映画情報どっとこむ ralph この度、日本、台湾、マレーシアの3つの街の年越しの風景を舞台に素直になれずにこじれた恋心たちを描いた『越年 Lovers』12月18日(金)より山形・仙台先行公開がスタート。(全国公開は1月15日(金)より新宿バルト9ほか)

先行公開記念舞台挨拶が仙台と山形で行われ、本作の峯田和伸と橋本マナミが参加いたしました。

日本、台湾、マレーシアと国際色のある本作の日本パートのロケ地となったのは、台湾アカデミー賞受賞監督であるグオ・チェンディ監督が美しい雪景色と春の桜の風景に魅了され撮影を決めた山形。地元出身の峯田和伸が数十年ぶりに帰郷する主人公・寛一を演じ、同じく地元出身の橋本マナミが寛一の幼なじみの碧を演じている。撮影は山形市内と樹氷で有名な蔵王でも行われ、数十年ぶりに再会する幼なじみ同士の恋の行方が気になる作品となっています。
山形と仙台の初日に当たり、「山形におかえりなさい」というパネルをもって駆け付けるファンの姿も見えるなど、折からの大雪にもかかわらず、熱気のある舞台挨拶ツアーとなりました。

日時:12月18日(金),19日(土)
会場:フォーラム仙台、フォーラム東根、ムービーオンやまがた、フォーラム山形
登壇:峯田和伸、橋本マナミ

映画情報どっとこむ ralph 「生まれ育った東北からの公開がうれしい」(橋本)
山形と仙台での先行公開の初日を迎えたことについて、「撮り終わっていたこの映画が、いつ公開されるのかなというのはありましたが、ようやく公開にこぎつけられて、日の目を見ることができてうれしいです。そしてお客さんの前に立てて、うれしく思っています。」と駆け付けた観客に声をかけた。また、橋本は「生まれ育った東北を皮切りに、公開できたというのがうれしいです。これから全国に公開していくので、盛り上げていってもらいたいです。」と答えた。

橋本は峯田との共演が怖かった?峯田は橋本マナミとの共演にがっちり握手!?
地元山形で撮影された本作について、出演オファーが届いた際の感想とお互いの印象ついて聞かれると、橋本は「峯田さんが出るかもしれないという段階でお話をいただいて、峯田さんは俳優さんとしても魅力的な方なので、ご一緒できたらうれしいなという気持ちと、いつもすごく自然な感じで演じられるので、自分がなじめるかどうか、最初は怖さも感じました。撮影現場で初対面だったんですが、同じ故郷だからか、いとこみたいな感じで、空気感がよかったですよね。」と峯田の演技の印象と、現場での出会いを振り返った。一方峯田は、「マネージャーから、山形が舞台の作品で外国の監督の作品ですと言われて企画書を見たら、橋本マナミさんが出る予定と書いてありました。その瞬間、やるでしょ、やりたいですね、とマネージャーとがっちり握手しました。」と語り、笑いを誘った。また「山形が舞台で、山形の人の役は演じたことがなくて、橋本さんも山形出身だし、小さい頃からしゃべっている山形言葉で演技ができたらおもしろいだろうなと思いました。」と振り返った。

リアルな山形の姿も見どころ
この作品について峯田は「アトラクションのような勢いのある作品ではないですが、身近な人たちが出てくるホッとできるような作品です。」と紹介。「生まれ育った山形の街の中で演技ができることが、自然な感じで演じられそうで嬉しかったです。これが25才でのオファーだったら、照れくささがあったかもしれませんが、今はそれが幸せで楽しみでした。完成した作品でも山形が綺麗だし、参加できてよかったです」と振り返った。本作には峯田、橋本をはじめとするプロの俳優陣のほかに、地元から演技経験のない方たちもセリフのある役どころで出演しており、ドキュメンタリー出身のグオ・チェンディ監督ならではのリアリティのあるテイストも特長。地元キャストとの共演について聞かれると「監督がドキュメンタリー畑の人だからというのもあると思いますが、子どもたちとか、犬とか、風景と一緒で素朴な感じが作品の色味と合っていて、いいなと思いました。」と語った。また、作中で峯田演じる寛一と橋本演じる碧の再会のきっかけを作る元教師の齊藤先生を演じた小林和彦さんについて「あれは演じようと思ってもできない!」と峯田が振り返ると、「すごいいい味をだしていましたね」と橋本。実は小林さんがサプライズで舞台挨拶の会場に駆け付け、「本当にたいへんに忙しい中、山形まで来てくれました。ありがとうございました。」と二人に声をかける一幕もあった。

クリスマス、恋人とは過ごさない峯田と幸せな出会いをした橋本
年末から年始にかけての恋愛模様が描かれる本作にちなみ、クリスマスの恋愛の思い出について問われると、峯田は「クリスマスは毎年ライブをやっていて、恋人と過ごすことはなく、ライブで毎年裸でケーキに飛び込むので、家に帰ってケーキの匂いを落としてから、またケーキを食べる」というエピソードを語ると「恋人と過ごすことないんですか!?寂しいですね…」と橋本が突っ込みを入れた。一方、橋本はクリスマスの恋愛エピソードについて、「今の夫と会ったのが2017年のクリスマスなんです。」と明かし、今年の出産に繋がるハッピーエピソードを披露した。


橋本「峯田さんが演じる寛一はリスみたいで可愛い」
峯田演じる寛一と橋本演じる碧が久しぶりに再会を果たしてこたつで雑煮を食べるシーンも見どころだと語る橋本は、「20回ぐらいリテイクをやって、最後の頃にはお餅も小さくなって、最後はなにもないお湯みたいになってしまって。でも完成版で採用されていたのは最初のころのシーンでした」と笑いを誘った。また「峯田さんが演じる寛一がかわいいです。小動物みたいにお雑煮を食べていたんですよ。その表情が面白くて、笑いそうになりました。リスみたいで。目がきょろきょろ動いて、もぐもぐ、もぐもぐみたいな。」と撮影を振り返る橋本の言葉に、峯田が照れて身もだえる一幕もあった。さらに 「一晩車の中で過ごした寛一を車から引きずりだすシーンで、ほぼアドリブに近いシーンだったんですが峯田さんがすごく重たくて、笑いをこらえながらやっていて、必死でした」と語り、会場の笑いを誘った。

峯田「この映画で旅行に行った気分になってほしい」
最後に峯田は「山形しか知らなかった自分が洋画を観て、主人公たちの後ろに映っている街並みを見てロンドンってこんな感じなんだと感じたり、こういう街に行ってみたいなと思ったり感動してきたのが、映画を好きになる理由でもありました。この映画は、台北の街並みから始まって、山形の雪景色が出てきて、風が強い街やマレーシアの街並みも綺麗です。今は実際に外国への旅行は難しいけれど、この映画でそういう気分になってくれたらいいなと思います。楽しんで帰ってください。」と呼びかけた。

映画情報どっとこむ ralph 『越年 Lovers』

山形・仙台で公開中、1月15日(金)より新宿バルト9ほか全国公開。

越年―新しい年を迎える瞬間の高揚はどこから来るのだろう。きっとそれは、新しいことが始まることへの希望。
いきなり男にビンタをされたシャオラン、初恋の相手に会うために数十年ぶりに帰郷した寛一、亡き母の家を片付けるモーリー。日本、台湾、マレーシアの年越しの風景を舞台に、不器用な3組が織りなす物語。台湾・アカデミー賞受賞(金馬奨)監督のグオ・チェンディ(郭珍弟)が愛に生きた作家・岡本かの子が紡いだ傑作小説をもとに、素直になれずにこじれた恋心たちを描く。
恋だけが人生じゃない。けれど、こんな恋があってもいいと思わせてくれる恋の物語。年を越えたら、新しい人生に出会えるかもしれない。

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峯田和伸 橋本マナミ 
ヤオ・アイニン(ピピ) オスカー・チュウ(邱志宇) ユー・ペイチェン(余佩真) ウー・ホンシュウ(呉宏修)
菜 葉 菜 吉村和彬 岡野一平 結城貴史
原作:岡本かの子「越年 岡本かの子恋愛小説集」(角川文庫)/「老妓抄」(新潮文庫)
監督・脚本:グオ・チェンディ(郭珍弟)
プロデューサー:片原朋子 吉村和文 饒紫娟 陳世庸
撮影監督:周以文 美術:陳炫劭 遠藤雄一郎 VFX:嚴振欽 照明:譚凱富 衣裳指導:黃中觀 宮本まさ江
サウンドデザイン:羅頌策 編集:陳博文 音楽:トマ・フォゲンヌ 助監督:吳怡靜 大野伸介
製作:ジェイアンドケイ・エンタテインメント ダイバーシティメディア 花千樹電影有限公司 現代電影沖印股份有限公司
台北市電影委員會 ㈶台北市文化基金會 臺北市文化局 臺北市政府
協力:彰化縣 山形県 山形フィルムコミッション 配給・宣伝:ギグリーボックス 後援:台北駐日経済文化代表処
2020年/台湾・日本/116分/中国語 日本語/シネマスコープ etsunen.com ©2020映画「越年」パートナーズ
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