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『映画 バクテン!!』完成披露上映会

『映画 バクテン!!』。
宮城県岩沼市を舞台に、『男子新体操』と出会い、強烈に魅せられた少年・双葉翔太郎が、私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)男子新体操部に入部。ときに挫折し、すれ違うも、共に仲間と過ごす毎日の中で一つの目標に向かって、チームでひた走る姿を描いた「スポ根×青春群像劇」です。

その劇場公開に先駆け、6月11日(土)に完成披露上映会イベントが行われ、双葉翔太郎役の土屋神葉、美里良夜役の石川界人、築館敬助役の近藤隆、女川ながよし役の下野紘、亘理光太郎役の神谷浩史、栗駒あさを役の佐倉綾音が登壇して舞台挨拶が行われました。
「映画バクテン!!」完成披露
日程:6月11日(土)
場所:新宿バルト9
登壇:土屋神葉(双葉翔太郎役)、石川界人(美里良夜役)、近藤隆(築館敬助役)、下野紘(女川ながよし役)、神谷浩史(亘理光太郎役)、佐倉綾音(栗駒あさを役)※敬称略

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土屋神葉、石川界人ら登壇

今回の舞台挨拶では私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)の男子新体操部のメンバーが映画館に集結。
満員に入った客席を前に、キャストそれぞれが本作完成の喜びを語り、主人公・双葉翔太郎役の土屋神葉は、スタジオにも見学に行かせていただいて、そこのスタッフの方が制作してくれた映画が皆さんに観ていただけると思うととても嬉しい、と心情を述べました。また栗駒あさを役の佐倉綾音は、本作について、青春に振り切った作品であると語り、永遠ではない「青春」というものが詰め込まれており、1時間半でいろんな気持ちになった、と明かしました。

本作で、キャストが揃ってお客様の前でイベントを実施するというのは今回が初めて。「バクテン!!」の魅力について聞かれると、キャストからは「前向きになれる」「青春」というワードが飛び出し、その中でも、土屋は、前向きになれる、元気になれる作品だと話しました。美里良夜役の石川界人は、「青春」というキーワードを挙げ、青春をあまりしてこなかったという石川自身も胸に刺さるし、理想が詰まっている作品だと話しました。またすでに解禁されている本作PVはTVシリーズとは変わって、シリアスな印象だとし、青春の中には暗い面もあるけれどそのうえで明るい未来を目指していこうという姿が魅力と語りました。

築館敬助役の近藤隆は、シナリオの人物描写が丁寧で演じやすかったと語り、見ていただくお客さまも見やすかったのかもしれないと話しました。女川ながよし役の下野紘は、リアリティがある作品と言い、弱小だったアオ高がインターハイに向かって頑張っていく姿とともに日常生活が描かれている、おいしいものを食べたり、新体操とは関係のないところでいざこざが起きたりする部分も含めて共感でき、多くの人に愛されたのかなと話しました。また料理の描き方についても語り、「バクテン!!」はお腹のすいているときに観てはいけないとも語っていました。

亘理光太郎役の神谷浩史は、アニメーションは派手なものが評価されがちだけど、絵が動くことが魅力の一つで、「バクテン!!」は一見地味ながらもストーリーがしっかりしていてキャラクターたちが生き生きしている、演技シーンは派手に描きつつバランスよく映像が埋まっていると語りました。また、TVシリーズの「バクテン!!」をテレビで見ることがコロナ渦の楽しみでもあったと明かしました。一方、佐倉は、新体操の描写が印象深いと言い、「バクテン!!」は跳ぶときに光や火花が飛んだり、体の軌跡を光が描いたりする部分に目が奪われるし、新体操をアニメーション化するときの一つのスパイスになっていると話しました。

続いて、ご自身の青春についての話題になると、高校時代にクラシックギター部に所属していたという土屋は、部活の後から終電までの時間は、アクションの練習に励んでいたと言い、毎朝眠いまま学校に行っていたことが青春だったと振り返りました。石川は、「バクテン!!」のような青春アニメも観ていたそうで、学生時代は声優を目指すことに夢中になっていたと話しました。近藤は、弓道部に所属しており、部員同士で休みの日に遊びに出かけたりして楽しかったと話し、「バクテン!!」を見ていると自身の青春を思い出すとも語りました。下野は、中学時代はゲームに夢中になっており、高校時代には演劇部に所属していたそうで、作中で描かれているような合宿生活に憧れると話しました。神谷は、格闘ゲームにはまっていたといい、学校終わってすぐゲームセンターに向かっていたと振り返りました。逆に買い食いなどは全くしなかったそうで買い食いするお金があればゲームセンターにつぎ込む!と会場の笑いを誘っていました。佐倉は、20歳の誕生日の時に事務所の先輩方が、佐倉の両親と結託してサプライズでお祝いする企画を立ててくれたそうで、その中に下野もいたと明かしました。しかし、その日は大雪のため電車が止まってしまうというハプニングがあったそう。佐倉は家に帰るためにタクシー乗り場に向かうと、乗り場の列に下野が並んでいたと言います。話しかけると、なぜか佐倉を家まで送ろうとする下野を不思議に思いつつ、“タクシー代が浮く”という考えを優先して一緒に帰宅したそうで、今思えばサプライズのためだったから向かう家は緒だったのか!と当時のエピソードを明かしました。

最後に、本作の見どころについて伺うと、土屋は、日常の音がドラマチックに聞こえたり、BGMにも注目ですと話し、石川は、「亘理」という一言で見どころを語りました。近藤は、1本1本の指の動き、震え具合など細かいところまで見てくださいと語りました。下野は、表情に注目していただき
たいと話しました。神谷は、丁寧にだましてくれるところだと話しました。見ていて気持ちのいい嘘をついてくれるし、演技シーンの迫力もあると語りました。最後の佐倉は、アオ高のライバルにあたる「シロ高」を挙げ、その理由は映画を見ていただけたらと語りました。

締めの挨拶では、石川は、「バクテン!!」は映画だけを見ても楽しめるけど、映画を見るとTVシリーズも見たくなる、どちらを先に観ても楽しめる作品だとアピールし、土屋は、ティザービジュアルが解禁された際に石川と二人で盛り上がったと語ったうえでその理由がエンディングでわかるので最後まで楽しんでくださいと言い、舞台挨拶は幕を閉じました。

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『映画バクテン!!』

私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)男子新体操部。
『男子新体操』に魅せられ、それぞれの想いを胸に集い、いつしか“チーム”となった個性豊かな部員たち。
一つの目標を抱き、青春のすべてを懸けて熱くひた走る彼らの物語は、次なる舞台、インターハイへ。
6人で跳ぶ、「アオ高男子新体操部」最後の挑戦が、始まる——
「映画バクテン!!」

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【キャスト】
双葉翔太郎:土屋神葉/美里良夜:石川界人/七ヶ浜政宗:小野大輔/築館敬助:近藤隆/女川ながよし:下野紘/亘理光太郎:神谷浩史/月雪ましろ:村瀬歩/高瀬亨:小西克幸/陸奥洋二郎:鈴村健一/大湊秀夫:杉田智和/竜ヶ森恭一:斉藤壮馬/吾妻俊介:山下大輝/栗駒あさを:佐倉綾音/志田周作:櫻井孝宏/双葉亜由美:上田麗奈/馬淵
修司:松田健一郎
【スタッフ】
原作:四ッ木えんぴつ/監督:黒柳トシマサ/新体操試技監督:光田史亮/脚本:根元歳三/キャラクターデザイン原案:ろびこ/
キャラクターデザイン・総作画監督:柴田由香/プロップデザイン・総作画監督:中西彩/色彩設計:千葉絵美/
美術監督:平間由香・小倉宏昌/美術設定:緒川マミオ/3DCG:武右ェ門/CGI監督:篠田周二/
撮影監督:本台貴宏・伊藤遼/編集:平木大輔/音響監督:長崎行男/音楽:林ゆうき/
新体操ユニフォームデザイン:株式会社ササキスポーツ/監修:青森山田高校男子新体操部/アニメーション制作:ZEXCS/
チーフプロデューサー:高瀬透子/プロデューサー:森彬俊・岩崎紀子・新宅潔
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