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「痛くない死に方」「けったいな町医者」再ロードショー決定&新予告解禁

映画「痛くない死に方」及びドキュメンタリー「けったいな町医者」新予告解禁とアメリカLA映画祭で受賞のご報告!
  
在宅医療のスペシャリストであり実際に尼崎市で在宅医として活躍されている長尾和宏著の10万部突破のベストセラー「痛くない死に方」「痛い在宅医」を原作に映画化された「痛くない死に方」(高橋伴明監督、柄本佑主演)及び、長尾和宏氏の日常を追ったドキュメンタリー映画「けったいな町医者」(毛利安孝監督)は2021年2月よりシネスイッチ銀座で3ヵ月というロングラン上映を行って全国公開していたが、多くの方からアンコール上映の依頼が殺到し、11月19日(土)~シネ・リーブル池袋、他にて再ロードショーすることが決定。両作品の新予告編が完成した。

尚、今回は通常盤上映に合わせて、耳が不自由な方向けにバリアフリー上映(日本語字幕付き)を行う。

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『痛くない死に方』

柄本佑『痛くない死に方』
新予告編

<あらすじ>
在宅医療に従事する河田仁は、どことなく自分の中に矛盾や葛藤を抱えながらも日々医療現場に邁進していた。
そんな時、末期の肺がん患者である大貫敏夫に出会う。敏夫の娘の智美の意向で、入院ではなく「痛くない在宅医」を選択したというわけだ。
しかし結局、敏夫は苦しみ続けてそのまま死んでしまう。
「痛くない在宅医」を選んだはずなのに、結局「痛い在宅医」になってしまった。それならこのまま病院にいさせた方が良かったのか、病院から自宅に連れ戻した自分が殺したことになるのかと、智美は自分を責める。河田には突き刺さる言葉だった。
そんな中、河田は在宅医の先輩である長野浩平に相談する。長野の見解では、肺がんよりも肺気腫を疑い処置すべきだったと指摘される。結局、自分の最終的な診断ミスにより、敏夫は不本意にも苦しみ続け生き絶えるしかなかったのか……河田は悔恨の念に苛まれることになる。自分にはもっと別にすべきことが沢山あったのではないかと。
長野の元で在宅医としての治療現場を見学させてもらい、在宅医としてあるべき姿を模索する河田。大病院の専門医と在宅医の決定的な違いは何か、長野から学んでゆく。二年後、同じく末期の肝臓がん患者である本多彰を担当することになる。
以前とは全く違う患者との向き合い方をする河田。そんな河田にかかる患者たちは皆、管に繋がれただけの不自然な「溺死」を遂げることなく、無駄に苦しまずに最期の生を全うすることが出来ている。
患者の病そのものの断面を見るのではなく、在宅医は患者の「人生」を見て寄り添う。そのことに気づけた河田。そんな河田は今も、患者や家族が救急車を呼ぶ前に、患者の自宅に駆けつけ続けている。
 
監督・脚本:高橋伴明
原作・医療監修:長尾和宏「痛い在宅医」「痛くない死に方」(ブックマン社)
製作:内槻朗、人見剛史、小林未生和、田中幹男
プロデューサー:見留多佳城、神崎良、小林良二 
アソシエイトプロデューサー:鈴木祐介、角田陸  企画協力:小宮亜里
音楽:吉川忠英 撮影・照明:今井哲郎 美術:丸尾知行 録音:西條博介
編集:鈴木歓 助監督:毛利安孝 制作担当:植野亮 医療協力:遠矢純一郎、井尾和雄
制作:G・カンパニー  配給・宣伝:渋谷プロダクション
製作委員会:長尾和宏、G・カンパニー、ライツキューブ、渋谷プロダクション、ブックマン社
コピーライト:(C)映画「痛くない死に方」製作委員会
映倫区分:G  公式HP:http://itakunaishinikata.com/ 上映時間:112分
<キャスト>
柄本佑    坂井真紀  余貴美子
大谷直子 宇崎竜童  奥田瑛二    
大西信満 大西礼芳 下元史朗 藤本泉 梅舟惟永 諏訪太朗 田中美奈子
真木順子 亜湖 長尾和宏 田村泰二郎 東山明美 安部智凛 石山雄大 幕雄仁 長澤智子 鈴木秀人

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『けったいな町医者』


新予告編

【あらすじ】
1995年、病院勤務医として働いていた際に、「家に帰りたい。抗ガン剤をやめてほしい」と言った患者さんが自殺をした。それを機に、阪神淡路大震災直後、勤務医を辞め、人情の町・尼崎の商店街で開業し、町医者となった長尾和宏。病院勤務医時代に1000人、在宅医となってから1500人を看取った経験を元に、多剤処方や、終末期患者への過剰な延命治療に異議を唱える”異端”。

暦を過ぎた長尾は今も、24時間365日、患者の元に駆け付ける。そんな長尾の日常をカメラで追いかけたのは、新型コロナが猛威を振るう直前の2019年末。転倒後、思うように動けなくなり、以前自分の旦那を看取った長尾を往診に呼んだ女性や、肺気腫に合併した肺がん終末期の患者さんなどの在宅医療を追った。
リビング・ウィル(終末期医療における事前指示書)と長尾の電話番号を書き残し、自宅で息を引き取ったばかりの方の元に駆けつけた際の貴重な映像も交え、昼夜を問わず街中を駆け巡る長尾の日々を追うことにより、「幸せな最期とは何か」「現代医療が見失ったものとは何か」を問いかける、ヒューマンドキュメンタリー。    

出演:長尾和宏
ナレーション:柄本佑

スタッフ
製作:人見剛史、内槻朗、小林未生和
エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介、見留多佳城
企画:小林良二 企画協力:小宮亜里
プロデューサー:神崎良、角田陸
監督・撮影・編集:毛利安孝
制作会社:G カンパニー
配給・宣伝:渋谷プロダクション

尺:116min
公式サイト:@kettainamachiisha 
(c)「けったいな町医者」製作委員会

映画情報どっとこむ ralph また、10月11日まで開催されていたJapan Film Festival Los Angelesにて「痛くない死に方」の原作者、「けったいな町医者」の被写体として貢献したとして長尾和宏がBEST HUMANITY AWARDを受賞。「痛くない死に方」が最もアットホームな作品としてCHANOMA AWARDを受賞しました。

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