞子を愛する世界中の観客に対する愛と感謝を込めて貞子がしたためた約3メートルにものぼる手紙に客席からも大きな拍手が送られた。 最後に小芝が「今日は本当に足を運んでくださってありがとうございます。劇中でも貞子ウィルスが広まっていったように、面白かったよ!と、SNSで拡散してくれると嬉しいです。ホラーなんですが、掛け合いがポップだったりして、ホラーが苦手な方も見やすい作品なので是非劇場で観てくださればと思います!」と締めくくり、ホラー映画の舞台挨拶でありながら、まさかの手紙サプライズで笑いや感動まで拡散させるという、今作であらゆる進化を遂げた『貞子DX』らしい大賑わいの舞台挨拶は幕を閉じた。 |
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『貞子DX』映画公式サイト: Twitter: TikTok: ストーリー |
小芝風花
川村壱馬(THE RAMPAGE) 黒羽麻璃央 八木優希 渡辺裕之
西田尚美 池内博之
監督:木村ひさし
脚本:高橋悠也 音楽 遠藤浩二
世界観監修:鈴木光司
主題歌:「REPLAY」三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(rhythm zone / LDH JAPAN)
製作:『貞子DX』製作委員会
配給・制作:KADOKAWA
©2022『貞子DX』製作委員会 ©KADOKAWA ©2022 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. L634602