濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』カンヌ国際映画祭コンペ部門へ主演に西島秀俊を迎え、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』(8月20日(金)より TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開)。 『ドライブ・マイ・カー』カンヌレッドカーペット新型コロナウイルスの影響で去年は中止となり、2年ぶりの開催となったカンヌ国際映画祭。例年よりも2か月遅れの7月開催ということもあり、7/11も夏日の晴天に恵まれた。そこへ、アクネ ストゥディオズのパンツスーツをスタイリッシュに身に纏うみさき役を演じた三浦透子と、花柄があしらわれたヴァレンティノの華やかなロングドレスを着用した家福音役の霧島れいかが登場。 |
|
場内に入ると、満席の客席からは大きな拍手が巻き起こり、コンペティション部門に出品されている本作への注目度の高さがうかがえた。 上映終了後、拍手喝采のスタンディングオベーション。場内が明るくなった時には多くの観客が監督、キャストたちへ称賛の声を投げかけた。この大きなカンヌの歓迎に、監督は目を潤ませコメント。三浦、霧島もカンヌでしか味わえない空間を笑顔で堪能している様子をみせた。 <公式上映直後のコメント>■濱口竜介監督 ■三浦透子すばらしい劇場で、たくさんの人たちと大きな画面でこの映画をみることができました。この映画を、この先の人生でもたくさん観るだろうけれど、この経験を超えるものは二度とないだろうなという、特別な空間で、特別な経験をすることができました。本当に幸せです、ありがとうございます。 ■霧島れいか非常に感動しました。一生の思い出になりました。今日ここにいるべきキャストの方たちがいないのが残念ですが、いっぱい報告すべきこともできました。いい経験をさせていただき、ありがとうございました。 授賞式はフランス現地時間7月17日(土)19:25(日本時間7月18日午前2:15)から行われます。 |
|
★第74 回カンヌ国際映画祭開催期間:7月6日(火)~7月17日(土)
|
|
『ドライブ・マイ・カー』公式サイト: 俳優であり演出家の家福は、愛する妻と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう。2年後、演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさきと出会う。行き場のない喪失を抱えて生きる家福は、みさきと過ごすなかであることに気づかされていく――。 |
西島秀俊
三浦透子 霧島れいか
パク・ユリム ジン・デヨン ソニア・ユアン
ペリー・ディゾン アン・フィテ 安部聡子
岡田将生
原作:村上春樹 「ドライブ・マイ・カー」 (短編小説集「女のいない男たち」所収/文春文庫刊)
監督:濱口竜介 脚本:濱口竜介 大江崇允 音楽:石橋英子
製作:『ドライブ・マイ・カー』製作委員会 製作幹事:カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&I エンタテインメント 配給:ビターズ・エンド
©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021/日本/1.85:1/179 分/PG-12