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『MINAMATA』アンドリュー・レヴィタス監督インタビュー

『MINAMATA―ミナマター』を9月23日(木・祝)にTOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開いたします。
『MINAMATAーミナマター』
この度、アンドリュー・レヴィタス監督のインタビュー映像&メイキング写真が初解禁!
ジョニー・デップは本作の主演を務める条件に「水俣の物語を正しく伝えること」そして、映画に新しいエネルギーをもたらす協力者を迎えること」の2つをあげていた。

その条件を満たし監督に抜擢されたのが、新鋭アンドリュー・レヴィタス。映画製作会社メタルワーク・ピクチャーズを設立し、レイフ・ファインズ監督の『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』や、自身の監督デビュー作『Lullaby』などを製作すると共に、写真や抽象絵画の作品で評価されているニューヨーク生まれのアーティストだ。

ユージンの物語を語るだけでなく、水俣の人々の物語を正しく描こうと決意したレヴィタスは、本作のテーマについて「色々あるが、1つは権力に真実を語る勇気。彼らは団結して世界に問題を提起し、立ち上がり抵抗する。」と説明。他にも「ヒロ(真田広之)の役は特に本作のヒーローです。」と語り、ビル・ナイの重要な役柄についても語った。

「正しく伝える」ためにジョニーが選んだパートナーであるレヴィタスが、どのように水俣の物語を描いたのか。
いよいよ、公開まであと1ヶ月。本作の続報にご期待ください!

メイキング写真

『MINAMATAーミナマター』『MINAMATAーミナマター』『MINAMATAーミナマター』photo: ©Larry Horricks 

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『MINAMATA―ミナマター』

9月23日(木・祝)TOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開

公式サイト:
longride.jp/minamata/

ストーリー
1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀におかされ歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側──そんな光景に驚きながらもシャッターは冷静に切り続けるユージンは、チッソの社長からのネガを大金で買うという申し出を拒否したために危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮る──。
『MINAMATAーミナマター』POSTER

【ウィリアム・ユージン・スミス William Eugene Smith(1918-1978)】
『MINAMATA(原題)』
1918年12月30日、アメリカ・カンザス州ウィチタ生まれ。世界的写真家集団「マグナム・フォト」の正会員。太平洋戦争において、サイパン、沖縄、硫黄島で戦場カメラマンとして活躍。戦後は一般の人々の生活を捉えていき、「ライフ」誌で発表した「楽園へのあゆみ」、「カントリー・ドクター」、「スペインの村」、「助産師モード」などのフォト・エッセイは世界的評価を得る。52歳の時に当時の妻アイリーンと水俣市に移住。3年間水俣市に暮らしながら水俣病の問題を取材し、1975年、アイリーンとの連名による写真集「MINMATA」がアメリカで出版され、世界中で大反響を呼んだ。翌年、ロバート・キャパ賞を受賞。1977年末、死去。享年59歳。写真集「MINAMATA」がスミスの遺作となった。

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製作:ジョニー・デップ
監督:アンドリュー・レヴィタス
脚本:デヴィッド・ケスラー
音楽:坂本龍一
原案:写真集「MINAMATA」W.ユージン・スミス、アイリーンM.スミス(著)
出演:ジョニー・デップ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子and ビル・ナイ
作品コピーライト:© 2020 MINAMATA FILM, LLC  
提供:ニューセレクト株式会社、カルチュア・パブリッシャーズ、ロングライド
配給:ロングライド、アルバトロス・フィルム
2020年/アメリカ/英語・日本語/115分/1.85ビスタ/カラー/5.1ch/原題:MINAMATA/日本語字幕:髙内朝子
photo: ©Larry Horricks 

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