石井裕也監督最新作にして主演:尾野真千子『茜色に焼かれる』今の世相に正面から対峙し、もがきながらも懸命に生きようとする「母の生き方」を捉えた圧倒的な愛と希望の物語『茜色に焼かれる』が5月21日(金)より全国公開となります。 この世界には、誰のためにあるのかわからないルールと、悪い冗談みたいなことばかりがあふれている。まさに弱者ほど生きにくいこの現代に翻弄されながらも、正面から立ち向かう一組の母子がいた。この生きにくい世の中で、もがきながらも懸命に生きる親子、不器用ながらも己の信念に従って生きる主人公・良子の姿が、観る者の胸に深く突き刺さる感動作。果たして、彼女が最後まで絶対に手放さなかったものとは?これは、圧倒的な愛と希望の物語。 |
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仲野太賀や池松壮亮、前田敦子ら著名人コメント到着この度、本作の公開に向け、著名人の方々から絶賛コメントが続々と到着しました。 誰しもが歯を食いしばり、生きてる。 人類の終末感に相応しい美しい夕焼けと、生き延びてきた自己の物語。 石井監督やっぱりすごいです。尾野さん、はじめとするみなさんの熱演、本当に全てが素晴らしすぎて、魂が震える感覚を知れた気がします。 このクソのような世の中で真面目に誠実に日本の映画を撮ろうとしたらこうなった。 今の社会にこびりつく理不尽な決まり事に踏みつけられる母と子の、ひたすらにしなやかでひたむきな姿に、ただ心を締めつけられる。 静かな笑みという鎧でなんとか自身を保っていたひとりの母親が、鎧を脱ぎ捨て、丸腰で闘う姿に、唖然とし、落涙し、そして強く励まされた。 激しい作品だ。 どこかで大きなどんでん返しや、救いがあってほしいと願いながら見続けた。 人は哀しい。どうしてこんなに哀しいんだろう。 完全なる不幸の中に散りばめられた、一瞬の幸せの一つ一つに心が震える。 「なんで怒らないの」何度もどこかで聞いた言葉だ。 公営団地に暮らす母子家庭、母の失恋そして包丁の追憶。 日本のシングルマザーが経験するありとあらゆる苦難がこれでもかと。 追いつめられ、壊れかけつつも、踏みとどまっているーー 不条理を一身に浴びながら、それでも生きていく主人公が眩しい。 「生きる」とは、幸せを求めることと考えている人たちにこそ、見て欲しい。 息苦しい社会なのに、息の苦しさは隠蔽される。 ※順不同、敬称略 |
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映画『茜色に焼かれる』5月21日(金)より全国公開。 ≪あらすじ≫ 悪い冗談みたいなことばかり起きるこの世界で母ちゃんも、僕も、生きて、生きる。 |
尾野真千子
和田 庵 片山友希 大塚ヒロタ 芹澤興人 笠原秀幸 泉澤祐希 前田 勝 コージ・トクダ
前田亜季 鶴見辰吾 嶋田久作 / オダギリジョー 永瀬正敏
監督・脚本・編集:石井裕也
製作:五老剛 竹内力 ゼネラルプロデューサー:河村光庸
エグゼクティブプロデューサー:飯田雅裕
プロデューサー:永井拓郎 神保友香
共同プロデューサー:中島裕作 徳原重之 長井龍
『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ:朝日新聞社 RIKIプロジェクト
製作幹事:朝日新聞社 制作プロダクション:RIKIプロジェクト
配給:フィルムランド 朝日新聞社 スターサンズ
主題歌「ハートビート」/ GOING UNDER GROUND(ビクターエンタテインメント)
©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年/日本/144分/カラー/シネマスコープ/5.1ch R-15+