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SixTONESの松村北斗と森七菜がダブル主演を務めた『ライアー×ライアー』の耶雲哉治監督が、“映画を語る”配信番組「活弁シネマ倶楽部」に初登場。文筆家の折田侑駿がMCを担当し、企画の成り立ちや、主演二人の魅力についてトークを展開させました。![]() 本作は、金田一蓮十郎による同名コミックを原作としたもの。両親の再婚で義理の弟になった同い年の透(松村)と同居中の恋愛経験ゼロの女子大生・湊が、ある日、友達の頼みで高校の制服にギャルメイクで街に出たところ、偶然にも透に遭遇。湊はとっさに自分のことを別人の“みな”だとウソをつき、それを信じた透は“みな”にまさかの猛アプローチをかけることに。普段はお互いに冷たい態度を取り合っている二人だが、見たこともない健気で一途な透の姿に、湊は真実を言い出しづらくなり、挙句の果てには“みな”として付き合うことになってしまう……。「まさかそんなことが……」と、つい呟かずにはいられないストーリー。 しかしそんな「まさか」が、本作では見事に成立している作品。 |
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松村北斗の芝居への前向きな姿勢は『ライアー×ライアー』耶雲哉治監督を語った少女マンガを原作とした映画作品が大好きだというMC折田は、これまでにこの手の作品を数多く鑑賞してきたそう。 さらに、「そこで挙がってきたのが、『ライアー×ライアー』の実写化。本作の透役は、松村くんのパーソナリティと重なる部分がありますし、この役って難しいと思うんです。湊と“みな”の前では演じ分ける必要があって、“一人二役”的なところがある。彼の芝居への前向きな姿勢は、こういったハードルも超えられるのではないかということで、“『ライアー×ライアー』と松村北斗”の組み合わせが決まりました」と続ける耶雲監督。これが決まった時点で、監督には声がかかったようだ。 「映画化に向けて、どのようにストーリーを作っていくかということを考えていく中で、森七菜さんのキャスティングが決まりました。彼女にもピッタリな役ですよね。企画の立ち上がりから脚本制作の過程には2年ほどの時間を要していますが、いざ『やるぞ』となってからは、いろんなことがトントン拍子で進んでいきましたね。昨年の夏に撮影したので、大変な中でのこととなりましたが、思いのほか上手くいきました」と本作の製作過程を振り返る耶雲監督。運やタイミングなど、さまざまなものに恵まれて誕生した作品のようだ。 そんな耶雲監督は、2014年に『百瀬、こっちを向いて。』で長編映画監督デビュー。その後、『暗黒女子』や『映画刀剣乱舞 -継承-』などの映画作品を手がける一方で、「NO MORE 映画泥棒」をはじめとする数多くのCM作品の演出を手がけてきた。この収録回では、映画の領域とCMの領域を横断する監督ならではの手腕にも言及。それぞれの活動がそれぞれの活動に、良い影響を与え合っているようだ。 |
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■活弁シネマ倶楽部■
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『ライアー×ライアー』公式サイト: W主演を務めるのは、飛ぶ鳥を落とす勢いの躍進を続けるグループ・SixTONESのメンバー、松村北斗。 <STORY> |
出演:松村北斗(SixTONES) 森七菜
小関裕太 堀田真由 七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズJr.)/ 板橋駿谷 竹井亮介 相田翔子
原作:金田一蓮十郎『ライアー×ライアー』(講談社「KCデザート」刊)
監督:耶雲哉治
脚本:徳永友一
音楽:遠藤浩二
主題歌:「僕が僕じゃないみたいだ」 SixTONES (Sony Music Labels)
製作:『ライアー×ライアー』製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース、ROBOT
配給:アスミック・エース
(C) 2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社