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「されど青春の端くれ」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019でグランプリ&シネガーアワード(批評家賞)の二冠を受賞した森田和樹監督の待望の最新作『ファンファーレが鳴り響く』が、9月18日(金)から開催されるゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020のオープニング作品として特別上映されることが決定しました。
本作は、森田監督の人生を投影するスプラッター青春群像劇。病気のせいで、仕事の面接で面接官に相手にもされなかった森田監督が、吃音症についての動画を見た時に、自分の中でリンクして、自分を吃音症の主人公に投影させ、執筆した。
主演は「デイアンドナイト」、「ラ」、「花と雨」などの話題作に次々と出演する笠松将、ヒロインに「左様なら」「アイネクライネナハトムジーク」「楽園」など、存在感のある役柄を演じることに定評がある祷キララ。その他、川瀬陽太、黒沢あすか、大西信満、日高七海、上西雄大、木下ほうかなど、日本映画を支えてきた役者たちが脇を固める。
9月1日より配信されているsachi.が書き下ろした本作の主題歌「美しい人生」のMVは、森田監督がディレクターと撮影を担当した。
本作は、10月17日より新宿K’s cinema(10月17日(土)から10月23日(金)は、14:40〜、16:45〜、18:50〜、10月24日(土)から11月6日(金)は、15:00〜、17:00〜)を皮切りに、10月23日より岡山メルパ、11月6日より千石劇場(長野)、横浜シネマジャック&ベティ、名古屋シネマスコーレ、第七藝術劇場(大阪)、京都みなみ会館、土浦セントラルシネマズ(茨城)での上映が決定しています。
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この度、予告編、追加場面写真、ヒロインの祷キララのコメントが解禁となった。
■ヒロイン・祷キララ コメント
どんな映画だと思われるんだろう。正直、全然わかりません。でも、私はこの映画に登場する七尾光莉という人間を、異常だとは全く思わないし、演じることで守りたいと思いました。彼女の選択には理由があって、彼女はそれを心から信じている。心から何かを信じたり何かにすがることって、勇気も、覚悟も必要なことだと思います。光莉がそれまで生きてきた十数年で経験したり考えたりしてきたこと全部の中から、1番強い気持ちで選んだものが、スクリーンに写っているはずです。勿論、色んな感じ方があると思います。好きな人も嫌いな人もいると思います。好きって言われるのも、嫌いって言われるのも、嬉しいです。感じてもらえることが1番だと思ったので。自由に見てみてください。
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『ファンファーレが鳴り響く』
10月17日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開
【STORY】
高校生の明彦(笠松将)は、鬱屈した日々を過ごしている。持病の吃音症が原因でクラスメイトからイジメられ、家族にその悩みを打ち明けられないどころか、厳格な父親(川瀬陽太)からは厳しく叱咤され、母親(黒沢あすか)からは憐れんで過度な心配をされ、脳内で空想の神を殺しなんとか自身を保っている状態だ。そんなある日、明彦はクラスメイトの才色兼備な女子生徒・光莉(祷キララ)が野良猫を殺している現場に偶然居合わせてしまう。光莉は、生理の時に見た自分の血に興味を駆られ、他者の血を見たい欲求を持っていた。光莉は「イジメてくる奴らを殺したいと思わない?」と明彦に問いかける。その日から明彦の中で、何かが変わったのだった。明彦は、自身が学校でイジメられていることをホームルーム中に訴える。そのせいで明彦はさらにイジメグループから追い回されることになり、街中逃げ回るが、ついに追いつめられる。しかしそこで、光莉がまた野良猫を殺していた。そしてそのナイフで、光莉はなんと明彦をイジメている同級生を殺してしまう…。二人はその現実から逃げるように都会へと向かう。その最中に出会う、汚い大人たちをさらに殺していき、二人の血に塗れた逃亡劇は確実に悲劇に向かっていくのだった…。
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出演者
笠松将、祷キララ、黒沢あすか、川瀬陽太、日高七海、上西雄大、大西信満、木下ほうか、他
スタッフ
監督・脚本:森田和樹
製作:塩月隆史、人見剛史、小林未生和、森田和樹
プロデューサー:小林良二、鈴木祐介、角田陸、塩月隆史
撮影:吉沢和晃 録音:西山秀明 助監督:森山茂雄 特殊造形:土肥良成
主題歌:「美しい人生」sachi.
制作・配給・宣伝:渋谷プロダクション
製作:「ファンファーレが鳴り響く」製作委員会
©「ファンファーレが鳴り響く」製作委員会
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