斎藤工×石田ゆり子が案内役『特集:ミニシアターに愛をこめて』第2弾放送決定
この日のゲストは、斎藤ら映画を愛する俳優たちが中心となって、コロナ禍に苦しむミニシアターを応援しようと立ち上がったプロジェクト「ミニシアターパーク」にも参加・協⼒をするなど、映画が好きだという女優・石田ゆり子が来場。この日の収録に「映画は大好きですけど、工くんは映画のことを何でも知っていますからね。観ていない作品もたくさんあるので、今日はたくさん教えてもらいたいです」と意気込んでみせた。テレビドラマなどでも何度か共演経験のある二人は、すっかりリラックスムード。和やかな雰囲気の中で収録は⾏われた。 ミニシアターという言葉を聞いて、思い出す監督・作品について質問された石田は「グザヴィエ・ドラン」と回答。「初めて観たのが『わたしはロランス』という映画だったんですけど、なんだこれはと思って。彼の映像の作り⽅が好きというか。内容が分からなくても、目が離せない感じがあって。美しいなと思いました」とコメント。 斎藤も「僕もドランの映画を劇場で観た時に、映画の文法がここから変わったなと思ったんです。そういう意味で彼は重要なフィルムメーカーだと思いますね」と続けた。その後も映画の話はもちろんのこと、俳優としての立ち位置、ライフスタイル、果ては竹野内豊との15年ぶりの共演作となる新作ドラマ「連続ドラマW 東野圭吾さまよう刃」の話まで、気心知れた同士ならではのトークで盛り上がった二人。収録を終えた石田は「工くんはさすがだな。素晴らしいですね。また呼んでください」と笑顔。「サントラでもファッションでも、自分の私生活に寄り添ってくれる文化がミニシアターなんだなと思いました。今日はゆり子さんとお話させていただいて、いろんなミニシアターの魅⼒を感じることができました」と続けた斎藤の言葉に、石田も「ミニシアターはなくならないでほしいですね」としみじみ付け加えた。 |
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■各作品のコメント
3月22日(月)夜11:00 『ナイト・オン・ザ・プラネット』石田︓わたしはウィノナ・ライダーさんと同世代なんです。とにかくこの映画のウィノナ・ライダーさんのチャーミングなこと。あんなにもガムをくちゃくちゃしているような役なのに、あんなにかわいく演じられる人ってなかなかいないと思います。 3月23日(火)夜11:15 『ルル・オン・ザ・ブリッジ』石田︓かなり不思議な作品だなと思いながら観ていました。主人公のイジーと、ヒロインのセリアの感じも、なんだか違和感をずっと感じていたんですが、そこが⾯⽩いと思って見ていました。セリフもなんだか⾯⽩かったですね。 3月24日(水)夜11:15 『穴(2001)』石田︓わたしはホラーが苦手なんですけど、本当に怖かったですね。それから主人公のソーラ・バーチが魅⼒的で。いろんな表情ができる子だなと思いました。それから若き日のキーラ・ナイトレイも出ていることに気付いてビックリしました。 3月25日(木)夜10:45 『アメリ』石田︓やはり何と言ってもオドレイ・トトゥさんのかわいさですよね。それに尽きます。そのための映画だと思うし、それでいいんじゃないかなと。そのためにここまで監督が作り込んでいて、彼女は幸せな女優ですよね。 |
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さらに、放送に入りきらなかった未公開トークをWOWOWオンデマンドにて3月22日(月)より配信予定︕ www.wowow.co.jp/wod |