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『アウシュヴィッツのチャンピオン』トークショー新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開中の映画『アウシュヴィッツのチャンピオン』。 |
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渋谷哲也教授登壇上映終了後、たった今鑑賞を終えた観客の盛大な拍手に迎えられ、渋谷哲也教授が登場し、トークショーがスタート。 まずは、本作の舞台になったアウシュヴィッツ収容所でガス室が設けられるまでの経緯や、主人公のテディがユダヤ人としてではなく、ポーランド人の政治犯として捕らえられたことなどの背景を解き明かした。 本作の中でナチスを必ずしも極悪人として描写しない点やユダヤ人の存在を強調していない点をあげ、現在のポーランドの情勢を交えて述べた。現在のポーランドでは右傾化が進んでいることから、ナチス・ドイツに協力したポーランド人がいたことについて言及することが禁止されていることに触れ、その反面ナチスの過剰な悪魔化が避けられているとして「残酷ではあるけれど、どこか人間味がある。新たな魅せ方をするホロコースト映画だ」と、従来のナチス映画と一線を画した作品だと評価した。 また、本作のモデルとなったテディの他にも、強制収容所を生き抜いたボクサーは少なからずいたことを明かし、「収容所の娯楽は、サッカーに続いてボクシングが人気だったが、“囚人へのいじめ”もスポーツとして実践されていた」など収容所内での娯楽についても詳しく解説。 「子どもでも老人でも容赦なく、意味もなく殺される強制収容所内の様々な理不尽な出来事をコンパクトかつ、大衆映画に落とし込んでいるよくできた映画だ」として何度観ても発見のある映画だと述べた。 |
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『アウシュヴィッツのチャンピオン』英題:The Champion of Auschwitz 新宿武蔵野館、HTC渋谷ほか全国順次公開中 公式HP: STORY |
2020年/ポーランド/91分/カラー/5.1ch
監督・脚本:マチェイ・バルチェフスキ 撮影:ヴィトルド・プウォチェンニク 音楽:バルトシュ・ハイデツキ
出演:ピョートル・グウォヴァツキ、グジェゴシュ・マウェツキ、マルチン・ボサック、ピョートル・ヴィトコフスキ、ヤン・シドウォフスキ
日本語字幕:渡邉一治
配給・宣伝:アンプラグド
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