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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭記者発表

2004年から始まったSKIPシティ国際Dシネマ映画祭(主催:埼玉県、川口市ほか)は、デジタルシネマにフォーカスを当て、国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門)を中心にした“若手映像クリエイターの登竜門”として毎年開催を重ね、これまでに『死刑にいたる病』の白石和彌監督、『浅田家!』の中野量太監督、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、『さがす』の片山慎三監督など、日本映画界のトップランナーとして活躍する監督や、新作を心待ちにされる監督たちを多数輩出してきました。

本日6月15日(水)、神楽座(東京・飯田橋)にて記者発表を行い、本年の国際コンペティション審査委員長を務める寺島しのぶさん、国内コンペティション審査委員長を務める芦澤明子さんも登壇して、ノミネート作品、特集上映をはじめとする全ラインナップを発表しました。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭左から、八木信忠(総合プロデューサー)、芦澤明子(撮影/国内コンペティション審査委員長)、大野元裕(埼玉県知事/映画祭実行委員会会長)、寺島しのぶ(女優/国際コンペティション審査委員長)、土川勉(映画祭ディレクター)

第19回を迎える本年は、2019年以来3年ぶりのスクリーン上映と、好評だったオンライン配信を併用したハイブリッド方式で、来る7月16日(土)より、埼玉県川口市のSKIPシティをメイン会場に開催。

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オープニングは磯部鉄平監督作品

今年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭のオープニングは、本映画祭で初めて3年連続ノミネート、3年連続受賞を果たした磯部鉄平監督の最新作『世界の始まりはいつも君と』のワールド・プレミアで幕を開けます。

本映画祭のメインである“コンペティション”には、すべて日本初上映の24作品がノミネート!
国際コンペティションには、99の国・地域から応募された775本から厳選した10作品がノミネートとなりました。フランス、アメリカ、スウェーデン、デンマーク、ヨルダン、ボリビア、そして日本など、世界各国の新鋭監督が見つめた世界の“いま”が映し出された、珠玉のラインナップ!コメディ、戦争映画、人間ドラマ、クライム・ドラマなどジャンルも様々に、個人の尊厳やアイデンティティ、ジェンダー、家族との絆など、言語や文化の違いを超え、現代社会を生きるすべての私たちに繋がる物語が紡がれています。

審査委員長を務める寺島しのぶさんをはじめとする審査員が、果たしてどの作品にグランプリを贈るのかも注目です。
国内コンペティションでは、日本映画界の未来を担う、若手映像クリエイターが果敢に表現の可能性に挑んだ、長編6作品、短編8作品がノミネート。黒沢清監督、深田晃司監督など数々の映画監督とタッグを組み、映画撮影の第一人者として尊敬を集める芦澤明子さんが審査委員長を務めます。

さらに今年は2つの特集企画を開催!ひとつは、『チャリティ上映「ウクライナに寄せて」』と題し、過去に本映画祭でノミネートした、日本では劇場未公開のウクライナ作品2本をリバイバル上映!本特集の収益は、深刻な人道危機の只中にあるウクライナの人々への支援に役立てるため、日本赤十字社を通じて全額寄付いたします。

もうひとつは、過去の本映画祭にノミネートした監督の最新作2本を劇場公開に先駆けてワールド・プレミアで上映する『WhatʼsNew~飛翔する監督たち~』。どちらの特集も、世界各国の若手監督を発掘・紹介してきたSKIPシティ国際Dシネマ映画祭ならではの特集です。

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映画祭内容

国際コンペティション

すべて日本初上映の厳選10作品をノミネート!審査委員長には寺島しのぶさんが就任!
今年の国際コンペティションは、99 の国・地域から応募された 775 本から、厳正なる一次審査を経て 10 作品をノミネートしました。
審査委員長には映画、TV と幅広く活躍し、日本を代表する女優のひとりである寺島しのぶさんが就任し、最終審査を経てグランプリをはじめとする各賞が決定されます。すべて日本初上映となります!
『コメディ・クイーン』
『ザ・クロッシング』
『とおいらいめい』
『ファルハ』
『彼女の生きる道』
『マグネティック・ビート』
『クイーン・オブ・グローリー』
『揺れるとき』
『UTAMA~私たちの家~』
『ワイルド・メン』

国内コンペティション(長編部門、短編部門)

長編6作品、短編8作品がノミネート。
審査委員長には数々の監督とタッグを組む撮影の第一人者、芦澤明子さんが就任!
国内コンペティション長編部門には 6 作品がノミネート! 今後の日本映画界に新風を吹かすであろう、監督それぞれの個性が光る力作を厳選! 群像劇、SF、さらにマダガスカルで撮影された異色作など、バラエティ豊かなラインナップとなりました。
『明ける夜に』
『ブルーカラーエスパーズ』
『ダブル・ライフ』
『Journey』
『ヴァタ ~箱あるいは体~』
『命の満ち欠け』

国内コンペティション短編部門

8作品がノミネート。
コメディ、ホラー、アニメーションなどのジャンルに挑戦した野心作に、コロナ禍を描く作品など、短編という限られた時間に濃縮さ
れた、若手監督の情熱がほとばしる選りすぐりのラインナップ!
『しかし、それは起きた。』
『似ている』
『ウィーアーデッド』
『こねこ』
『サカナ島胃袋三腸目』
『喰之女』
『ストレージマン』
『清風徐来』

特集上映「What’s New~飛翔する監督たち~」

過去に本映画祭ノミネート経験のある監督の最新作をワールド・プレミア!
オープニング作品『世界の始まりはいつも君と』を含む、過去の本映画祭にノミネートした監督たちによる最新作をワールド・プレミアで上映する本企画。昨年の国内コンペティションで優秀作品賞と観客賞をW受賞した萱野孝幸監督の才気溢れるごみ屋敷オフビートコメディ『断捨離パラダイス』に、真田幹也監督によるパワーアップした「ミドリムシ」シリーズ第二弾『ミドリムシの姫』。これから公開される話題作を、劇場公開に先駆けて上映!

関連企画

『世の中にたえて桜のなかりせば』追悼上映、バリアフリー上映、パパママ・シアターなど盛りだくさん!

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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022(第19回)開催概要

会期:
《スクリーン上映》2022年7月16日(土)~7月24日(日)
《オンライン配信》2022年7月21日(木)10:00~7月27日(水)23:00
会場:SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ映像ホール、多目的ホール(埼玉県川口市)、メディアセブン(埼玉県川口市)ほか
オンライン配信:特設サイト(Poweredbyシネマディスカバリーズ)にて配信
主催:埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会
公式サイト:www.skipcity-dcf.jp

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