新人監督特集@池袋シネマ・ロサこの度、池袋シネマ・ロサにて11/5(土)~11/11(金)「矢川健吾監督特集『人に非ず』『穴を掘る』『脳天気』」が新人監督特集vol.9として劇場公開が決定しました。 「矢川健吾監督特集」2022年11月5日(土)〜11月11日(金) |
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矢川健吾監督1987年6月13日生まれ |
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『人に非ず』小笠原諸島の父島にあるホテル・ホライズンにひとりの男が従業員としてやってくる。自然豊かな小さな島は、一見のどかで平和なように見えるが、そこには陰湿な人間関係が渦巻いていた。男はその閉鎖的なしがらみをまるで人ではない「何か」のように見つめ、ある事件へと向かっていく。監督自身が一年間、小笠原のホテルに住み込みながら脚本を執筆し、撮影した作品。ぴあフィルムフェスティバルで審査員特別賞を受賞、ベルリン国際映画祭でも高い評価を受けた作品。 『穴を掘る』男は仕事を終え、街を離れていく。無人駅に着くと、スコップを片手に夜の森へと入っていった。男は何を求めて森へいくのか? 何のために穴を掘るのか? 闘うことに言葉はい らない。男たちの「顔」と「動き」に集約し、言葉を削ぎ落とした実験的作品。 米国アカデミー賞への道、ボゴタ国際短編映画祭にて最終ノミネートまで残るなど、 数々の映画祭にて上映されてきた本作。2021年まで海外での上映が続き、ようやく 本年、国内にて上映される運びとなった。 『脳天気』町工場で働く女は、ある日同僚にフェスに誘われる。空に浮く謎の黒いザワザワが日常を侵す世界で、フェスが行われるのだろうか。そんななか、同僚が忽然と姿を消し…。新型コロナウイルスが世界を覆う前の2019年に制作された本作。日本に漂う政治不信やパンデミックに対する、「悪い予感」を描くことがテーマであった。その後の世界をあたかも予言したような予感の作品。 |