『劇場版 おいしい給食 卒業』市原隼人主演の『劇場版 おいしい給食 卒業』が5月13日より全国公開となり、各地で満席が続出し、多くのお客様の来場が続き、大ヒット上映中です。 この度、公開初日より各劇場で満席が続出、ご来場頂いているお客様へ感謝の気持ちを伝えるべく、大ヒット御礼舞台挨拶を実施いたしました。ファンの方々から募集した質問に時間の限り答え、さらには、本作出演の生徒たちがサプライズで登場、担任教師・甘利田役の市原隼人に感謝の色紙を贈るなど、笑顔の溢れる舞台挨拶となりました。 |
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『劇場版 おいしい給食 卒業』大ヒット御礼舞台挨拶市原は「不動産屋を演じていても(※「正直不動産」)、鎌倉のほうの武士を演じていても(※「鎌倉殿の13人」)、どこかで給食のことを考えているんじゃないかとウワサになっています(笑)」と自身にとって、この『おいしい給食』という作品がいかに特別であるかを語り、映画の大ヒットを「夢のようです。シーズン1のクランクインの前夜のことをハッキリと覚えています。シーズン2や劇場版を作るなんて思ってもなかったです。この作品は、ひとえにお客様に楽しんでいただくことだけしか考えずに作りました。僕らの存在意義を改めて信じさせていただいたこと、感謝申し上げます」と劇場に足を運んだ観客への感謝を口にした。 綾部監督も「まさか『おいしい給食』がここまで愛していただけて、こんなにも広まるとは…」と語り、2020年3月に公開された映画『劇場版 おいしい給食 Final Battle』がコロナ禍で打ち切りになってしまったことに言及。「シーズン2をやるあかつきには、満席の劇場でパワーアップした『おいしい給食』を掛けるんだと、大人から子供まで楽しんで、パワーをもらえる作品をという思いで作りました。夢のようで感動しております!」と感慨深げに語った。 本作では市原演じる甘利田と、土村演じる早苗先生の“恋!?”も描かれるが、土村は2人の関係について「脚本を読んでいて、もどかしい気持ちになりました。何ひとつ、ハッキリしないでお別れとなって…最後のシーンはつらかったです。寂しい気持ちになりました」と語る。市原は早苗先生とのシーンについて「青春を味わっているようでした。10代でも、30代でも、50代でも、100歳でも青春は味わえると思っています。ぜひみなさんにもこの作品で青春を味わっていただけたらと思います」と笑みを浮かべて語っていた。 また、甘利田と給食対決を繰り広げる神野ゴウを演じた佐藤は、ゴウと甘利田について「好きなことに真っ直ぐで、給食を通して戦友として絆を深めていく――いい関係だなと思いました」と語り、そんな佐藤に市原は「大志が大好きなんです! 初めて会ったときが13歳ですよ。自分のデビュー当時と重ね合わせて見てました。親戚のような感覚で応援していました」とあふれんばかりの“愛情”を口にしていた。 教育委員会の鏑木を演じた直江は、シリーズを通して今回が初めての舞台挨拶登壇となった。鏑木は初登場時には「給食の廃止」を提案し、その後も「教師の給食の廃止」、さらに「味の変更」などを言い出す、甘利田たちの“宿敵”と言える存在だが「イヤなヤツをやらせてもらって、『イヤなヤツ』と孫にも言われましたが(苦笑)、とっても楽しくやらせていいただきました」と語る。 登坂は先日、第二子が誕生したことが発表されたが、登壇陣、観客から祝福の大きな拍手がわき上がり「ありがとうございます」とニッコリ。給食センターの職員を演じたが「市原さんと佐藤さんとのシーンで、『おいしい給食を作りたい』と言うシーンがあるんですが、一度も給食を作ったこともないにもかかわらず、本気で言っていて自分でも驚きました」と撮影を振り返った。 勇翔は、市原の“熱さ”に言及。地元・名古屋での舞台挨拶で市原と一緒に回った際のエピソードに触れ「移動のバスで、僕らの目を見て作品への思いやお芝居への思いをずっと語ってくれて、これまでそういう方と会ったことがなかったです。作品だけじゃなく“人”に対し、思いを持っているからこそ、これだけ盛り上がって見てもらえる、そのすごさを体感しました」と興奮気味に語った。 田村は、満員の観客を前に「これまでドームとか、いろんな大きな仕事をさせていただきましたけど、前回、完成披露試写会でこの場に立った時、右足がずっと震えていたことは一生、忘れないと思うし、今日も震えています(笑)」と告白。さらに田村も勇翔と同じく、市原の熱さに魅了されたようで「名古屋での舞台挨拶で1日回らせていただいた時、市原さんが熱い思いを語ってくださって、すごくかっこよくて『僕もこういう男性になりたい』と思って『弟子入りさせてください!』とお願いしました」と市原に心酔し、“弟子”となったことを報告した。 この日は、事前に映画を見た観客から寄せられた質問に登壇陣が回答。甘利田が給食の試食会のシーンで見節、階段の大ジャンプについて「本当に市原さんがやっているのか?マットはあったのか?」という質問に市原は「マットなしです(笑)」と回答。「映画で、人が普段見れない姿を見ていただきたいと思っていて、気が付いたらジャンプしてました」と平然と語っていた。 また「劇中と同じく、いまの気持ちを習字で表すなら?」というお題に、田村は「再来、降臨――シーズン3も出させてください!」とシーズン3の制作とそこへの出演を熱望する思いを吐露。勇翔は「公開期間を延長できたら」という思いで「延長」という言葉を選択する。 登坂は「『満腹』ですね。映画を見ていただいてお腹も気持ちもいっぱいになって、もう一回来ていただいて満腹から『おかわり』になれば」と語り、会場は拍手に包まれる。そんな登坂さんの答えを受けて、直江は「パート3に向けて『空腹』」とこちらも新シーズンを熱望! 佐藤は「『愛情』です。前回よりもたくさんの方に見ていただいて、舞台挨拶もたくさんさせていただいて、愛情を体で受け止めています」と素直ないまの思いを口にし、土村もシンプルに「『感謝』です。感謝の気持ちに尽きます!」と語った。 そして、気になる市原の答えは「浪漫」。その心を問うと「作品を通して人と人の架け橋になるというのが映画の根源だと思います。夢や希望を持っていただくことが僕の夢でもあり、いま、お客様に夢を見させていただけているので『浪漫』ですね。僕らの仕事は『衣食住』に入っていないので、なくても成立してしまう。だから、存在意義を見出すために試行錯誤してもがいてるし、それはカッコいいもんじゃなく、泥臭いです。泥水に手を突っ込んで、夢を探り当てる世界です。その夢を見させてくれるのは、お客様しかいない――『浪漫』です」としみじみと語った。 ちなみに、綾部監督によると、当初、市原は異なる回答を考えていたそうで、それは、映画の最後で甘利田が赴くことになる「函館」だったという。市原は「夢を乗せて函館に行こうかなと。次は、函館の景色を背負いながら、お会いできることを楽しみにしています!」と次なる物語への意欲を口にし、会場は期待を込めた大きな拍手に包まれた。 |
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3年1組の生徒からプレゼントそして、この日は3年1組の生徒を代表して、山﨑玲奈、細野涼聖、望田咲空、上阪悠斗、羽賀凪冴が登場し、サプライズで生徒たちによる寄せ書きを市原さんにプレゼント! 市原は「ありがとう」と嬉しそうに寄せ書きを受け取り、改めてシリーズを通じて、つらい撮影を乗り越えてきた生徒たちの頑張りを称賛!「可能性しかないみなさんとご一緒できたことは誇りです。本当に毎朝、みんなと会うことが楽しみで、みんなの笑っている姿を見るのが嬉しくて、本当に幸せでした」と感謝と喜びを語っていた。 |
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『劇場版 おいしい給食 卒業』は全国公開中。 公式HP: 1980年代のある中学校を舞台に、給食絶対主義者の教師・甘利田、自由な発想の給食変革者・ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く抱腹絶倒の学園グルメコメディ劇場版第2弾は二人の長き戦いがゴウの義務教育最後の年、遂に完結する!主演の甘利田を演じるのは市原隼人。甘利田が勤務する中学校で、若くして3年の学年主任を担うバリキャリの先生・宗方早苗には土村芳、神野ゴウは前作に続き佐藤大志。さらに体育教師・真野浩太を勇翔(BOYS AND MEN)、給食のおばちゃん・牧野文枝をいとうまい子、教育委員会職員・鏑木を演じた直江喜一、甘利田が担任を勤める学級の学級委員・皆川佐和子に山崎玲奈、駄菓子屋のお春を演じる木野花、校長先生役に酒井敏也、給食センター主任職員・四方田岳には登坂淳一、職員・真田幸助を田村侑久(BOYS AND MEN)が演じる。 |
監督:綾部真弥
企画・脚本:永森裕二
出演:市原隼人
土村芳 佐藤大志 勇翔(BOYS AND MEN)山﨑玲奈 田村侑久(BOYS AND MEN)登坂淳一 いとうまい子
直江喜一 木野花 酒井敏也
制作プロダクション:メディアンド
配給:AMGエンタテインメント
製作:「おいしい給食」製作委員会
2022/日本語/5.1ch/ドルビーデジタル/104分
Ⓒ2022「おいしい給食」製作委員会