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ミラノ国際映画祭2021外国語映画最優秀作品賞を受賞

いまだに作品ファン(追いくずが増え続けている映画『ひとくず』上西雄大監督の新作『宮古島物語 ふたたヴィラ』がミラノ国際映画祭2021(MilanIFFにて)外国語映画最優秀男優賞柴山勝也、外国語映画最優秀作品賞を受賞。一企業のトップが、主演男優賞を受賞しました。
『宮古島物語 ふたたヴィラ』ミラノ国際映画祭2021
本作は、宮古島を舞台に、泊まれば心から願う再会を叶えてくれる「ふたたヴィラ」と呼ばれる小さなホテルに訪れる人物たちの葛藤や人情を描いた群像劇のヒューマンドラマ。主演を果たした柴山勝也氏は、大阪の企業、株式会社リゾートライフの会長を務める。上西とは『ひとくず』を柴山氏が観て絶賛してからの親交で、映像劇団テンアンツの良き理解者でもある。上西自身、『ひとくず』の父、と呼ぶほどの仲だ。
『宮古島物語 ふたたヴィラ』ミラノ国際映画祭2021
そんな柴山氏は、宮古島に着目し、リゾートヴィラやリゾートマンションを展開している。自身を「宮古島移住仕掛人」と呼ぶほど、宮古島に惚れ込んでいる柴山の想いをもとに映画が企画されました。

また、
出演者には上西作品に縁のある多彩な俳優陣が揃いました。

劇団メンバーの徳竹未夏、古川藍はもちろん、『ねばぎば新世界』で上西とW主演を果たした赤井英和。また特別先行上映が好調だった『西成ゴローの四億円』二部作(2022年全国順次公開)に出演している津田寛治や波岡一喜、『西成ゴローの四億円死闘篇』では女優生活60周年にして関西弁で強い印象の防衛大臣という役どころに初めて挑んだ、松原智恵子。さらに映画『月はどっちに出ている』(1993)で数々の映画賞を総なめにしたルビー・モレノが古川藍の母親役で出演。

今回受賞を果たしたミラノ国際映画祭2021は、今年の11月9日~12日まで開催。

映画情報どっとこむ ralph 上西作品は、短編『姉妹』、『ひとくず』に続き、3回目の受賞となります。

『宮古島物語 ふたたヴィラ』

物語・・・
バブル経済の破綻と共に、そのあおりを受けた大阪にて不動産業を営む男。
碧海貴吉は失意のまま大阪から宮古島にやって来る。自殺をしようとしたその時、亡くなった父・勘吉が現れ貴吉に叱咤する。ウミガメを見せた後「あの丘に小さなホテルを作れ。そしてその裏の砂浜にこのウミガメを放て…そうしたらそこは人を救う再開の場となり、お前の人生も救ってくれる」と言って消えていく勘吉。勘吉の言葉通り、ヴィラを建てる貴吉。
やがてそこは泊まれば心から願う再会を叶えてくれる「ふたたヴィラ」と呼ばれる。
時は流れ、宮古島へ降り立つ碧海陽葵。
母と自分を捨てた父貴吉を恨むが、その父が亡くなり内縁の妻甘潮優実に呼ばれ渋々来たのだった。貴吉の造り上げたヴィラに連れられ、そのヴィラに訪れる家族や島の住人達と触れ合う。
漁師の父に反抗し島を出た息子。
南城津吉は、都会で上手く行かずヤクザに追われながら島に戻るが、殺したヤクザの家から引きこもりの娘を連れ歩く。久しぶりに会った母 南城寿子は認知症により自分の息子が分からなくなっていた。
新型コロナウイルスによって夫を亡くした村川叶は、娘村川愛那と共に再会を果たせるヴィラに願いを込めて訪れていた。
行方不明になった娘を探す夫婦は、娘に似た人が宮古島に居るという情報を聞きつけ訪れる。
其々の家族が「ふたたヴィラ」によって、ほつれた想いをほぐし新しい絆をゆく。
陽葵は、母ジェニファーが娘が自分から離れることを恐れ父について嘘をついていたことを知らされる。甘潮から父貴吉
の想いを聞き、「ふたたヴィラ」継ぐことになる。天使となった貴吉は宮古島の美しい空と海で見守り続けてゆく …。

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キャスト
柴山勝也
古川藍 徳竹未夏 上西雄大
赤井英和 津田寛治 ルビーモレノ 高樹澪 丈 波岡一喜
松原智恵子
【スタッフ】
脚本/監督:上西雄大
プロデューサー:上西雄大 エグゼクティブプロデューサー:柴山勝也 上山勝也 草刈健太郎
撮影:吉沢和晃 吉田淳志 照明:齋藤正貴 録音:上村ゆきえ 編集:森本一平 目見田健
ヘアメイク:山畑里奈
音楽:川人千慧 挿入歌「ふたたびぬ歌」 唄:高樹澪 與那城美和 作詞:上西雄大
企画/制作:10ANTS 2020年/日本/カラー ©上西雄大
2022
年全国 公開予定
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