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芦田愛菜の6年ぶりとなる待望の実写映画主演作『星の子』が10月9日(金)全国公開となります。 本日、「星」がキーワードの本作にちなみ、満天の星が広がるプラネタリウムに芦田愛菜が登壇し、本作の大ヒット祈願イベントを行いました。芦田演じる中学3年生のちひろが恋するイケメン先生役・岡田将生からメッセージも到着。撮影時のエピソードを語りました。 ![]() 日時:9月29日(火) |
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6年ぶりの実写映画主演作『星の子』の公開が、いよいよ来週金曜、10月9日に公開が迫り、芦田愛菜は「わくわくします。たくさんの方に観ていただけたらうれしいなと思います」と気持ちを語った。まず、原作者の今村夏子からのコメントが読み上げられ
原作者・今村夏⼦コメント 「今村さんが描いたちひろとストーリーがあると思っていたので、撮影時には、何度も原作を読み返しました。そのように言っていただけ嬉しいです」と喜びを語った。 今村から「原作者であることを忘れて・・・」と絶賛された同い年のちひろ役だが、その人物像を芦田は「自分の意見をしっかり持っていますが、自分を表現するのは下手な子」と捉え、「家でのいろいろと悩むちひろですが、学校では心を許せる友だちがいたり、ちひろの多面的な部分を表現できたらと思っていました」と振り返った。また、「演じている時、私の部分が少なくなって、ちひろが大きくなる。いつもそういう感覚です」と打ち明け、撮影中は、家族からも「『話し方が抜けていないよ』と言われることもあり、いつもちひろが心のどこかにいた感じでした」と語った。 本作でちひろは、新任の南先生一目惚れし、ノートに南先生の似顔絵を描き続ける日々を送るが、その南先生に泣かされるシーンがある。そんな南先生を演じた岡田将生からのビデオメッセージが届いた。岡田は本作を観て、「自分も心がものすごく痛くて、だけど南先生という役を全うして演じさせていただいた」と語り始める。が、演技とはいえ、芦田を泣かせてしまったことを「申し訳ない気持ちはありましたが、泣かせるつもりでお芝居させてもらったので… …すみませんでした」と謝罪。「観ていて複雑でしたが、芦田さんの演技に本当に魅了されました」と続けた。「信じることは何なのかを考えるきっかけになる映画なので多くの方に観てもらいたい」と本作をアピールしつつも、最後まで謝罪モードだった。これを見た芦田は「役ですから。岡田さんも私も全力で演じたので全然そのようには思っていないです」と笑顔。「ちひろはそれまで人の悪意を知らずに生きてきた。好きな人に初めてひどい言葉を投げかけられ衝撃的で心に刺さったと思います。教室で怒鳴られるシーンはみんなの前で存在を否定された気持ちになり、一番演じていてつらかったです」と岡田とのシーンを語った。休憩中は「岡田さんは数学の先生だったので『どうやって解くんだっけ?』って聞いてくださったり、すごくフランクにフレンドリーに接してくれました」と振り返った。そして「次は仲がいい先生と生徒役で共演したさせていただきたいです」と岡田にメッセージを送った。 続いて、本作が多くの方に届くように、こちらの会場にたくさんの「星」を輝かせて、大ヒット祈願する点灯式へ。芦田が 「映画『星の子』、たくさんの方に届いて大ヒットしますように!」とステッキを振ると、プラネタリウムが、昼の秋空から夜の空へ、会場全体に星空が広がった。満天の星を見た芦田は「きれいですね。久しぶりに星空を見ました」と感激した。 |
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『星の子』
10月9日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開 日本中を涙させたドラマデビュー作「Mother」から10年。天才子役から本格女優へと羽ばたく芦田愛菜の堂々たる主演映画が誕生した。象徴的だったロングヘアを大胆に切って挑んだ主人公は、撮影時、芦田愛菜自身と同じ年だった中学3年生のちひろ。芦田の表情一つ一つが、多難な思春期を生きるちひろの複雑な感情を見事に物語る。原作は『むらさきのスカートの女』で令和初となる第161回芥川賞を受賞した今村夏子。最注目の作家の小説が初めて映像化される。監督・脚本は『日日是好日』で第43回報知映画賞監督賞を受賞した大森立嗣。その他にも音楽の世武裕子を始め『日日是好日』のスタッフが集結し、不遇な環境を生き抜くヒロインの健気で涙ぐましい姿を描き出す。世界が大きく変化し新しい時代を迎える2020年に、全世代の心を打つ感動作! |
キャスト:芦田愛菜 岡田将生 大友康平 高良健吾 黒木華 蒔田彩珠 新音 永瀬正敏 原田知世
監督・脚本:大森立嗣(『日日是好日』)
原作:今村夏子『星の子』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
製作幹事:ハピネット、ヨアケ 製作プロダクション:ヨアケ、ハーベストフィルム 配給:東京テアトル、ヨアケ
公式サイト:hoshi-no-ko.jp ©️2020「星の子」製作委員会