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吉岡里帆、関西に凱旋直木賞&本屋大賞受賞作家 辻村深月の大人気小説を映画化! そして!!本作の公開に先駆け、5月6日(金)に大阪・梅田ブルク7にて、主演の吉岡里帆(京都府出身)と、吉野耕平監督(大阪府出身)が、大阪凱旋舞台挨拶を行いました。 |
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吉岡里帆、吉野耕平監督登壇ジェニーハイの歌う主題歌「エクレール」にのせて登場した吉岡と吉野監督は、満員の観客による大きな拍手で迎えられた。 吉岡は京都府出身。 今回のイベントは、二人の故郷への凱旋イベントであると同時に、東京以外での初めてのイベントでもある。改めて公開を控えての感想を尋ねられると、まずは監督が「ついに(公開日が)近づいてきてしまったかというドキドキがありまして…やっぱりもう逃げられないなあという不安ですかね。そのあたりの作品公開を迎えた監督の気持ちは、この後劇中に出てきますので、ぜひそこも楽しみにしていただけたらと思います。その場面が出てきたら、こういうことかと思っていただければ」と観客に語り掛けた。続いて、まさに自分の初めての監督作がSNSで評価されて、といった姿が劇中で描かれている新人アニメ監督を演じた吉岡からの回答。「プロデューサーの方から7年ぐらいかかっている(企画だという)お話を聞きまして。それと、中村倫也さんが演じる監督と、私が演じる監督が対決する、劇中に出てくる2本のアニメ作品が、本当に力が入っているので。とにかく長い時間と大勢の人の手によって作られた映画が、やっと楽しんでいただける機会ができたということで、皆さんがどう思うんだろうというのも気になるし、もし面白かったらSNSで一言つぶやいてもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです!」と力を込めて答えた。 本格的でリアルなアニメ業界が描かれている本作。吉野監督は『君の名は。』にもCGクリエイターとして参加した経歴の持ち主でもある。アニメと実写映画の世界で異なるところ、共通するところとして、「アニメは、すべてをコンテで作っているので監督が生み出していく世界のルールだったりとかこの話に何秒使うのかなども監督が決めていく。そういった一人にかかるエネルギーというのが、やっぱりアニメの監督はすごいと思うところですね。逆に実写は、そこはある種役者やスタッフと共に作ることができる一方で、太陽が出ているうちに撮らなきゃいけないとか、雨が降りそうで何分で撮りきらなきゃいけないとか、制限時間やトラブルの中で作っていくということもある。どちらもやっぱりいろんな人の力を借りて作らなきゃいけないというところは同じだと思います」と語った。 続いて吉岡は、演じるなかで難しかったことを問われると、自身の演じた斎藤瞳のひたむきさゆえのこだわりを挙げた。「劇中アニメで声優をされているのが、本職で声優をされている、本当に豪華なキャストの方たち。みなさんかんっっぺきなんですよ。でも、私には完璧に聞こえている声優をされている姿に対して、台本では『違う』といったことを指示を出したりしないといけなくて…。それが意味が分からなさ過ぎて!「完璧じゃん!!」となるんですよ。やっぱりすごすぎて、本職の方が(笑)。声優さんの技術に対してのすごさに対して文句を言う監督ってどういうことなんだろう?と。こだわりってそこまでいくと怖いなって。理解がなかなかできなかった部分ですね」。 映画のタイトルにちなみ、「関西の“ハケン=覇権”はうちがとる!!」ということで、地元の自慢と好きなところを問われた二人。大阪・北摂育ちの監督は「万博公園によく行っていた。あのモノレールから公園にいくくだり、森の間から太陽の塔が見える感じが理由なく好きですね」と返答。京都出身の吉岡は「万博公園強いですよね……」と一言。「どこがいいと思う?」と観客に問いかけるほどの長考の末、「新しいスイーツやおしゃれな雑貨屋さんが色々ある観光地の嵐山エリアの中で、ずっと変わらない渡月橋と、その川で乗れるボートがものすごく気持ちいい!」と回答。「ぜひ1回乗ってみてほしいです。嵐山モンキーパークという、猿に会えるところもあるので!デートとか、家族とか!来てほしいです!」と、地元愛をたっぷりアピールした。 最後の挨拶では |
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映画『ハケンアニメ!』5月20日(金)より全国公開 公式サイト: 公式SNS:
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出演:吉岡里帆 中村倫也 工藤阿須加 小野花梨 高野麻里佳 六角精児 柄本 佑 尾野真千子
原作:辻村深月「ハケンアニメ!」(マガジンハウス刊)
監督:吉野耕平
脚本:政池洋佑
音楽:池頼広
主題歌:ジェニーハイ 「エクレール」(unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN)
制作プロダクション:東映東京撮影所
配給:東映
©️2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会