ロンブー田村亮登壇『ブルー・バイユー』2021年カンヌ国際映画祭に出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションで喝采を浴びた、アメリカの司法制度に翻弄(ほんろう)される家族を描いた愛と感動の物語『ブルー・バイユー』が、2/11(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーされます。 本作は、韓国で生まれ、わずか3歳でアメリカに養子に出された青年が、自身は知る由もない30年以上前の書類不備で、国外追放命令を受けてしまった時、愛する家族との暮らしを守るためにある決断をするという感動作。この度、本作の公開を記念致しまして、2月3日に都内ホールにて、ロンドンブーツ1号2号・田村亮さんをゲストに迎えた公開記念イベントが行われました。 一時は芸能生活が危ぶまれながらも、日々切磋琢磨(せっさたくま)する真摯(しんし)な姿が世間からも認められ、見事にカムバックを果たした亮さん。紆余(うよ)曲折を経た今、バラエティー番組だけでなく、釣りやマラソンなど、幅広い分野で活躍している亮さんに「50歳になった今、大切にしていること」や、これからの人生について伺い、映画の主人公の様に“生きるのに不器用な大人”代表として代弁する内容のトークショーになりました。 |
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不器用な生き方をしている本作主人公にちなみ映画上映前にステージに登壇した亮さんは、映画を鑑賞して「養子縁組の問題というのも、僕らの身の回りであまり大きく騒がれていなかったので、自分の知らないことを教えてもらったような。ドキュメンタリーを観たような気持ちになりました」とのことで、特に印象に残ったシーンについて「最後のシーンはちょっとずるいくらいに不意打ちで来たので。泣いてしまいました。一番印象に残ってるのはそこですね」と答えました。 また本作で描かれている家族の絆について自身を省みることもあったようで、「ぶっちゃけて言うと、前にちょっと謹慎することがあって。その時に家族は何も言わずに見てくれているんだなと。そのことに感謝しているというか、頑張っていかないとな、という気持ちになりましたし、絆も感じましたね」と感想を述べました。 不器用な生き方をしている本作主人公にちなみ、自身の生き方について質問された亮さんは「僕はあまり自分のことを不器用だと思っていないんですけど、周りの人にはよくそう言われるんで。今日呼ばれたのもそうだけど、不器用だと思われているんだなというのは感じております」としみじみ。また相方の田村淳さんには助けられているなという思いが強いようで、「それこそ淳には助けられた。今では社長ですからね、今は経営者としての部分もありますし、僕はうまく立ち振る舞えないから、めちゃ腹が立ってると思います」とコメント。 そして最後のメッセージを求められた亮さんは、「この映画を見終わった時に、自分の家族のことをもう一回考え直すきっかけになるなと思いました。普通に生活をしているとついつい忘れがちになりますけど、映画を見終わった後に。そういえば息子はこんなのが好きだったな、奥さんはこういうのが好きだったなと。だったらおみやげを買っていこうかなと。考えるきっかけになる映画だと思うので、ぜひ観ていただけたら」と呼びかけました。 そしてイベント終了後に、報道陣からの取材に応じた亮さん。相方の淳さんが、直ちに政界進出する予定はないものの、政治には興味を持っているという報道がなされたことにちなみ、「淳さんが出馬されたらどうします?」という質問がぶつけられるひと幕も。それには「一票入れますよ」と宣言した亮さん。「その時は秘書になるのはどう?」とたたみかけられると、「それはないです。無理です」とキッパリ。「僕を秘書にするような人は当選しないです。それこそ皆さんが僕のことを不器用だということで呼んだのに。そんなやつが近くにおったら駄目です」と付け加え、報道陣を笑わせました。 |
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映画『ブルー・バイユー』原題:Blue Bayou |