アメリカ時間10月25日(日本時間10月26日)にリリースされたカニエ・ウェストの最新アルバム『ジーザス・イズ・キング』。本アルバムのリリースに合わせて、同タイトルのドキュメンタリー映画『ジーザス・イズ・キング』が、北米の350館以上のIMAXシアターと、他国125館以上のIMAXシアターで10月25日にプレミア公開され大ヒット!この度日本でも、本日12月6日(金)より3日間、グランドシネマサンシャイン(池袋)にて限定公開されることが急遽決定し、542席が即完売する程、大ヒット上映中です。
日本での上映を記念して、コラム二ストやラジオパーソナリティー、作詞家と幅広く活躍されている ジェーン・スー さんと、HIPHOP関連のライターとして、またラジオMCとしても活躍中の渡辺志保さんのお二人をお招きし、トークイベントを開催。満席のお客様の中、ディープなトークが展開されました。 カニエ・ウェスト作品「ジーザス・イズ・キング」IMAXトークショー付きスペシャル上映 トークイベント |
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このトークイベントの実現は、渡辺さんが自身のラジオで映画『ジーザス・イズ・キング』を60分特集したところから始まった。Twitterでラジオに参加したジェーン・スーさんだったが、その後も近所の喫茶店で、『ジーザス・イズ・キング』とカーダシアン家について1時間話した程、熱く盛り上がったという二人。
今日劇場に着いて、まずは、IMAXシアターについて感動したという。 渡辺さん:このIMAXシアター凄くないですか? スーさん:あまりの音の良さと映像の良さに、皆さん、今日観れて本当にラッキー! 渡辺さん:本作の下敷きになっている企画“サンデーサービス”を、最初、キム・カーダシアンやセレブのインスタグラムで見ていたんですが、いつか行ってみたいな、いつかあの輪の中に入って“ハレルヤ”したいと思っていたんです!IMAXで観ると、擬似体験感ありますよね? スーさん:そう、ここがある種の礼拝堂、教会に感じられるぐらいの迫力があるし、YouTubeで見られる他の“サンデーサービス”の動画とは全然違う!現代芸術映像!ドキュメンタリーというより、キチッと作り込まれた映像作品ですよ! 渡辺さん:なぜIMAX限定?と思ったんだけど、さっきちょっとだけ(本編の試写を)見て、カニエ・ウェストのこだわりを感じました。 スーさん:IMAXで観ないとダメだなと判りました。 渡辺さん:今日は(542席が)満席です! スーさん:平日にも関わらず、“サンデーサービス”に参加したい人がこれだけいるという! 話は最新アルバム「ジーザス・イズ・キング」や、カニエ・ウェスト自身の最近の動向に。 渡辺さん:アルバムでも“僕はあなたの奴隷じゃないし、あなたのエンタテインメントのために歌っているんじゃないんだ”とか言っているくらいですから。 スーさん:奉納感が出てきましたよね!人がギョッとすることをやって人の耳を集める方法ではなく。『ランナウェイ』くらいからMVでリップシンクしてないんですよね。 渡辺さん:カニエ・ウェストは、作品をどんな形であれ、世に出すことを全く恐れない。その心意気が凄いな、と。 スーさん:両極端の評価をキチッと取れることが、人の口に残りやすいんだと思う。 スーさん:キムと結婚してから“ファミリー”みたいなものに対する帰属意識とか、とにかく内側さえしっかりしていれば、あとはいいんだという、カーダシアン家ならではのあの価値観にカニエも影響を受けているんじゃないかな。家族の絆がカーダシアン家は凄いじゃないですか。思考が大分変わってきていて、私たちは出されたものを楽しむだけっていうね。 スーさん:神に対しての帰依の感じとかも含めて、ここに至るまで相当疲れていたんだろうな、と。ヒップホップのアーティストって、メイスとか、ある日突然、ガッと牧師になったりとか(笑)。もっと昔で言うとM.C.ハマーとか。行き着く先は、最終的に自己受容になっていくのかな、と思いました。 渡辺さん:神に対する信仰心をあらわにしていって、最新アルバムでは『ジーザス・イズ・キング』と! 渡辺さん:政治的には、トランプ大統領を熱烈に支持していたり、彼への憧れを語っていたり。カニエっぽいなと思うのは、自分は大統領選に投票していないんですよね(笑) スーさん:でも2024年(の大統領選にカニエ自身が)出るって言ったじゃん(笑)。その前に来年の大統領選がどうなるかですよ!それによってカニエの動向も相当変わると思うので! 渡辺さん:我々は見守るしかないという感じでしょうか(笑) 渡辺さん:本作の監督は、ファッション・フォトグラファーとしての経歴も持ち、レディー・ガガ『Born This Way』やカニエ・ウエスト『Bound 2』『Black Skinhead』などのMV監督も務めたニック・ナイトです。“サンデーサービス”は、最初は(日本でいう)田園調布の一番上のような超高級住宅地のカラバサスで行われていました。ブラッド・ピットが来たり!そのうち移動型ゴスペルイベントになって、本作は、今年の夏にアリゾナで行われた“サンデーサービス”を収録したものです。 スーさん:30分強のショートフィルムなんですけど、かなり見応えがあります。 渡辺さん:IMAXで観ると、とにかく没入感が凄いですね。“サンデーサービス”にまるで参加しているような気になります。 渡辺さん:それから、まだ具体的な日にちは決まっていないんですけど、アルバム『ジーザス・イズ・キング』の国内盤CDも出ます。ただ、カニエさんご本人(の許可)待ちということで(笑) スーさん:ってか、先週まで東京居たんだからさ、居てよ!(笑) 渡辺さん:今日、お呼び出来たのに!(笑) と、近日発売予定の国内盤CDの告知をしつつ、つい先日お忍びで来日していたカニエ一家ネタで会場の笑いを誘った。 最後に、今回の上映の大ヒットを受けて、当初、本日から8日(日)までの3日間限定公開だったものが、来週の13日(金)~15日(日)に急遽追加上映が決定したことが発表されると、会場は歓喜の拍手に溢れた。 |
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カニエ・ウェストのIMAX映画『ジーザス・イズ・キング』原題・英題:Jesus is King 大ヒットを受けて追加上映が緊急決定! 12/6(金)より3日間限定公開中のカニエ・ウェストのIMAX映画『ジーザス・イズ・キング』ですが、異例の大ヒットを受けてグランドシネマサンシャインにて追加上映が緊急決定しました! 【追加上映詳細】 https://jesusisking.imax.com |
製作:カニエ・ウェスト
監督:ニック・ナイト
出演:カニエ・ウェスト、サンデーサービス聖歌隊(The Sunday Service Choir)
製作総指揮:ダミエン・スミス / IMAX製作:ジョナサン・ジョセル / 主題歌・挿入歌:“SELAH” (IMAX VERSION) 、“SAY YOU WILL”、他11曲
配給:IMAX 2019|31分38秒|カラー|英語|アメリカ|G|