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アフター6ジャンクション2 コラボ

 
日本の現代社会においてアイドルは、華やかな魅力で時に大きな熱狂を生み出す存在でありながら、その裏側で人間としての本能や感情をルールで縛られる矛盾を抱えている。本作はアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンター山岡真衣(齊藤京子)が、「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる物語を通じて、煌びやかなアイドル業界の裏側に潜む孤独や犠牲、そして個人が自己を取り戻すための闘いを、痛切なリアリティと繊細な人間描写で描き出す。恋愛というごく自然な人間の感情が、なぜ「罪」として裁かれるのか――観る者は、自らの心に潜む「正しさ」の基準や、人の心を縛るルールの本質と向き合うことになる。『恋愛裁判』は、今月1月23日(金)公開となります。。
 
この度、TBSラジオ【アフター6ジャンクション2】コラボ試写会を開催!
深田晃司監督×ライムスター宇多丸×宇垣美里によるスペシャルトークショーも!
agehaspringsが担当した楽曲や、アナウンサー視点から観た本作の感想について率直に語る。
 
※一部本編のストーリーに関わる内容が含まれています。ご注意ください。
『恋愛裁判』アフター6ジャンクション2コラボ試写会
 
スペシャルトークショー付き【アフター6ジャンクション2】コラボ試写会
日付:1月9日(金)
登壇:深田晃司監督、ライムスター宇多丸、宇垣美里
 

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深田晃司監督×ライムスター宇多丸×宇垣美里

 
今回のコラボ試写会には、アトロクリスナー142名が招待され、熱心な映画ファンによって会場は埋め尽くされた。映画上映前にステージに登壇した宇多丸は「僕自身、アイドルの楽曲についての連載を長く続けていて、放送でもよく曲をかけてきました。僕自身の問題意識としても、恋愛禁止については以前からずっと文句を言ったり議論したりと、焦点にしてきた部分です。アイドル産業が持つ危うい部分や、何かを犠牲にしているのではないかと考えてきた身として、深田監督がそこにズバッと切り込んできたと感じています」とコメント。『恋愛裁判』アフター6ジャンクション2コラボ試写会エンターテインメントの枠を超えた本作は深田監督ならではの“思考を喚起する装置”が見事であると指摘するなど、本作への期待感をあおった。
 
そしてこの日は宇多丸たちも一緒に映画を鑑賞。映画上映後、会場に大きな拍手が響きわたる中、深田晃司監督、宇多丸、水曜パートナーの宇垣美里が舞台に登壇。場内は大きな拍手に包まれ、3名によるスペシャルトークショーがはじまった。
 
映画を鑑賞した宇垣は「昨日、映画を観て、今日が2回目なんですけれど。昨日は途中、引きつけを起こすぐらい泣いてしまいました」とコメント。その理由として「どうしても当事者に近い眼差しで観てしまったんです」と語る宇垣は、「私も運良く入った会社で、なぜか“こうあるべき”というアナウンサー像を求められることが多かった。でもわたしは(劇中の)彼女たちほど覚悟ができていなかったから『そんなつもりで入ってない』という気持ちになることが多かった」と明かす。
『恋愛裁判』アフター6ジャンクション2コラボ試写会
特に彼女が強調するのは、ルールが“内面化”していくことへの恐怖だった。「嫌な思いもたくさんしたし、そういうことがいつの間にか内面化してしまっていて。私自身、会社員になってから、男の人と二人で外を歩くということはできるだけしないようにしてます。それが内面化されているから『できない』と思ってしまうんです。
その感覚に感情移入しすぎてしまいました」とコメント。中でもメンバーの謝罪配信のシーンは観ていて苦しかったとのことで、「その後もダンスのレッスンをするんですけれど、立ち位置は(センターから)変わっていて。でも何もないようにレッスンをしなきゃいけないというところがもう耐えられなくて。ボロボロ泣いてしまいました」と振り返る。
 
本作を限られた層だけに届けるのではなく、実際の当事者の人たちにも見てもらい、それぞれの立場で考えてもらいたい。そのために“当事者性”を大事にしたと語る深田監督。宇多丸自身、表に出る仕事をしているということもあり、「ライブ前のオフの段階で、観客とは出会わないルートから入ってくる感じからエンターテインメントの世界に入ってくる感じ。まだオフだから眠いのか、ボーッとしている感じのあの顔が」と指摘する宇多丸に、深田監督も「冒頭のシーンは、実際のアイドルのマネジャーさんにも取材をして書いたシーンなんですけれど、あるアイドルの現役マネジャーの方が『あの最初の始まり方の朝の感じがすごくリアル』と言っていました」と笑ってみせた。
 
また宇多丸が「agehaspringsの楽曲も最高!」と絶賛する通り、本作で特筆すべき点として、agehaspringsが担当した劇中のアイドルグループ「ハッピーファンファーレ」が歌う楽曲群が挙げられる。だが当初、深田監督は「楽曲をどうするかというのは、この映画で一番悩んだ」と明かす。「日本の典型的なアイドルソングは素晴らしいのですが、それはファンとアイドルの長年の信頼関係という独自の文化に根ざしているもの。日本のお客さんだったらある程度受容できるけど、海外ではちょっとハードルが高いだろうなと感じていました」と語る深田監督だが、そんな時、アイドル文化に造詣が深いプロデューサーから紹介されたTomato n’ Pine(トマパイ)だった。「音楽としても最高にいいんだけど、ちゃんとアイドルソングになっている」ことに感銘を受けたとのことで、agehaspringsにオファー。「トマパイは楽曲が最高なんで。調べていくうちにトマパイすごいなと思って。普通にファンになって今でも聴いています」と力説した。
『恋愛裁判』アフター6ジャンクション2コラボ試写会
さらに振付には、長年にわたり、さまざまなアイドルグループを担当してきた、振付師の竹中夏海も参加している。「竹中さんには取材の時からお世話になって。そのまま振り付けもお願いすることになった。そして衣装はやはりアイドルの衣装を多く手がけられている相澤樹さんにやっていただくことになって。ハッピー☆ファンファーレにリアリティが生まれることになった」と自負する深田監督。

実はこの日の客席にはその竹中も来場。映画を鑑賞して「泣いちゃった」と笑う竹中は、「正直、わたしは本当にいろんな地獄を見すぎていて、逆に麻痺していたんです。もちろん恋愛禁止も問題だとは思っているんですけど、恋愛禁止ルールを破ったアイドルに事務所側が訴訟を起こすみたいなことは『生ぬるいテーマ』だと思ってしまうぐらい、現在進行形でもっとひどい地獄をたくさん見ているので。でも監督とお話しをしていくうちに、『私が麻痺しておかしくなってたんだ』と思って。アイドル業界の本当に腐った人間はみんな外圧に弱いので、監督みたいな視点から描いていただくのはすごく意味のあることなんだと思いました」と感想を述べる。
『恋愛裁判』アフター6ジャンクション2コラボ試写会
 
深田監督も竹中からいろいろな話を聞いたとのことで、「本当に深刻な性加害とか、そういった話も伺ったんですが、正直それって映画業界も同じなので。汚泥を見ていったらいくらでもある。だからどこまで描くのか、その匙加減はすごく難しかった。芸能事務所の悪辣さ、パワハラなどを描きすぎてしまって、『それはこの暴力的な事務所が悪いだけで、うちは違う。でも恋愛はダメだよ、バレたらクビだからね』と逃げ道を残してしまうことはしたくなかった。だから芸能事務所を悪にするのではなくて、構造の問題を描くべきだと思いました」と述懐。その上で「一見するとある種生ぬるい、良心的に見える事務所なんだけど、でもそこにはある種の抑圧と規制があるっていうような描き方にしたという感じでした」という。
 
そしてこの日は観客からも質問を受け付けるコーナーもあり、「前半部分と後半部分の色味の使い方が違っていたけど、そこは意識しているのか?」という質問も。それには深田監督が「前半の方はとにかく3色というのは実は明確に意識していて。実はこれ、メンバーカラーなんです。各メンバーのメンバーカラーが一人一人決まってるので、そのメンバーカラーを意識した」と返答した。

そんな解像度の高い、濃密なトークショーもあっという間に時間切れ。深田監督も「もし今日見て面白かったなと思ったら周りの方に勧めて、SNSとかでも書いていただけると嬉しいです!」と会場に呼びかけ、トークショーを締めくくった。
 

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『恋愛裁判』

英題:LOVE ON TRIAL
 
2026年1月23日(金)全国東宝系にて公開!
 
公式HP:
https://renai-saiban.toho.co.jp/
 
公式X:
@ren_ai_sai_ban
 
公式Instagram:
@happy_fanfare/
 
 
物語・・・
アイドルが「恋」をすることは「罪」なのか?
彼女の選択が今、裁かれる――
 
人気急上昇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」でセンターを務める山岡真衣は、中学時代の同級生・間山敬と偶然再会し、恋に落ちる。アイドルとして背負う「恋愛禁止」ルールと、抑えきれない自身の感情との間で葛藤する真衣。しかし、ある事件をきっかけに、彼女は衝動的に敬のもとへと駆け寄る。その8カ月後、事態は一変。所属事務所から「恋愛禁止条項違反」で訴えられた真衣は、事務所社長の吉田光一、チーフマネージャーの矢吹早耶らによって、法廷で厳しく追及されることとなる。
 

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企画・脚本・監督:深田晃司
共同脚本:三谷伸太朗
音楽:agehasprings
出演:齊藤京子 倉悠貴
仲村悠菜 小川未祐 今村美月 桜ひなの
唐田えりか 津田健次郎
製作:「恋愛裁判」製作委員会
製作幹事・配給:東宝
制作プロダクション:ノックオンウッド、TOHOスタジオ
©2025「恋愛裁判」製作委員会
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