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二宮和也『ラーゲリより愛を込めて』「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」 第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが山本幡男<やまもと はたお>である。ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯した。 |
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本編映像が初解禁そしてこの度、二宮が魂を込めて山本幡男を熱演した本編映像が初解禁となります!! |
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スーパーティザービジュアルも解禁 |
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『ラーゲリより愛を込めて』2022年冬、全国東宝系にて公開 あらすじ 第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する捕虜たちに、山本は訴え続けた― |
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原作原作は『男たちの大和』で新田次郎文学賞を受賞した女性作家・辺見じゅん(1939-2011)のノンフィクション小説『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫/1992年刊)。私小説・童話・詩歌など幅広い作品を生み出す中でも、関係者への丹念な聞き取りを元に構成されているノンフィクション作品で高い評価を受けており、その中でも発行部数20万部を超え、ベストセラーと謳われている作品である。当時の過酷な収容所生活を鮮烈に、虐げられ続けた日本人捕虜の心情の機微を繊細かつ詳らかに表現し、読者の心を揺さぶる珠玉の作品となっています。 『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫刊)著者:辺見じゅん著 【プロフィール】 |
原作:『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん著/文春文庫刊)
*『』(にじゅうかっこ)記載を遵守ください
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫
企画プロデュース:平野隆
出演:二宮和也 ほか
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝
公開日:2022年冬 全国東宝系にて公開
撮影期間:2021年10月下旬~2021年12月
ⓒ2022『ラーゲリより愛を込めて』製作委員会 ⓒ1989清水香子