映画情報どっとこむ ralph 広瀬すずと松坂桃李をダブル主演に迎えた李相日監督最新映画『流浪(ルビ:るろう)の月』が、2022年に全国公開となります。

第3弾キャスト解禁!「多部未華子」の出演が決定!

癒えない心の傷を抱える佐伯文(松坂桃李)に寄り添う看護師、谷あゆみを演じる多部からコメントが到着しています!

多部未華子(谷あゆみ役)コメント

とても過酷な環境におかれている主⼈公のお話なのに、どこか温かく純粋で無垢な雰囲気がするとても魅⼒的な脚本だと思いました。
李監督とご⼀緒するのは初めてで、事前に色々な噂話を聞いていたので(笑)目を合わせるのも怖い…という印象でしたが、少ない時間の中で自分の役者としての何か(それを言葉にするのは難しいですがその何か)を得られたら嬉しいと思いました。
監督は、よく下を向いて考え事なのか悩んでいるのか、そういう⽴ち姿をよく見ることがあり、その長い時間の後になにを言われるのかいつもドキドキして、監督の前でお芝居をすると見透かされるというか、嘘がつけないと思うところがたくさんあります。
広瀬さん、松坂さんお二方とも、全身全霊で演じていらっしゃるのを現場にいる佇まいから強烈に感じ取ることができ、本当に⼼から尊敬します。
数少ないシーンで谷の繊細な⼼情や苦悩を伝えるのが難しいですが、私も頑張ります。
多部未華子『流浪の月』

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『流浪の月』

2022年全国ロードショー

実力と人気を兼ね備えた俳優・広瀬すずと松坂桃李の2人が紡ぐ物語は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1 位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる傑作小説が原作。10歳のときに誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない さらさ)を広瀬が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき ふみ)を松坂が演じます。更に、事件から15年後に文と再会してしまう更紗の現在の恋人・亮を横浜流星が演じることが先般発表されました。

いつまでも消えない“被害女児”と“加害者”という烙印を背負い、息を潜めるように生きてきた2人。誰にも打ち明けられない秘密をそれぞれに抱えたまま再会した2人が選んだ道とはーー?

恋愛、友情、家族愛……そんな既存の言葉では括れない、限りなく稀有な2人の関係性をスクリーンに描き出すのは、デビュー以来そのエモーショナルで骨太な作風で観客の心を鷲掴みにしてきた『悪人』『怒り』などの李相日(リ・サンイル)監督。また、『パラサイト 半地下の家族』『バーニング』『哭声/コクソン』『母なる証明』など、韓国映画史に残る作品を次々手がけてきた撮影監督・ホン・ギョンピョ、『キル・ビル Vol.1』『ヘイトフル・エイト』『フラガール』『悪人』『三度目の殺人』など、世界を股にかけて活躍する美術監督・種田陽平ら、国境を越えた才能が集結します。

<ストーリー>
雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2か月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後。“傷物にされた被害女児”とその“加害者”という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。が、更紗のそばには婚約者の亮がいた。一方、文のかたわらにもひとりの女性が寄り添っていて…
「流浪の月」原作書影

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原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)
出演:広瀬すず 松坂桃李 / 横浜流星 多部未華子
監督・脚本:李相日
製作幹事:UNO-FILMS(製作第一弾) 
共同製作:ギャガ、UNITED PRODUCTIONS 
配給:ギャガ
(c)2022「流浪の月」製作委員会   

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