早川千絵監督『PLAN 75』『PLAN 75』は、早川千絵監督のオリジナル脚本による長編デビュー作。 早川監督は「ここ数年の間に”自己責任”という言葉を多く耳にするようになり、社会的に立場の弱い人への風当たりが強くなっていることへの憤り」が本作の発想のきっかけとしながら、「私が子どものころは、長生きをすることはおめでたいことだった。ここ最近は年をとることに対する不安ばかりがメディアで煽られるようになっている。高齢化社会の問題が解決に向かわないことの憤りが、高齢者自身に向けられているように感じる。誰もがこの先体験するという意味で想像しやすいであろう高齢者を主人公にした物語を描こうと思った」と語っている。 倍賞千恵子、新規画像到着今回到着した画像は、劇中で倍賞千恵子演じるミチがホテルの客室清掃員の仕事を辞めざるをえなくなり、ハローワークで仕事を探すも高齢の為、なかなか新しい職場を見つけられない…。働き先としてようやく見つけた交通整備の職に就いたミチの姿。夜間に佇むミチの表情からは悲壮感がにじみ出ている。 |
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著名人コメント一足先に映画を観た社会学者の上野千鶴子、ライターの武田砂鉄、時事芸人のプチ鹿島、作家でありTBS「情報7daysニュースキャスター」にも出演している吉川ばんび、芥川賞作家の若竹千佐子ら著名人、および映画の見巧者たち16名によるコメントは下記の通り。 ◆雨宮処凛(作家・活動家) ◆秋山弘子(東京大学名誉教授・東京大学高齢社会総合研究機構客員教授) ◆上野千鶴子(社会学者) ◆佐久間裕美子(文筆家) ◆SYO(物書き) ◆鈴木敏夫(スタジオジブリ) ◆武田砂鉄(ライター) ◆橘玲(作家) ◆立田敦子(映画ジャーナリスト/評論家) ◆轟夕起夫(映画評論家) ◆中井圭(映画解説者) ◆プチ鹿島(時事芸人) ◆松埼健夫(映画評論家) ◆矢田部吉彦(前東京国際映画祭ディレクター) ◆吉川ばんび(作家) ◆吉永みち子(ノンフィクション作家) ◆若竹千佐子(作家) |
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『PLAN 75』6月17日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開 公式サイト: Twitter:
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倍賞千恵子
磯村勇斗 たかお鷹 河合優実 ステファニー・アリアン 大方斐紗子 串田和美
脚本・監督:早川千絵
脚本協力:Jason Gray
エグゼクティブ・プロデューサー:小西啓介 水野詠子 國實瑞惠 石垣裕之 Frédéric Corvez Wilfredo C. Manalang
プロデューサー:水野詠子 Jason Gray Frédéric Corvez Maéva Savinien
企画・制作:ローデッド・フィルムズ
製作:ハピネットファントム・スタジオ ローデッド・フィルムズ 鈍牛俱楽部 WOWOW Urban Factory Fusee
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
©2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee