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映画『ゆるキャン△』初日舞台挨拶

TVアニメ第1作目が2018年1月から放送スタートし、キャンプブームを巻き起こした『ゆるキャン△』。シリーズ最新作・映画『ゆるキャン△』が7月1日(金)より全国大ヒット上映中です。

この度、7月1日(金)に丸の内ピカデリーにて映画『ゆるキャン△』の初日舞台挨拶が行われ、花守ゆみり(各務原なでしこ役)、東山奈央(志摩リン役)、原紗友里(大垣千明役)、京極義昭監督が登壇しました。
ゆるキャン△舞台挨拶
日時:7月1日(金)
会場:丸の内ピカデリー
登壇:花守ゆみり、東山奈央、原紗友里、京極義昭監督

映画情報どっとこむ ralph 会場に集まった『ゆるキャン△』ファンを前に、今の気持ちを聞かれると監督「本当に無事に迎えられて今はホッとしております。作っていく過程で想定していた以上に尺が伸びていって…(笑)あれもこれも入れたい!と 2時間超えそうだったのをなんとか納めました。スタッフとキャストの皆さんのおかげでいい映像にすることができて嬉しいです。」
花守「詰め込みたいものを沢山詰め込んでいただいて、その中で資料やストーリーを事前に読ませていただいた時から『これを全力で演じて応えたい』という気持ちでいっぱいだったので、皆さんにお届けできるということで緊張もありますけど、とにかく嬉しいです。」ゆるキャン△舞台挨拶
東山「アフレコの時から素晴らしい映画だと思っていました。ビジュアルを見て大人になっていることに衝撃を受けて、オリジナルのお話を、監督をはじめ皆さんがゼロから作り上げられたということで台本を手に取るまでドキドキしていたんですが、皆が見たい『ゆるキャン△』が詰まっている、そして『ゆるキャン△』じゃなければ、映画じゃなければ描けない物語になっていると思ったので、最強の『ゆるキャン△』を見ていただきたいです!」ゆるキャン△舞台挨拶
原「台本を頂いたときに『大人になってるよ…!』とキャスト陣で話していたのが、試写で見させていただいて『すごかったよ…よかったよ…』と非常に盛り上がって。やっと皆さんと共有できる喜びがすごいので、まずは見ていただいて、いっぱい語り合いましょう!」ゆるキャン△舞台挨拶
とそれぞれに喜びを表現。
ゆるキャン△舞台挨拶
TVシリーズから月日が流れ、大人になった5人が描かれた本作。この物語を描くきっかけを問われると
監督「4年くらい前、第1作目の放送終わった少し後にショートアニメ『へやキャン△』、『SEASON2』、そして映画を作りましょうと。『え、うそでしょ?!』とびっくりして。映画はオリジナルで考えてみようか?という話から、見たいものを挙げていったときに、1作目最終話でなでしこの妄想シーンとして出てきた大人になった5人の姿が作っていて面白かったし、もうちょっとこの5人を見てみたいという気持ちになって。それが最初のきっかけで、実際に実現可能かどうか先生と一緒に相談しながら作っていきました。」
と企画発案の裏側を明かしました。それを受けて、映画化発表時に喜びのあまり花守が泣いてしまった当時のことを一同が思い出す場面も。

一方、大人になったキャラクターを演じたキャストたち。
「大人を演じるって、なんちゃっての大人を第1作目で演じて以来で…」と話す花守に、東山が「皆が慣れ親しんでいる高校生の雰囲気をそこなわずに、でも大人として成長した姿をどうやって感じてもらえるかというところはスタッフさんたちとディスカッションして。いわゆる”演じ分け”をするのではなくて、セリフに則って身を委ねることで自然と演じられていた気がするよね。」と言うと、全員が頷きしみじみ。原は「千明は“大人のお水”を飲んだり…ぐびっと(笑)今までの千明に則ったままでいったらすんなりいけました。大人にしようとか考えずにやりましたね(笑)」と話し、会場の笑いを誘いました。
花守「2人が職場にいるシーンで、大人になって…現実で戦っていると思って(笑)」と感慨深げな様子を見せると、東山も「社会人として頑張っているから、新鮮だったよね。」と話し、続けて「進路を選んだ結果が映画に詰まっていて。新鮮さもありながら皆が皆らしく成長していったんだなって。」と、考え抜かれた大人の姿について言及。監督が「5人が将来何をするのかというのは、キャラクターの性格だったり興味のあることから発想していって『こんな感じじゃないですか?』というのをあfろ先生に聞いて、逐一相談して決めていきましたね。」と原作者と密に話し合っていたと言い、出版社で働くリンを描く際は、原作を出版する芳文社の編集担当者に取材をするなど、「高校からの進路は考えて作っていきました」と答えました。

大人になった5人を演じたキャスト陣のアフレコ時をについて監督は、
「まずは丸投げして(笑)最初だけやりとりをしてから、そのあとはディレクション全く入れずにそのままやっていただきましたね。楽だったな…(笑)」と思い返し、「納得するというか、聞いていて『こうなるよな』って演技をしていただいたので。本当に素晴らしい演技でした。本当にありがとうございました。」を感謝の気持ちを述べました。ゆるキャン△舞台挨拶

情報解禁時にも衝撃を与えた『キャンプ場をつくる』という物語。その経緯を質問されると、
監督「大人になった5人が規模を大きくしたキャンプをする、これまでと違うところでキャンプするとかって案も上がったんですけど、大人だからできる物語をもっと作れないかというのを考えていって、そのときに出たアイデアなんですよね。これまでとは違うキャンプとの関わり方をすると、キャラクターが感じる感情だったり、ドラマがまた新しいものを作れるのでは?と思ってチャレンジしました。予想の斜めいく感じだったとは思いますけど…」と制作時のエピソードを明かすと、花守「奮発したキャンプをしたり、旅行したりするのかな?と言っていたので(笑)いま監督のお話を聞いて、お金じゃないよなって反省しました(笑)」がリアクション。
そして「ロケハンで色々なキャンプ場を取材して、20代の方が脱サラして潰れたキャンプ場を再生するってお話を聞いたりもしたので…」と監督が話し出すと会場も一同も興味津々。花守から「映画を作るにあたってどのくらい取材されたんですか?」と聞かれると、監督「2~30回はロケハンしていますね。」と『ゆるキャン△』がロケハン命であると話し、これから映画を見る観客への期待を高ました。

キャストから監督への質問が溢れかえり、予定していた30分だけでは止まらない勢いに!最後には、
原「本当に(千明らしく)部長として…『みんながここまで立派に作り上げてくれらことは本当に誇りに思っている!』って偉そうに言いたくなるくらい本当に素晴らしい映画になっていると思っています。エンディングで思わず温かい涙が溢れるような温かい映画になっていました。社会人の皆さんにはすごい刺さる言葉がいくつかあるのではないかなと思いつつ。絶対に観て良かったなと思える『ゆるキャン△』らしい作品になっているので、ぜひ『ゆるキャン△』の時間に身を委ねて楽しんでいただけたらと思います!」
東山「この映画を見て、映画館で『ゆるキャン△』が出来て本当に良かったなと思うシーンがいくつもありました!皆さんが応援してくださったおかげで銀幕に来ることができたので本当に嬉しく思っています。起承転結、色んな展開があるんですけど、どのシーンも情報量があって、濃くて、こだわりがあって面白くって。実際に今日監督のお話を伺って、きっとロケハン大変だったと思うんですけど、『なんかすごい楽しそう』と思って、だからこういう映画になったんだって感じました。皆さんにはたくさん語り合っていただいて、映画の面白さを共有しあって、何度でも映画館に遊びにきていただきたいと思っています!」
花守「いよいよお届けできるということで本当に一安心です…。私のところにすでに3〜4人からすでに『観ました』って連絡が来ていて…早く私も映画館で野外活動したいなと思っています!監督をはじめとして、皆さんのこだわりがたくさんつまった映画となっています。きっと楽しんでいただける2時間になっていると思っています。楽しんでください!」
監督「こうやって沢山の方にきていただいて、『ゆるキャン△』が支えられてきたんだなと思ってすごく嬉しいです。まさか映画をつくるなんて最初は考えもしなかったんですけど、ここまでたくさんの方に見てもらえる作品になれたのはファンのみなさんのおかげなので、この場を借りてお礼申し上げます。最後まで楽しんでいただければと思います!」
と締めくくり、温かい拍手のなか舞台挨拶は幕を閉じました。

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映画『ゆるキャン△』

全国大ヒット上映中!

原作者・あfろ監修 完全オリジナルストーリー

高校時代、キャンプを通じて関係を育んでいった、なでしこ、リン、千明、あおい、斉藤。時を経てそれぞれの道を歩んだ5人が、とあるきっかけでキャンプ場を作ることに。

『ゆるキャン△』が演出する、自然の美しさや美味しい食事、焚火を眺めるようなゆったりと流れる時間――。

「美味しいご飯を食べたり、きれいな風景を眺めたり、温泉にゆっくり浸かったりして……明日もまた頑張ろう」そんな気持ちになれるひと時の体験。
2022年の夏は、映画館で野外活動しよう。

【STORY】

これは、少し先の冬からはじまる物語。

志摩リンは故郷の山梨を離れ、名古屋のちいさな出版社に就職し、一人暮らしをしていた。
とある週末、ツーリングの計画を立てていたところに、
高校時代の友人・大垣千明から唐突にメッセージが届く。
「今、名古屋にいるんだが」

山梨の観光推進機構に勤める千明は、数年前に閉鎖された施設の再開発計画を担当していた。

「こんなに広い敷地なら、キャンプ場にでもすればいいじゃん」
そんなリンの何気ない一言から、動き出す千明。

東京のアウトドア店で働く各務原なでしこ、地元・山梨の小学校教師となった犬山あおい、横浜のトリミングサロンで働く斉藤恵那。
かつてのキャンプ仲間が集まり、キャンプ場開発計画が始動する。

キャンプでつながった五人が、今だからできることに挑む、アウトドア系ガールズストーリーの幕が上がる。
ゆるキャン△

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≪STAFF≫
原作:あfろ (芳文社「COMIC FUZ」掲載)
監督:京極義昭
脚本:田中 仁伊藤睦美
キャラクターデザイン 佐々木睦美
プロップデザイン:井本美穂堤谷典子
メカデザイン:遠藤大輔丸尾 一
色彩設計:水野多恵子(スタジオ・ロード)
美術監督:海野よしみ(プロダクション・アイ)
撮影監督:田中博章(スタジオトゥインクル)
デジタルワークC-Station digital
CGワーク   平川典史(M.S.C)
音響監督:高寺たけし
音響制作:HALF H・P STUDIO
音楽:立山秋航
音楽制作:MAGES.
アニメーション制作C-Station
配給:松竹

オープニングテーマ 亜咲花「Sun Is Coming Up」
エンディングテーマ 佐々木恵梨「ミモザ」

≪CAST≫
各務原なでしこ:花守ゆみり
志摩リン:東山奈央
大垣千明:原 紗友里
犬山あおい:豊崎愛生
斉藤恵那:高橋李依

土岐綾乃:黒沢ともよ
各務原桜:井上麻里奈
鳥羽美波:伊藤 静
犬山あかり:松田利冴

各務原静花:山本希望
各務原修一郎:大畑伸太郎
志摩 咲:水橋かおり
志摩 渉:櫻井孝宏

刈谷:利根健太朗
編集長:青山 穣
小牧店長:依田菜津
白川:上田燿司

ナレーション:大塚明夫
ほか

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