映画情報どっとこむ ralph

「SUPER SAPIENSS」オーディションプロジェクト決定

サポーターと共に新時代のIP創造に挑む日本初のエンタメDAOプロジェクト
「SUPER SAPIENSS」開始から1ヶ月半で3200万円が集まる!
「オーディションプロジェクト」決定!
「SUPER-SAPIENSS」
昨日、昨日3月3日、「SUPER SAPIENSS」公式YOUTUBEチャンネルにて、
オンラインイベント「SUPER SAPIENSS NIGHT特別編 -新プロジェクト発表-」が実施された。
これまでたくさんの大ヒット映画を生み出してきた堤幸彦監督、本広克行監督、佐藤祐市監督が、日本初のエンタメDAO(自律分散型組織)プロジェクトを奏でる「SUPER SAPIENSS」。
この新しい試みを盛り上げるオンラインイベントが開催され、3人の監督と森谷雄プロデューサーが登壇した。

「オンラインイベント「SUPER SAPIENSS NIGHT特別編 -新プロジェクト発表-」

日時 2022年3月3日(木) 20:00~
配信 SUPER SAPIENSS 公式YOUTUBEチャンネル
登壇 堤幸彦・本広克行・佐藤祐市・森谷雄 司会:成瀬拓也

ファンディングページURL:
こちら
ファンディング実施期間:2022年1月19日(水) 16:30~ 2022年3月16日(水)16:30 予定
SUPER SAPIENSSサイト:
https://supersapienss.com

映画情報どっとこむ ralph

堤幸彦 × 本広克行 × 佐藤祐市 登場

「SUPER SAPIENSS」は物語作りから映像制作、コミカライズやグッズ制作といったことを“一気通貫”で行うプロジェクト。それを、監督やスタッフだけでなく、この企画に賛同するサポーターが「FiNANCiE」の「トークン」を購入することで、保有数に応じて映画作りに参加できるようになっている。たとえばオーディションに参加できたり、シナリオ設定やプロモーション方法に関する会議を視聴できたり、支援者投票企画に参加できるというものだ。

このイベントでは、まず森谷プロデューサーから最新情報がアナウンス。1月19日のプロジェクト発表から約1ヶ月半ですでにSUPER SAPIENSSに3200万円以上が集まり、それを受けて映像化が正式に決定したこと。さらに、「FiNANCiE」で現在販売されているファンディングの締め切りとなる3月16日までに2万円分以上のトークンを購入した人が参加できる「オーディションプロジェクト」が発足したこと、堤監督作品の脚本第一稿を「SUPER SAPIENSS」のコミュニティ内で公開することが明かされた。永続的に「SUPER SAPIENSS」のオーディションに参加でき、不要となればトークンを売ることもできるという、これまでのオーディションの仕組みとは異なるシステムとなっている。(※3月16日以降は、ファンディングメニューとしての購入ではなく、マーケットにてトークンを購入すればオーディション参加は可能。3月16日以降はトークン価値は変動する。)

これだけの金額が集まっていることに対して、堤監督は「共犯者になりたいという人がこれだけいて、貴重なお金をつかっていただいて…ありがたいです。新しいものをみなさんと作るんだ! と身が引き締まります」とコメント。3監督とも、より気合が入った様子だった。

続いてなんと生配信中に映画WEBサイト「映画.com」の取材が入るという、型にはまらない「SUPER SAPIENSS」らしい企画がスタート。3監督と森谷プロデューサーに、まだまだ全貌が見えない「SUPER SAPIENSS」プロジェクトの手がかりを探るべく質問が並んだ。

まず気になるそれぞれの監督作のストーリーについて聞かれると、前回のイベントで「刑事サスペンスものに異世界転生を加えたい」と話していた堤監督は、「僕のはそれです。プラス、人類そのものの大きな負債というか、人類が背負っているものを」と答えると、本広監督は「今のところは高校生の青春、バンドもの。音楽ものになると思ってます」とのこと。そして佐藤監督はと言えば、「地方都市の孤独。堤監督の“転生”とは違うけれど、“受け渡し”みたいなものを表現したい。まずは、ロケ地を募集したいですね」と語り、それぞれが思い描く「SUPER SAPIENSS」が着実に形作られていることが判明した。

3人の監督が楽しそうに語っていたのが、オーディションプロジェクトに関して。堤監督は、普段作る映画のオーディションで求める人材とは異なること、「役の突出した何か、個性というか、堂々と開花できる人と出会いたい。でも一方で、“この役を全うしたい”という人にも出会いたいというのもあります」と、このオーディションならではの出会いに期待している様子。

本広監督は、「僕はその役者さんに毎日会いたいかどうかというのが基準なんですよ。話がうまい人でもオーラがある人でも…。そのあとに役を植え付けていくのですが、そういう人に会えるといいな。あと、ここから出発していく人たちが出てくるといいな」とのこと。佐藤監督も、「新しい人に出会って、たくさん刺激をもらいたい。またその方が成長していってくれたら…。ふるってご応募ください!」と、オーディションへの参加を呼び掛けた。

オーディションの詳細について、森谷プロデューサーは「3人の監督、それぞれの監督の作品ごとに募集します。オーディション情報は、SUPER SAPIENSSのコミュニティ内で公開します。SUPER SAPIENSSの理念に共感した人に参加していただきたい」と告知。「一緒に作品を作りたい」という気持ちを大事にしていることがうかがわれた。

また、「SUPER SAPIENSS」は新しい試みばかりのエンタメプロジェクトになっているが、これまでの映画作りとの違いで期待していることについて話を聞かれると、3人のクリエイターとしての熱い想いが浮き彫りに。

堤監督は、「本来の映画の作り方として、自主映画を作ることと、オーダーされて作る作品とは違う。故に背負っている責任も非常に大きい。そういうことにワクワクするし、残念ながら私はテレビのバラエティから来た人間ですから、大学時代に青春の自主映画を高い問題意識で撮ったこともないし、プロがいっぱいいる業界の中で育ってきた人間だから、ここでひとつ“青き青春の雄たけび”をあげたいと思ってます!」と熱弁。すると本広監督は「僕もバラエティ出身で、すごく映画にあこがれてなぜかバラエティに行った若者だった。いろんな人に支えられて、映画監督になれた。だから、ある程度年がいったら若い人たちに何かしたいと思っていた」と告白。このプロジェクトが「映画祭にもつながっていったら…」と展望まで語った。

そんなふたりの「SUPER SAPIENSS」に駆ける想いを受けて佐藤監督は、「自分が責任をもって推し進めないと、(自分のパートについては)誰も進めないんだな、と。そういう責任と、どうなるんだろう?ってワクワクと両方あって、ふたりの監督から刺激をたくさん受けて…。僕は現在、いろんな意味で頑張らないと“やべぇな”って感じています」と、従来の映画作りとは違う緊張感を表現した。

プロジェクトに参加してもらうトークン保有者には「ゆくゆくは撮影したものや、いろんな段階で映像編集や音の編集したものも公開してイメージを共有してもらったりということも考えている。いろいろな仕上げの過程を経て作品ががらっと変わるかもしれない、そういう面白さも見てほしい」と堤監督が今後の展開について語る場面も。そのほか監督とオンライン交流会、オーディション審査員体験なども今後募集していく予定であることも発表され、さまざまな形で映画作りの経験とサポートができるのが「SUPER SAPIENSS」の魅力であることをアピールした。

***********************************
関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ