タナダユキ監督『マイ・ブロークン・マリコ』 原作の『マイ・ブロークン・マリコ』は、2019年に無料WEBコミック誌「COMIC BRIDGE」で連載(全4回)されるやいなや毎話SNSでトレンド入りし、翌年出版された単行本(全1巻)では即重版が決定するなど、爆発的な反響を呼んだ。また、「輝け!ブロスコミックアワード2020」大賞を受賞、「この漫画がすごい!2021年オンナ編」第4位にランクインしたほか、2021年に文化庁が主催するメディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞するなど、ほぼ無名に近い新人作家の初連載作にも関わらず、異例の快挙を成し遂げ話題となった。 「親友の遺骨を持って旅に出る」という今までにない斬新な物語設定と、みる者に投げかける答えの見つからない問いかけが、多くの読者の心に刺さり一瞬にしてその世界に引き込んだ。 映画では、タナダ監督の力強さと繊細さを兼ね備えた演出、永野芽郁のこれまでのイメージを大胆に覆す役柄と演技、そして原作の持つ物語の力がひとつになり、人間の儚さと逞しさが、優しく熱をもって描かれる。ともに生き、ともに旅をするシイノとマリコ、ふたりの物語が誕生した。 |
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奈緒、窪田正孝ら追加キャスト解禁!この度、奈緒、窪田正孝ら追加キャストが解禁となります。 シイノ役の永野芽郁と奈緒は、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)に続き、2度目の親友役だ。撮影が始まる前から「マイ・ブロークン・マリコ」について沢山話し合っていたというふたりだが、永野は「初めてマリコになった奈緒ちゃんを見て感動しました」と明かし、「マリコが奈緒ちゃんじゃなかったら私はシイノになれなかったと思います。最高で最強な相棒でした!」と熱い思いをこめたコメントを寄せている。奈緒も「『いつかまた一緒に2人でお芝居をしよう』と約束をした、あの日の夢を叶えることができてとても幸せです」とあふれる喜びを語っている。 シイノが旅先で出会うマキオ役には窪田正孝。衝撃的な原作に心打たれた窪田は、シイノとマリコについて「周りになんて理解されなくたっていい。どこまでも2人で突き進む強さに応援してしまう感情が湧き上がってきました」。そんな感情を抱き演じたマキオの人物像や佇まいにしばらくは思いを馳せていたい。タナダ監督が「ちゃんと傷つき、それでも生きてきた人だからこそ言える言葉を、マキオとして確かに紡げる人、それが窪田正孝さんでした」と起用の理由を語る通り、マキオの言葉は何かを変えるかもしれない。 マリコの実父役は、尾美としのり、その後妻・タムラキョウコ役には吉田羊がキャスティングされた。尾美は、幼い時から理不尽な暴力をふるいマリコを苦しめた実父役について、「畜生の役を振ってもらい、二つ返事で引き受けさせていただきました」と明かした。コロナ禍での撮影を振り返ながらも、「永野芽郁さんの新たな一面が観られます!とても良い気分になれると思います」と作品をアピールする。 |
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『マイ・ブロークン・マリコ』2022年秋に全国公開 公式サイト: |
出演:永野芽郁 奈緒 窪田正孝 尾美としのり 吉田羊
監督:タナダユキ
脚本:向井康介 タナダユキ
原作:平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』(KADOKAWA)
製作:映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ
制作プロダクション:エキスプレス
制作協力:ツインズ・ジャパン
配給:ハピネットファントム・スタジオ、KADOKAWA
©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会