完成披露試写会青春芸術小説「線は、僕を描く」が実写映画化。10月21日(金)が公開となります。 この度、9月27日(火)に映画『線は、僕を描く』の完成披露試写会を行いました! 横浜流星、清原果耶、細田佳央太、江口洋介、三浦友和ら豪華キャスト陣、そしてメガホンを取った小泉徳宏監督が登壇しました。 |
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横浜流星、清原果耶ら登場映画『ちはやふる』シリーズ監督の小泉徳宏をはじめとする製作チームが再集結し、《白》と《黒》のみで描かれる“水墨画”を色鮮やかな世界としてまばゆいほど瑞々しく描き出している映画『線は、僕を描く』。【瞬間の芸術】と呼ばれる水墨画に初挑戦した横浜は「約1年間、向き合う時間をいただきました。水墨画には正解がなく、自分の感情や内面が映し出されるので、自然と自分と向き合うことができ、本当に大切な時間を過ごすことができました」と撮影当時を振り返った。 清原は「千瑛という役なので、水墨画を完璧に突き詰めなきゃいけないと思っていたのですが、(練習しているうちに)水墨画って失敗がないので、とっても親しみやすく、誰でも始めやすいものだと気づくことができて嬉しかったです」と話すと、 細田も「水墨画って楽しいんですよ!小林東雲先生も分かりやすく教えてくださるんですけど、先生と同じようにはできないんですよ。『なんでできないんだろう?』って思うんですけど、これが魅力なのかなって思えるくらい、水墨画に触れることができて嬉しかったです」と笑顔を見せた。 江口は「水墨画って同じものがない世界。この映画は水墨画という静かな世界をエンターテイメントな世界に描いているので、今日来てくださった半分以上は筆を買って帰ると思います(笑)」とコメントし場内から笑いを誘った。 三浦は「私は篠田湖山という日本を代表する水墨画の先生の役を演じました。まさに小林東雲先生のような。その先生も今日で映画を観るのが6回目らしいんですよ(笑)。でもそれくらい、水墨画の魅力を伝えられる映画になっています」と太鼓判を押す。 小泉監督が“競技かるた”に続き、最新作で描くのは“水墨画”の世界。映像化にあたって意識したことを「日本に芸術を扱った映画は沢山ありますが、水墨画を描いた映画はなかったかと思います。日本人である自分が(水墨画をテーマに)やる意味があるなと思ったんですけど、すぐに後悔しました(笑)。物語に落とし込むことが難しいことに気づいて後悔しました。それでも、キャストのみんなが熱心に練習をしてくれたので、水墨画の魅力が伝わるものになったと思います」と制作の苦労とチーム一丸となって作りあげた作品への熱意を明かす。 10月21日(金)の公開に向けて実施されているマスコミ向けの試写会で絶賛の声が相次ぐ本作。 |
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『線は、僕を描く』10月21日(金) ROADSHOW 映画公式サイト: 映画公式Twitter: 映画公式Instagram: |
【スタッフ】
原作:砥上裕將「線は、僕を描く」(講談社文庫)
監督:小泉徳宏(『ちはやふる』 『カノジョは嘘を愛しすぎてる』)
脚本:片岡翔 小泉徳宏
企画・プロデューサー:北島直明
音楽:横山克
【キャスト】
横浜流星
清原果耶 細田佳央太 河合優実
矢島健一 夙川アトム 井上想良/富田靖子
江口洋介/三浦友和
配給:東宝
©砥上裕將/講談社 ©2022映画「線は、僕を描く」製作委員会
原作書影クレジット:©砥上裕將/講談社