映画情報どっとこむ ralph 豊原功補、小泉今日子らによる「新世界合同会社」初プロデュース作品

和歌山を舞台に若い男女の切ない逃避行を描くオリジナル作品制作決定!

昨年の9月に俳優、豊原功補、小泉今日子、外山文治監督らで立ち上げた映画制作会社「新世界合同会社」第1回目のプロデュース作品『ソワレ』がいよいよ始動!

役者を目指し上京した若者、岩松翔太。
生まれ育った海辺の街の高齢者施設で演劇を教えることになり、そこで働く山下タカラと、ある事件をきっかけに先の見えない逃避行を始める。

というストーリーが和歌山を舞台に展開されます。

外山文治監督は、短編『此の岸のこと』(10)が「モナコ国際映画祭2011」で最優秀作品賞など5冠を達成し、長編デビューとなった『燦燦―さんさん―』(13)で「モントリオール世界映画祭2014」から正式招待を受けるなど国内外から注目を集める。

『ソワレ』では外山監督が和歌山市出身のプロデューサー前田和紀の依頼で幾度となく和歌山を訪れ、オリジナル台本を執筆。
当地の名所・道成寺にまつわる「安珍清姫伝説」なども取り込み、夏の御坊市、日高エリアそして和歌山市を横断するロケを敢行予定。

ソワレ
主人公の翔太には世代随一の実力派俳優・村上虹郎(22) が外山監督とは二度目のタッグを組む。
ヒロインのタカラにはインディーズ映画で最注目の新星・芋生悠(21)(いもうはるか)。
100人以上のオーディションから大抜擢。

地元住民らでつくる「御坊日高映画プロジェクト実行委員」らのサポートで2019年7月5日にクランクイン、7月末にアップ、そして、秋の完成を目指します!

タイトルの“ソワレsoiree”とはフランス語で「陽が暮れた後の時間」「夜会」または劇場用語で「夜公演」を指します。
本作に関してプロデューサーの豊原は「誰もが心の奥底に秘める癒えることのない傷や大切な想いを“一夜かぎりのソワレ(夜会)に閉じ込め、次のまた新しい朝を迎え歩き出す」
というメッセージを込め本作への意気込みを語っています。

本作は和歌山が全面バックアップ!
地方創生の一環として、和歌山出身でもあるプロデューサー前田和紀の呼びかけのもと、和歌山県御坊市において「御坊日高映画プロジェクト実行委員会」を立ち上げたことに始まりました。多くのご協賛とともに、地元の皆様で盛り上げていただいています。和歌山市においても、このプロジェクトのさらなるバックアップに貢献いただいています。自治体においては「わかやまフィルムコミッション」より、地元への呼びかけ、およびロケーションへのご協力を賜ります。
官民皆様の多大なるご協力のもと制作が実現しました。

映画情報どっとこむ ralph <プロデューサー、村上虹郎、芋生悠、外山監督よりコメントも到着!>

★豊原功補:プロデューサー
外山監督の人の営みに対する深い観察眼を感じさせる「此の岸のこと」に強い感動を覚え、
その時からすでに何かに導かれるように新世界の立ち上げ、プロデュースへと至った気がします。
唸るような繊細さと躍動を併せ持つ村上虹郎、儚げでありつつも芯のある瞳の奥へと惹きつける芋生悠、
この二人の疾走する生命の瞬間を捉えさせたらどうなるのかと、とても胸がざわつく思いです。

★小泉今日子:アソシエイトプロデューサー
『此の岸のこと』に感銘を受け、僭越ながら外山文治監督の存在を世に知らしめたいと思った。
その思いが長年の夢だった映像作品のプロデュースという挑戦へと背中を押してくれました。
縁も所縁もない和歌山県と我々を引き合わせてくれたもう1人のプロデューサー前田和紀さんと共に全力でこの夏を駆け抜けたいと思っています。

★主人公・岩松翔太役:村上虹郎/むらかみ・にじろう
皆さまお元気ですか村上です。
待望の外山監督長編作です。きっと僕等が体感したことのない色やリズムによって
未知なる感情とその旋律に出逢えることと予言致します。乞うご期待。

★主人公・タカラ役:芋生悠/いもう・はるか
『ソワレ』の主演をやるということは自分の人生においても大きな出来事になると感じています。
W主演の村上虹郎さんは、目の前にするとより一層凄みを感じます。
絶対にこの人には嘘をつきたくないと思う何かがあります。
心を裸に。
一緒に演じられるのが楽しみです。

★脚本・監督:外山文治/そとやま・ぶんじ
これまで流行に背を向けて、「生活者」の心の在りようを撮り続けてきました。
時代が大きく変化し、作品主義・作家主義を今いちど掲げられる時に、この度の機会とご縁を頂くことができましたことを大変嬉しく思います。

映画情報どっとこむ ralph <クラウドファウンディングについて>
本作撮影中の7月18日よりMakuakeによるクラウドファウンディングがスタートいたします。
プロデューサーとしては、現場のリポートや動画、和歌山情報などを発信しながら、この映画のサポーターを募っていきたいと考えています。
村上虹郎さんは既にインスタグラムのフォロワーが17万人。
彼の発する言動やビジュアル、関わる作品は多くの人々の関心の中にあるでしょう。
芋生悠さんはインディーズ映画を中心に活動していますがインスタグラムフォロワー数1万人強。
彼女の将来に期待を寄せる人はこれからも増えることと思われます。
そして外山文治監督、まだ三十代ではありますが「此の岸のこと」「春なれや」「わさび」など短編集の上演はユーロスペース動員数で記録を出すほど注目されています。
海外での受賞経験もあり、その才能は少しずつ認知されています。
この若き表現者達を見守り育てる。
それがサポーターの方達の楽しみ、喜びになっていったら資金集め以上にこのクラウドファンディングの意味が広がる気がします。

・クラウドファンディングサービス「Makuake」
https://www.makuake.com/

映画情報どっとこむ ralph 『ソワレ』

2020年、全国公開

Twitter:@Soiree_Movie

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監督・脚本:外山 文治
主演:村上虹郎 芋生悠
プロデューサー:豊原功補、前田和紀
アソシエイトプロデューサー:小泉今日子
製作:ソワレフィルムパートナーズ
制作:新世界 配給・宣伝:東京テアトル
(C)2020ソワレフィルムパートナーズ

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