『ALIVEHOON アライブフーン』イベント

映画情報どっとこむ ralph 日本が生んだ、剛・速・美を競うドリフトレース。大地を揺さぶるエンジン音、猛烈な白煙、車輪をスライドさせながらコーナーを抜ける超絶ドライビングテクニックと全世界の度肝を抜いたアクロバティック&ダイナミックな競技──その魅力のすべてに迫る最高峰のドリフトエンターテイメント、映画『ALIVEHOON アライブフーン』が6月10日(金)に公開いたします。

本作は、eスポーツ日本一のレーサーが、リアルドリフトの頂点を目指すというオリジナルストーリー。主演に野村周平、共演に吉川愛、陣内孝則、青柳翔、福山翔大といった豪華俳優陣が出演し、映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』でもテクニカル・アドバイザーを務めた、ドリフトキング・土屋圭市が監修する。監督・下山天が企画構想に3年を費やし、世界トップレーサーたちの実走出演でCGゼロの大迫力のリアルドリフトを描ききる!
この度、「自動車体験・体感イベント」をテーマに、最新自動車試乗会やパーツメーカーのデモカー試乗、レーシングカーのエキジビション走行など盛りだくさんのコンテンツが楽しめるモーターファンフェスタ2022in富士スペードウェイに於きまして、監修の土屋圭市、出演の織戸学、下山天監督のトークイベントを実施しました。

さらに、ドリフト競技の最高峰「D1 グランプリ」の開幕戦も同時開催!本作にも出演するD1ドライバーの中村直樹選手、横井昌志選手、北岡裕輔選手、川畑真人選手が参戦。追走トーナメント決勝では川畑と横井が対決し、見事川畑が開幕戦を制しました。まさに現役最高峰の選手たちの走りを体感できる映画『ALIVEHOON アライブフーン』の制作秘話や魅力を登壇者3名が熱く語りました!
 『ALIVEHOON-アライブフーン』
映画『ALIVEHOON アライブフーン』
スペシャルトークイベント

日時:4月24日(日)
会場:富士スピードウェイ 
登壇:土屋圭市、織戸学、下山天監督

映画情報どっとこむ ralph 本日、同時開催されたD1グランプリ第1戦終了後、雨天の中でもトークイベントに沢山の観客が集結。イベントの開始と共にCGゼロのカースタントによる華麗なドリフトを、GoProカメラで捉えた極限の映画メイキング映像が披露。その盛り上がりを受け、D1と言えばこの方―監修の土屋圭市、出演した織戸学、そして下山天監督がステージに登場。
 『ALIVEHOON-アライブフーン』
映画情報どっとこむ ralph 本作のメガホンを取った下山は、「今日は雨の中、お集まりいただきましてありがとうございます」と雨天の中トークイベントに集まった観客へ感謝を述べた。「『アライブフーン』の主人公が乗る車は、みなさんご存知の中村直樹さんが運転してます。そして、今日のD1グランプリ初戦・決勝では、川畑さんと横井さんが、この映画と同じ様にずっと死闘を繰り広げていましたが、川畑選手のスープラ、横井さんのシルビアも映画に出てまして、先程のレースと同じようにバチバチの死闘をしてるので、お二人のワンツーに感動しております!」とテンション上がりまくり。また「おかげさまで公開劇場は、全国200館を超えるんじゃないかということで、全国のイオンシネマ、TOHOシネマズ、MOVIX他のほとんどの劇場で見ることができます!」と日に日に作品への注目度が高まっていることをアピール。

本作に関してMCから質問を振られた土屋は、「基本的に走りが本物じゃないと観客はつまらない。やっぱりCGもスタントマンも使いたくなかったので、本物のD1のマシンとドライバーを使いませんかと下山監督に相談しました。そこから、話がどんどん面白くなっていったんですよね。ストーリーとしては、今世界中で話題のeスポーツから本物のドリフトのレースに挑戦するというのが面白いんじゃないかというところから始まりました」と企画立ち上げ時の話を明かし、さらに「下山さんと、カメラ壊そう、カメラ踏んづけよう、吹っ飛ばそう」と初めから限界ギリギリのシーンを撮影するためには機材が壊れることは覚悟の上だったことも語った。「カメラは10台、ドローン3台は墜落激突してしまいました。これは事故ではなく、壊れるまで撮影をして、壊れたらOKというギリギリのところまで攻めた結果ですので、それが大スクリーンで迫力ある映像になっているので、是非劇場で確かめください」と自信たっぷりにアピール。更に土屋は「やっぱりスタントマンを使ってしまうと、早回ししないといけなくなる。リアルの実写の速度で撮影したいというところで、本物のD1マシン、D1ドライバーでとお願いしました。スタントマンにはD1ドライバーのような四輪が地面から浮くような飛び出し方はできないので、やっぱり本物のドライバーでの実走が出来たのは良かったと思います。日本発祥のドリフトなので、日本のドライバーを使って世界に発信していきたいという気持ちはありました」と確固たる意気込みと、満足いく出来上がりをアピール。
 『ALIVEHOON-アライブフーン』
撮影現場でリアルでの走行シーンを見れなかったと話す織戸は、「僕は撮影時には走行シーンを見れてなく、試写会で初めて観て、これはすごいなと正直思ました。昔からドリフトの審査をやってきたので 同じような流れなんだろうなとは予測はつくものの、どれだけのシーンを撮っているのか分らなかったんです。実際に大スクリーンで観た時にこれは凄いとめちゃくちゃ感動しました。“本物”ですよ。ここまで“本物”のドリフトの走りを撮影している作品はないと思います。『ワイルドスピード』は目じゃないですね。本物の走りコースはエビスサーキットというだけあって すごくタイトだしカメラも近いし めちゃくちゃ迫力がありましたね」と、土屋と下山がこだわり抜いた映像に大興奮したことを明かした。そして織戸の回答を受けて土屋は、「我々もホットバージョンなどで毎月撮影しているので、どのアングルがかっこいいか、どういう走りがカッコイイかはわかっているので、それを下山監督にイベントに来てもらって、アングルを決めてもらいました。 我々の中では走りは出来上がっているんですよね。このドライバーでこの車だったら 中途半端で走ることは絶対しないなっていうのはありますからね。」と長年培ったドリフトの技術をこれでもかと下山に提案していたことを語った。下山は「ファンの皆さんは今日のD1も含めてレースの映像は見慣れているわけで、最高の映像を我々が提供しないと映画館で観る価値はないと痛感していました。はじめは、土屋さんと織戸さんの実況から撮影させて頂いて、中村さんや横井さんらには、お二人がこんなふうに実況していますよと伝えて、こんな風に走って下さいとかなりプレッシャーをかけました」と撮影秘話を明かしてくれた。

本作は福島県二本松の今は封鎖されているエビスサーキットの南コースで撮影されたことを聞かれると、織戸は「エビスサーキットの南コースは『アライブフーン』の撮影を最後に全面改修されてダート系のドリフトコースになるみたいです。『アライブフーン』の撮影が最後なんです。本当に貴重な場所で、最後のドリフトの走行ができました」とドリフトの聖地の最後の瞬間を映像におさめている事も披露。その撮影でも、クラッシュがあったらしく「ぶつかるシーンではなかったのに、横井さんと中村さんが本気で走った結果、クラッシュしたシーンもあります。言葉を借りると「腹に入る」とか、切り返しの時に当たってしまい、横井さんも映画のためにぎりぎりまで突っ込みましたし、中村さんもギリギリまで待ったんですけど、走行の時に「ビンタ」くらっちゃって、かなりダメージ食らっちゃったんです」と制作秘話を明かした。映画の中でも沢山の走行シーンがあるが、織戸は「ここだけの話ですけど、大会でのドリフトの映像で、『すごいなー』と感じることもあると思うんですけど、映画の中の走行シーンはそんなもんじゃない。本当にすごい」と大絶賛。

下山は、「eスポーツやゲームをやっている人を引きこもりと思う人もいるかもしれませんが、僕からするとeスポーツやゲームに取り組んで、自己を確立して、その世界の向こう側に挑戦する人だと思っています。映画は、主人公・紘一がリアルドリフトに出会うことによって、リアルとバーチャルの両方のトップを取りにいこうとする話で、リアルに成長していく物語になっていると思います」と作品を改めて説明。 そして土屋は、「10年前ぐらいから僕はeスポーツに関わっているのですが、今はeスポーツの人口がかなり増えていてますよね。10年前ぐらいだと引きこもりだとか、色々言われていたと思いますが、グランツーリスモが世に出たことで、世界競技とかになって、すごくゲーマーの子達に夢を与えていると思います。この映画もそんな風に夢を与えられる存在になるんじゃないかなっていうことで、下山さんに脚本を書いてもらったんです。」と未来に想いを馳せていた。土屋の言葉を受けて織戸も、「僕も10年ぐらいシミュレーターを取り入れて自分でやっていたんですけど 今年のスーパーGTでもeスポーツの チャンピオンが参戦したり、そういう物語が現実にあるので、この映画はリアルだと思います。主演の野村周平くんにプライベートで何回か会ったことがあるんですが、映画の中の彼とリアルな彼とのギャップが面白かったです。本当に2時間あっという間に終わってしまうくらい引き込まれる映画なので、本当に皆さん楽しみにしていてください。絶対に見てくださいね!3回見ても飽きないと思います」と力説していた。最後に下山は、「eスポーツや、蕎麦切広大選手のようにラジコン出身の選手などから世界でリアルレーサーが既に生まれている。また、女性レーサーも出てきたということで、D1がネクスト10年に向けて(「D1 NEXT 10 YEARSプロジェクト」)、この映画も含め、これからもっと賑やかになっていくと嬉しいですね」と笑顔で締めくくった。

映画情報どっとこむ ralph

映画『ALIVEHOON アライブフーン』

は、6月10日(金)より全国公開。

ストーリー
解散の危機に瀕するドリフトチームがスカウトしたのは、内向的な性格から人付き合いが苦手だが、ゲームにだけは驚異的な才能を放つゲーマー・大羽紘一。実車でもその力を発揮する紘一だったが、彼の前に生死をかけてレースに挑む者たちが立ちはだかる。今、紘一の覚醒したテクニック・情熱・勇気、そしてチームワークは、バーチャルとリアルの壁をブチ破り、新たな極致へー。
 『ALIVEHOON-アライブフーン』

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出演: 野村周平 吉川 愛 青柳 翔 福山翔大 / 本田博太郎 
モロ師岡 土屋アンナ きづき / 土屋圭市(友情出演) / 陣内孝則 
監督・編集: 下山天  
エグゼクティブプロデューサー・企画原案:影山龍司  監修:土屋圭市  プロデューサー:瀬木直貴・沢井正樹
脚本:作道雄・高明
音楽:吉川清之
主題歌:「Hunter or Prey」(NOISEMAKER)
製作:「アライブフーン」製作委員会(無限フィルムズ・福島民報社・コクーン・ソウルボート)製作協力:電通
後援:福島県・福島市・日本自動車連盟
配給:イオンエンターテイメント
©️2022「アライブフーン」製作委員会
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