矢崎仁司監督の92年の作品『三月のライオン』がデジタルリマスター版で劇場公開となります。 本作は映画評論家トニー・レインズに「ジャン・コクトーの『恐るべき子供たち』以来の、近親相姦を描いた秀作」と言わしめ、アニエス・ヴァルダ、J.L.ゴダール、デレク・ジャーマンなど錚々たる監督らが手にしてきた「ベルギー王室主催ルイス・ブニュエル『黄金時代』賞」を受賞するなど世界各国の映画祭で話題を呼んだ作品で、日本公開時には10代の若者たちの熱狂的な支持を受け何度も見返す観客が続出。 「映画は理解するものではなく、感じるものだと思っている」と監督の矢崎仁司が語るように、色、光、音、極端に少ないセリフは、言葉では言い表せないイメージを繊細に映し出し、公開から30年が経とうとしている現在でも、 RADWIMPS 野田洋次郎氏や杉咲花氏などが『三月のライオン』のファンであることを公言しており、世代を超えて支持されている。 ※ ベルギー王室主催ルイス・ブニュエル「黄金時代」賞( PRIX DE L’AGE D’OR )とは |
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『三月のライオン』
デジタル・リマスター版、2021年2月26日(金)アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、アップリンク京都ほか全国順次公開 記憶を失った男。嘘をつく女。 兄と妹がいた。 ある日、兄が記憶を失った。 記憶喪失の兄は、恋人だという女と一緒に暮らし始めた。 そして、兄は恋人を愛した。 恋人の名はアイス。 氷の季節と花の季節の間に三月がある。 「映画は理解するものではなく、感じるものだと思っている」と監督の矢崎仁司が語るように、色、光、音、極端に少ないセリフは、言葉では言い表せないイメージを繊細に映し出し、感情を揺さぶる。記憶の中に漂う原風景とでも言うべきその空気は、何度でも思い起こす程に、鮮明になって行く。 公式HP:
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監督・脚本:矢崎仁司
脚本: 宮崎裕史、小野幸生/撮影監督:石井勲/音響:鈴木昭彦/美術:溝部秀二/記録:青木綾子/助監督:石井晋一/編集:高野隆一、小笠原義太郎/製作:西村隆
出演:趙方豪、由良宜子、奥村公延、芹明香、内藤剛志、伊藤清美、石井聰互(友情出演)、長崎俊一(友情出演)、山本政志(友情出演)、他
1991/日本/118分/DCP/1:1.33/カラー 配給・宣伝:アップリンク
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