10月18日(金)から11月4日(月・休)までの期間「日比谷シネマフェスティバル」を開催しています。昨年、約140万人が来場した一大エンターテインメントイベント「日比谷シネマフェスティバル」では、最新技術と映画のコラボレーションの実現や、日本映画を字幕付きで上映する国際映画祭「トロント日本映画祭」を日比谷でも開催。普段は静かな空間で観ることの多い映画を、屋外大型スクリーンを中心に“観る”だけでなく“参加する”ことにもこだわったフェスティバルです。
開幕から7日目となる本日「トロント日本映画祭映画 in 日比谷」では、『ウスケボーイズ』の柿崎ゆうじ監督に加え、出演の出合正幸さん、竹島由夏さん、伊藤つかさんが登場し、舞台挨拶を行いました。 |
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出合さん:この映画が初めて公開されてから約1年数か月、このように日比谷で見ていただけるのは非常に嬉しく思います。 僕は醸造家の役を演じました。この話を聞いた時に、初めて、ワイン・お酒の勉強をしました。それ以前は、お酒が飲めず、この役作りをしていく上、ワインが好きになりまして、今まで一滴も飲めなかったのが、飲めるようになり、 今では家で飲むまでに好きになりました。この映画を見て、ワインを飲んでみたい、飲みたいな、と思っていただけると嬉しいです。 伊藤さん:日本のワインというと、私が20代の頃は、ちょっと甘くてどうなのかな、食事に合わせるのはどうかな、という印象だったのですが、今では“日本のワインはこんなにおいしくなったんだ”と思えて、(この映画は)それがよくわかる作品になったなと思っています。普段ワインがどう造られてるかわからないと思いますが、この作品をご覧になって、そういうところもわかって楽しんでいただけたら、と思っています。 竹島さん:この映画の中で、女性の醸造家を演じました。この作品の(舞台になっている)1999年の頃は、女性の醸造家は日本にほとんどいらっしゃいませんでした。私の役のモデルの方は、今でもワインを造っている方なのですが、「日本でワインを造りたい。ぶどうから、ヨーロッパと同じようにイチから造りたい」と今でも夢を追いかけていらっしゃる女性の醸造家を演じました。この作品は、ワインに人生をかけて、命をかけて、おいしいワインを造ろうと一生懸命に生きてきた人たちの物語です。見ていただいたらきっと、心に響くセリフやシーンがあると思います。この映画で日本ワインを理解していただいて、今夜は日本ワインで乾杯していただいたら嬉しいです。 柿崎監督:この企画に参加できたこと、心から嬉しく思います。8月にトロント日本映画祭に、ご招待いただき、行って参りました。この映画は、西洋で発達したワインを、日本人が日本のワインとして作り上げた物語です。日本映画とトロントの皆さんと色んな意味で交流ができて、非常に楽しい時間を過ごしました。この映画は、ワインだけでなく、友情、家族の愛、子弟愛を描いています。そこは世界共通だと思います。この映画を見て、ぜひ、ワインで乾杯していただければ。 『ウスケボーイズ』 |
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<「トロント日本映画祭 in 日比谷」>
トロントの日系文化会館で毎年開催し今年8回目を迎えた、北米最大級の邦画にフォーカスした映画祭「トロント日本映画祭」とタッグを組み開催をする屋外映画上映。今年6月のトロント日本映画祭で上映された映画の中から、8作品をセレクトし、大型ビジョンで英語字幕付きの上映をします。邦画のすばらしさを発信するとともに、外国人の方に邦画を楽しんでもらう機会として、都心で初めてとなる日本映画の祭典です。リラックスエリアも登場し、都心の真ん中で上質な映画体験が楽しめます。2019年大ヒット作“翔んで埼玉”をはじめ、全8作品を大型ビジョンで無料上映します。 実施期間:10月18日(金)~10月27日(日)19:00~21:00 ※作品により異なる 【上映スケジュール一覧】 10/25(金)『ねことじいちゃん』 ※監督挨拶は、19:00~ 雨天時はアトリウムでの実施となります。 |
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<第32回 東京国際映画祭 日比谷会場> アジア最大級の国際映画祭「第32回東京国際映画祭」の会場の一つとして、「映画・演劇の街」日比谷では、今年も屋外で映画を無料上映します。東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場に、高精細・国内最大級の屋外用LED、高音質の音響を設備した巨大ビジョンが出現します。会期中のイベントはすべて入場無料で、「最高の映画体験」をお楽しみいただけます。 実施期間:2019 年10 月28日(月)~11 月4 日(月・休) 予定 【第32回東京国際映画祭 日比谷オープニング上映】 【東京国際映画祭 屋外上映会】 【ゴジラ・フェス 2019】 |