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三木聡のオフィシャルインタビュー

コンビニエンス・ストーリー
この度、成田凌、前田敦子、六角精児出演の映画『コンビニエンス・ストーリー』(8月5日公開)で監督を務めた三木聡のオフィシャルインタビュー動画が解禁となりました。

身近な存在であるコンビニを舞台に物語を描こうと思ったきっかけは、企画のマーク・シリングによる筋書きに、コンビニは何でも欲しいものが揃う独特の場所という描写があったことから。三木監督自身もコンビニという場所に対して不思議な印象を抱いていたことから本作はスタートしました。
今作の見どころでもある成田凌×前田敦子×六角精児の三角関係については、等しい三角形ではなくいびつな三角形にしたいと考えていたと語る三木監督。過去に演出を手掛けてきたシティボーイズの作品でも 3 人の関係性を用いて演出するなど昔から 3人という構造が身近だったといい、惠子(前田敦子)と南雲(六角精児)という何処かバランスのおかしな夫婦に対して、加藤(成田凌)のフラットなキャラクターが入っていくことによって 2 人の異様さを引き立てています。

三木監督は「時効警察」『大怪獣のあとしまつ』にも出演した六角精児とは80年代的な視点やムードなど同時代のカルチャーを共有してきた世代だからこそ今作の中に反映されたものがあり、そこに成田凌、前田敦子が入ってくることによって、結果的に風景としても映画としても面白くなったと語ります。

そして観客に対してはお客さんの想像力は凄い、と話す三木監督。自身が描かなかった空白の部分を埋めてもらったり、想像してもらいたいと明かし、他にも影響を受けた作品や撮影時のこだわりなど奇妙で濃密な異世界の誕生秘話を語り尽くします。

映像は全3本に渡って公開されます。

映画情報どっとこむ ralph 『コンビニエンス・ストーリー』

2022年8月5日(金)テアトル新宿他全国公開
公式HP:
https://conveniencestory-movie.jp/

公式Twitter:
@cv_story_movie

ストーリー
スランプ中の売れない脚本家、加藤(成田凌)は、ある日、恋人ジグザグ(片山友希)の飼い犬“ケルベロス”に執筆中の脚本を消され、腹立ちまぎれに山奥に捨ててしまう。後味の悪さから探しに戻るが、レンタカーが突然故障して立ち往生。霧の中のたたずむコンビニ「リソーマート」で働く妖艶な人妻・惠子(前田敦子)に助けられ、彼女の夫でコンビニオーナー南雲(六角精児)の家に泊めてもらう。しかし、惠子の誘惑、消えたトラック、鳴り響くクラシック音楽、凄惨な殺人事件、死者の魂が集う温泉町……加藤はすでに現世から切り離された異世界にはまり込んだことに気づいていなかった。
コンビニエンス・ストーリーposter

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出演:成田凌、前田敦子、六角精児、片山友希、岩松了、渋川清彦、ふせえり、松浦祐也、BIGZAM、藤間爽子、小田ゆりえ、影山徹、シャラ ラジマ

監督・脚本:三木聡
企画:マーク・シリング
(c)2022「コンビニエンス・ストーリー」製作委員会

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