なぜ日本映画は政治を語らないのか? 2015年の結成以来、「映画監督と時代」と題したシンポジウムを開催してきました「自由と生命を守る会」が、この度、今年3月に日本学術会議問題を考えるべく、学術界から文化、芸能、マスコミにまで幅を広げて作られた「学問と表現の自由を守る会」と共催で、シンポジウムを開くことになりました。 シンポジウムのタイトルは、「なぜ日本映画は政治を語らないのか?」 同じ疑問を持つ映画人は多く、映画監督のみならず、プロデューサー、配給・宣伝などいろんな分野のパネリストが集まりました。 |
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[映画上映&シンポジウム]2022年1月23日(日)PM12時00分スタート 12時00分 会場観覧(映画上映+シンポジウム参加): |
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『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』香港に自由を―― スー・ウィリアムズ監督による密着取材によって浮かび上がるのは、香港ポップスのアイコンであった彼女が、香港市民のアイデンティティと自由を守るために声を上げる一人のアーティスト、そして民主活動家へと変貌していく様である。その物語は、歪な関係にある香港と中国の過去30年間の情勢を見事に反映している。 そして、2019年6月。香港で「逃亡犯条例」改正に反対するデモが起き、彼女は再び岐路に立たされた。数百万のデモ参加者が街頭に繰り出した時、彼女は催涙ガスと放水砲が飛び交う通りに立ち続け、デモ参加者を守ろうとする。そして、国連やアメリカ議会で香港の危機的状況について訴え、自由と民主主義を守ろうとする人々の姿を世界に発信していくのだった。 |
監督・脚本・制作:スー・ウィリアムズ
製作総指揮:ヘレン・シウ
共同製作:ジュディス・ヴェッキオーネ
共同制作:ヌシャ・ベイラン
オリジナル音楽:チャールズ・ニューマン
編集:エマ・モリス 撮影:ジェリー・リシウス
字幕:西村美須寿 字幕監修:Miss D
協力:TOKYO FILMeX、市山尚三 資料監修:江口洋子
配給・宣伝:太秦
【2020/アメリカ/ドキュメンタリー/DCP/83分】
©Aquarian Works, LLC
公式サイト:deniseho-movie2021.com
Twitter:@deniseho_movie
Credits
Director/ Writer/ Producer: Sue Williams,
Editor: Emma Morris, Director of Photography: Jerry Risius,
Executive Producer: Helen Siu, Co-executive Producer: Judith Vecchione,
Co-Producer: Nusha Baylan, Original Score: Charles Newman