横浜流星参戦決定!吉田修一作「国宝」。 歌舞伎の世界を描いていることから、映像化不可能だと言われていた本作が、先日吉沢亮主演で映画化発表されると大きな反響を呼びました。 そして、この度、主人公の親友でライバルとなる、歌舞伎界の御曹司・大垣俊介役に横浜流星が決定しました! 特に『春に散る』のボクサー役を演じるにあたり、プロテストに挑戦し、見事合格。 横浜もまた、吉沢同様これまで踊りの経験がなかったため、昨年3月よりまず、まっすぐ歩くことからお稽古を始めましたが、元極真空手世界チャンピオンの体幹の強さもあり、めきめきと踊りの腕をあげました。先に稽古を始めていた吉沢に追いつけ追いこせと、他の仕事の合間を縫って休むことなく日々稽古に励み、自宅での自主練習も欠かさず、歌舞伎の家に生まれた役者に見えるようにと、全身全霊を捧げてこの役に挑んでいます。初めて吉沢と二人で踊った昨年12月、スタッフ全員が驚くほど息のあった舞踊を見せた横浜でしたが、撮影中のいまも空き時間を見つけては稽古に励んでいます。横浜自身も「目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。」と熱いコメントを寄せており、今からその完成が待ち遠しい。 李相日監督と再びのタッグ今回、『国宝』のメガホンをとるのは、『フラガール』(2006年)で日本中を感動の涙で包み、日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞を受賞した李相日監督。初めて吉田修一作品に挑んだ『悪人』(2010年)は、第34回日本アカデミー賞13部門15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞し、第35回報知映画賞作品賞、第84回キネマ旬報日本映画ベストテン第一位、第65回毎日映画コンクール日本映画大賞など国内のあらゆる映画賞を総なめにし、第34回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で最優秀女優賞を受賞するなど、海外でも高い評価を得る名作となりました。2022年、李が監督した『流浪の月』に出演した横浜は、「俳優人生の転機となった」と語っています。そして、今回『国宝』で再びタッグを組むことになりました! |
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『国宝』2025年公開 ストーリー |
原作:「国宝」吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
脚本:奥寺佐渡子
監督:李相日
出演:吉沢亮 横浜流星
製作幹事:アニプレックス /MYRIAGON STUDIO
制作プロダクション:クレデウス
配給:東宝