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横浜流星参戦決定!

吉田修一作「国宝」。
2017年から朝日新聞にて連載され、歌舞伎界を舞台にした本作は、連載時から大きな話題となり、2018年に単行本化されました。2019年第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞をダブル受賞し、吉田修一自身が、3年の間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にし、書き上げた渾身の作品です。

歌舞伎の世界を描いていることから、映像化不可能だと言われていた本作が、先日吉沢亮主演で映画化発表されると大きな反響を呼びました。

そして、この度、主人公の親友でライバルとなる、歌舞伎界の御曹司・大垣俊介役に横浜流星が決定しました!
横浜流星
来年2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で主人公・蔦屋重三郎を演じる横浜は、「新聞記
者」(2022年/Netflix)、『アキラとあきら』(2022年)、『線は、僕を描く』(2022年)など数々の話題作に出演し、2022年『流浪の月』では第47回報知映画賞助演男優賞を受賞。昨年2023年、『ヴィレッジ』、『春に散る』での演技が高く評価され、第48回報知映画賞主演男優賞を受賞し、2年連続の快挙を成し遂げました。

特に『春に散る』のボクサー役を演じるにあたり、プロテストに挑戦し、見事合格。
真摯に役と向き合い、常に意欲作に全身全霊で挑む横浜が、今回挑むのは、名門の跡取り息子として、幼い頃から芸の世界に生き、歌舞伎役者になることを運命づけられた俊介。任侠の一門に生まれた主人公・喜久雄と、喜久雄が引き取られた家の跡取り息子である俊介が、親友となり共に芸を磨いてスターダムを駆け上がる!名門の血を引く俊介と、芸でのしあがる喜久雄、そのライバル関係もまた、この映画の大きなみどころとなります。
NHK大河の主演をつとめた吉沢亮と、これからつとめる横浜流星。ともに、国民的俳優となる二人が映画『国宝』で共演します。

横浜もまた、吉沢同様これまで踊りの経験がなかったため、昨年3月よりまず、まっすぐ歩くことからお稽古を始めましたが、元極真空手世界チャンピオンの体幹の強さもあり、めきめきと踊りの腕をあげました。先に稽古を始めていた吉沢に追いつけ追いこせと、他の仕事の合間を縫って休むことなく日々稽古に励み、自宅での自主練習も欠かさず、歌舞伎の家に生まれた役者に見えるようにと、全身全霊を捧げてこの役に挑んでいます。初めて吉沢と二人で踊った昨年12月、スタッフ全員が驚くほど息のあった舞踊を見せた横浜でしたが、撮影中のいまも空き時間を見つけては稽古に励んでいます。横浜自身も「目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。」と熱いコメントを寄せており、今からその完成が待ち遠しい。

李相日監督と再びのタッグ

今回、『国宝』のメガホンをとるのは、『フラガール』(2006年)で日本中を感動の涙で包み、日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞を受賞した李相日監督。初めて吉田修一作品に挑んだ『悪人』(2010年)は、第34回日本アカデミー賞13部門15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞し、第35回報知映画賞作品賞、第84回キネマ旬報日本映画ベストテン第一位、第65回毎日映画コンクール日本映画大賞など国内のあらゆる映画賞を総なめにし、第34回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で最優秀女優賞を受賞するなど、海外でも高い評価を得る名作となりました。2022年、李が監督した『流浪の月』に出演した横浜は、「俳優人生の転機となった」と語っています。そして、今回『国宝』で再びタッグを組むことになりました!
李相日監督が描き出す、横浜流星の新たなる魅力!
そして、吉沢亮と横浜流星の共演により、誰も観たことのない、美しく熱い日本映画が誕生します!

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『国宝』

2025年公開

ストーリー
数奇な運命と激動の人生を歩みながら、国の宝 へ上り詰めてゆく――。
任侠の一門に生まれ、数奇な運命をたどり、歌舞伎役者の家に引き取られた喜久雄。
歌舞伎の名門に生まれ、跡取り息子として、生まれながらに将来を約束された俊介。
正反対の血筋を受け継ぎ、生い立ちも才能も異なる二人はライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていくのだ
が…。
血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。運命に翻弄され、もがき苦しみ舞台に立ち続ける二人。
「歌舞伎」という鮮やな世界の秘められた裏側で、激動の人生を歩みながら、ただひたすらに芸の道を極めてゆく――。

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原作:「国宝」吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
脚本:奥寺佐渡子
監督:李相日
出演:吉沢亮 横浜流星
製作幹事:アニプレックス /MYRIAGON STUDIO
制作プロダクション:クレデウス
配給:東宝
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