東京・浜松・名古屋・京都で開催決定昨年、アングラの巨匠・岡部道男作品を中心に集め開催され、大きな反響を得た『UNDERGROUND CINEMA FESTIVAL』を、今年も開催。本年度は上映都市を東京、京都、名古屋、浜松の4か所に拡大し、映画館での上映を中心に巡回が決定しました。 今回のテーマは「サイケデリックと越境の旅」。“未知の世界を求める旅”を描く作品を特集します。「チベットの死者の書」などの翻訳で知られ、精神世界の探求者であり自然農の実践者としても著名なアーティスト、おおえまさのりの全作品を中心に、精神と人間性の解放を希求するフィルム・オリジナルの作品をデジタル化で復活。60年代、’70年代に作られたインディペンデント映画の、愛と自由と解放のメッセージが蘇ります。 また本年は日本のアンダーグラウンド作品に加え、ドイツLGBTQ映画の重鎮・ローザ・フォン・プラウンハイム監督のドキュメンタリー映画『アンダーグラウウンド・イン・N.Y.』を特別招待。本作は、70年代のNYアンダーグラウンド・シーンのスターたちの生々しい姿を捉えた、本邦初公開作品です。 |
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プログラム①【おおえまさのり全作品1《N.Y.サイケデリック革命の時代》】(10作品・92分) 『Four』1966年、『Creation』1966年、『Head Games』1967年、『Between the Frame』1967年、『end』1967年、 『Salome’s Child』1968年、『No Game』1967年、『Great Society』1967年、『Yip-Out』1967年、『S No.1』1968年 ②【おおえまさのり全作品2《東洋のサイケデリア》】(2作品・70分) 『天路遍歴の神話』1970年『リンガラジャ~空なるものの愛に捧げる詩』1971年 ③【越境の旅、越境する音楽】 『ザ・タージ・マハル・トラベラーズ~「旅」について』(1973年・103分)監督:大野松雄 ④【日常と非日常のトリップ】 『味覚革命論序説』(1975年・50分)監督:クリエイティヴ・アクションズ発見の会/『風光』(1977年・11分)監督:達智巳一 ⑤【越境する、金井勝】 『GOOD-BYE』(1971年・51分)監督:金井勝 / 『スーパードキュメンタリー 前衛仙術』(2003年・52分)監督:金井勝 ⑥【70年代クィーア・シネマの発見】 『バイバイ・ラブ』(1974年・85分)監督:藤沢勇夫 ⑦【N.Y. アンダーグラウンドの光と影】 『アンダーグラウウンド・イン・N.Y.』(1976年・90分) 監督:ローザ・フォン・プラウンハイム |
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開催予定東京:下高井戸シネマ 11月26日(土)~12月2日(金)連日20:00~ 浜松:浜松市鴨江アートセンター 12月3日(土)、4日(日) 名古屋:名古屋シネマテーク 12月17日(土)~23(金)レイトショー 京都:京都文化博物館 フィルムシアター 12月24日(土)、25日(日) 料金等は会場ごとに設定。 |
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『UNDERGROUND CINEMA FESTIVAL’22』東京、浜松、名古屋、京都で開催! 昨年、大きな反響を呼んだ『UNDERGROUND CINEMA FESTIVAL』の第2弾、『UNDERGROUND CINEMA FESTIVAL’22』が11月26日より東京、浜松、名古屋、京都の全国4都市で開催されます。 今回のテーマは「サイケデリックと越境の旅」。それは、魂を解放し、国境を超え、自分自身と出会う旅(トリップ)…。 1960年代後半、サイケデリック革命の嵐が吹き荒れるニューヨークで映画制作を開始し、「チベットの死者の書」の翻訳でも知られる、おおえまさのりの全作品を中心に、“未知の世界を求める旅”を描く全19作品を7プログラムで公開。 タージ・マハル旅行団、発見の会、金井勝、藤沢勇夫、達智巳一(タッチミー)…。そして、ドイツ映画の鬼才ローザ・フォン・プランハイムの日本初公開作も! サイケデリック文化の伝道者おおえまさのり氏をゲストに、サイケデリックと映画についてのお話。本年上映作品のチラ見せと作品解説。そして、昨年の映画祭で特集した〈キャンプの帝王〉岡部道男の魅力ついても語ります。映画の特別上映も予定。盛りだくさんな内容でUNDERGROUND CINEMA FESTIVALの魅力をお届けします。 公式HP 公式Twitter |