映画『to…』が池袋シネマ・ロサ塩野峻平監督の映画『to…』が池袋シネマ・ロサのインディーズフィルム・ショウ新人監督特集vol.8にて上映されることが決定しました。塩野監督の劇場公開は今回が初となります。 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭や門真国際映画祭など、大学在学中から複数の映像コンペティションで高い評価を得てきた塩野峻平が、コロナ禍の“端の人”を描くオムニバス映画を監督した。監督・スタッフの多くが現役の中央大学の学生であり、彼らが身を持って感じてきたコロナ禍の生きづらさを繊細に表現し、コロナ収束後の世界への希望を作品に託した。 〈監督コメント〉コロナウイルスによって我々の⽇常は⼀変しました。マスクなしでは外も歩けなくなり、授業もオンライン、友⼈たちと会う機会もなくなり、「普通」の⽣活ができなくなりました。報道ではコロナウイルスの感染者、濃厚接触者、後遺症の影響などコロナウイルスの影響を中⼼の部分で受けている⼈々が多く取り上げられます。しかし当時⼤学⽣であった私はその端で影響を受けている⼈たちを⾒てきました。新作を撮りたいと思っていた時、真っ先にテーマとして思い浮かんだのはその「端の⼈たち」でした。「普通」の⽣活ができなくなった中でも確かに⽣きている⼈たちを映像にしたいと強く思いました。タイトルの「to…」には誰かから誰かに思いが届くようにという意味を込めました。例えばそれが作品内での⼈物同⼠なのかもしれない、この映画を作った私たちから映画を⾒てくれた⼈かもしれない、映画を⾒てくれた⼈たちから私たち制作者へかもしれない。「誰かに、届け。」この映画が誰かに届きますように。 100名を超えるオーディションの中から選ばれたのは、植松優、東出薫、清水陽介、藍川きあら、猪征大、竹内詩乃。登場人物同様、コロナ禍で生きる6人の若い出演陣が集った。挿入歌は、YOASOBIのikuraも所属した、ぷらそにかの現メンバーである早希、YouTubeにて6.5万人以上のチャンネル登録者を持ちTikTokでも人気を誇るDayandNight、力強い歌声でインディーズ界隈を沸かせ精力的にライブ活動を行うマリナの3組が本作のために楽曲を書き下ろした。 キャスト、アーティスト、スタッフがそれぞれの視点、それぞれの役割で、コロナ禍の「今を生きること」を描いた作品です。 |
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塩野峻平監督『to…』2022年4月30日(土)〜5月6日(金) 公式HP: 公式Twitter: 公式Instagram: あらすじ 〈パート1小松(植松優)×立野(東出薫)〉
〈パート2要(清水陽介)×光(藍川きあら)〉
〈パート3大内(猪征大)×楠本(竹内詩乃〉
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出演:植松優、東出薫、清水陽介、藍川きあら、竹内詩乃、猪征大、江連健司、下石知美、内海詩野、小野孝弘、小澤うい、ほりかわひろき、笠⽊紘(赤枠工場)、円城寺正俊(赤枠工場)、早乙女大和(赤枠工場)、佐藤友⾥(赤枠工場)、湯淺惇紀(赤枠工場)
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挿入歌:〈Part1〉「なんでもない今日」早希
〈Part2〉「あなたへ」DayandNight
〈Part3〉「溶けないように」マリナ
スタッフ:〈監督・脚本・編集〉塩野峻平〈プロデューサー〉中村綾菜〈撮影・照明〉近藤実佐輝
〈録音〉大津研、釘本勇気、園田晃平、中山春佳〈美術〉じんりょうすけ
〈制作〉中山春佳、中村優希、松田美羽〈グレーディング・コンポジター〉堤脩太郎
〈ポスターデザイン・Web制作・パンフレット〉渡辺淳⼀〈製作協力〉イトーカンパニー
〈撮影協力〉三鷹フィルムコミッション他
(2021年/日本/82分/カラー/DCP)